羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが――。1980年代末からサスペンス/スリラーの潮流を支配する“悪の金字塔”!

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  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    693円 (税込)
    獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが――。1980年代末からサスペンス/スリラーの潮流を支配する“悪の金字塔”!
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    737円 (税込)
    新たに誘拐されたのは上院議員の娘だった。捜査当局をはさみ、犯人の特定をめぐって議員とレクターとの間で取引きが進行する。だが、その過程でレクターは秘かにある計画を練っていた。一方、クラリスはレクターとの会話を咀嚼し、犠牲者の身辺を洗うことで、しだいに“バッファロウ・ビル”に肉薄してゆく――。稀代の“悪”と対峙し、内なる暗黒とも戦う彼女が迎える壮絶な終幕。

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羊たちの沈黙(上)(新潮文庫) のユーザーレビュー

時代を超えて色あせない魅力を放つ、ホラーサスペンスの金字塔!

主人公・クラリスは成績優秀なFBI訓練生。ある日、上司のクロフォードに呼び出されて、元精神科医にして凶悪犯のレクター博士に会うように命じられます。目的は、巷を騒がせている連続殺人犯"バッファロウ・ビル"のプロファイリング。
クラリスはレクター博士から、"バッファロウ・ビル"について聞き出そうとします。彼はクラリスに興味を持ち、ある条件を呑んだらプロファイリングを手伝うと申し出ます。
その条件とは、クラリスの少女時代のトラウマを教えることであり……。

本作の魅力はなんといっても、レクター博士の強烈なキャラクターです。
彼は人食い殺人で収監された危険人物でありながら、こちらが礼儀を失さないかぎりは理知的な紳士としてふるまうのです。間違いなく悪人なのに、嫌いになれない……このギャップこそ、彼の一番恐ろしいところなのかもしれません。
博士は底知れない狂気とカリスマ性で、多くの読者をとりこにしてきました。筆者もそのひとり。レクター博士が次に何を言い出すか戦々恐々としつつも、その言動に目が離せず、一晩で一気読みしてしまいました。

映画史に残る傑作『羊たちの沈黙』の原作にして、ベストセラー小説でもある本作。博士とクラリスの、命をかけたやりとりの緊迫感を、ぜひ味わってみてください。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    旧版は訳がヘンテコすぎて読むのやめました。
    初めて読む方は悩んでるようでしたらこちらをお勧めします。
    プロファイリング黎明期を舞台に、カニバリストで殺人鬼のレクター博士の助言をもとにバッファロウビルを追う話。
    まずはストーリーが良かったです。 テンポが良く、緩急が効いてて一気読みしてしまいました。

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    「まるでハンニバル・レクターだな」
    と、他の警察モノでセリフに出てくるくらい有名な本

    被害者の皮を剥ぐ「バッファロウ・ビル」と呼ばれる連続殺人鬼を追うクラリスと、豊富な知識と洞察で捜査を手助けする。"人喰い"ハンニバル・レクター博士、2人の駆け引きによって捜査が進んでいく。

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    映画版を観たのがもう、20年も前のことだから、内容に関してはほぼ完全に忘却の彼方。だから、この連続誘拐殺人の結末とかはまったく覚えてないけど、レクター博士との邂逅シーンとかは、読みながらそれなりに思い出した。それだけインパクトが大きかったってことやね。小説版でも不気味さは健在で、後半にかけてのハチャ

    0
    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    有名な小説なので読んでみた。
    踊る大捜査線のキョンキョンはこれがモデルだったのかと思った。

    訳したものは読みづらくて頭に入ってきにくいけど、ストーリーが面白いから読めた。

    感想の下書きを誤って削除してしまいやる気が出ないのでここまで。

    0
    2022年09月02日

    Posted by ブクログ

    アンソニー・ホプキンスさんのレクター博士のイメージはあるのだけど、お話の内容は全然覚えていないので再読。
    FBI訓練生のクラリスさんの成長が、連続殺人の被害者たちののどに押し込められた蛾の繭のイメージとリンクする感じ。
    今の自分から脱皮することは簡単ではないし、場合によっては脱皮の途中で死んでしまう

    0
    2021年12月11日

    Posted by ブクログ

    再読のはずなのにドキドキする。レクター博士とクラリス・スターリングのやり取りはウィル・グレアム(レッド・ドラゴン)に対してと同様に二人の共通点を探っているのではないかと思わせるところが怖い。早く下巻を読みたい。

    0
    2020年08月04日

    Posted by ブクログ

    専門用語についての記載が多く、イマーゴゥという語を知った。中学生の頃に教科書で読んだエーミールの話はこのイメージで書かれたのかなと思った。

    心理学用語辞典を買いたくなった。

    0
    2020年07月19日

    Posted by ブクログ

     みんなのアイドルレクター博士が活躍する作品。
     昔読んだ時も、羊たちの沈黙→レッドドラゴンの流れで読んだ気がする。ハンニバルも読んだのか、今の時点では若干うろ覚え。
     羊たちの沈黙は映画も見た。なので脳内で映像再生余裕である。

     昔の記憶よりも、クラリスが気丈でしたたか。
     そしてレクター博士が

    0
    2018年02月28日

    Posted by ブクログ

    映画は見てない。

    「ハンニバル」のほうになると作者のハリスおじさんの個人的嗜好がかなりすけて見えてくるのだが、羊たちの沈黙単体ではすごく出来の良い、良質なミステリーだと思う。

    2017年の時点で初めてこの本を読むと、さほど新しみは感じない(プロファイルとか、囚われの犯罪者との探り合いとか)けれど

    0
    2017年02月03日

    Posted by ブクログ

    映画は見たことあるけど、原作を読むのは初めてー。
    やっぱり面白い!
    『レッドドラゴン』も好きだったけど、これも違った感じで好き。
    一気に読める。

    だいたい映画は原作を越えられないんだけど、
    このハンニバル•レクターの威圧感とオーラみたいなものは、映画のアンソニー•ホプキンスの方が小説のキャラよりも

    0
    2016年12月10日

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