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アメリカで暮らすユダヤ人家族が、中東で発生した大地震と戦争を背景に、それぞれが新たな一歩を踏み出す姿をウイットと哀しさを交えて描く崩壊と再生の物語。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の著者が贈る、現代アメリカ文学の新たなる傑作。
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Posted by ブクログ
なかなか説明が難しい。 ユダヤ系アメリカ人のブロック家。ジェイコブと妻のジュリア、3人の息子サム、マックス、ベンジー。祖父母のアーヴィングとデボラ。そして、ポーランドからアメリカに渡ってアメリカにおけるブロック家の祖となった曽祖父のアイザック。 書店の書評だと「家族の崩壊と再生の物語」と一言で語って...続きを読むしまうのだが。 そもそもペーパーバックで800ページ超えの大作をそんな一言で語れるのか?だったら800ページでなく、もっと簡略に語れよ、と。 ジェイコブとジュリアを中心とする4世代のユダヤ系家族、夫婦間の愛情のすれ違い、親子の関係、ユダヤ教の慣習、そしてイスラエルに住む従兄弟家族との関係、イスラエルで天災が起きて、イスラム諸国との緊張が高まり、故国の存続の危機、ユダヤ民族としての危機、そして年老いた愛犬の安楽死、それが複雑に絡み合っている。 正直300ページくらいまでは、なかなか読み進められなかった。 しかし、それを過ぎたあたりから、話が動きを見せることもあって、あとは結末までスルスルっと読める。 確かに「崩壊と再生の物語」だが、それは単に家族というだけでなく、40を過ぎたジェイコブという男性自身のアイデンティティであったり、従兄弟のイスラエルに暮らすという選択の意味であったり、様々だ。 そして、やはりこういう「ユダヤ」を背景に選ぶ物語は、それに接する機会の少ない日本人には、理解し得ない部分も大きいのだろうと思う。
ポップで、お下劣ネタも多め。全く枝葉だけど、カート・コバーンって今はカート・コベインなのね? 次作は気候変動に取り組んだノンフィクションということで、読んでみたい。気候変動や環境問題は、小説界においても最早大きな潮流なのね。
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