ジョナサン・サフラン・フォアの作品一覧

「ジョナサン・サフラン・フォア」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2019/11/15更新

ユーザーレビュー

  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    文字通り「ものすごくうるさく」て「ありえないほど」訳がわからなくて、1ページあたりの情報量が多い本書。今年の7月に神保町の書店、豊崎由美さんの棚でこの本を見つけた時は、その夥しい付箋や書込みの量に驚いたけれど読んでいる間は全然気にならず、むしろ赤くて細い線の文字や鉤括弧、棒線に励まされるような不思議...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    レビュアーの多くがこの物語を9.11について特化して語るのは当然だとしても、私はもっとシンプルに、きわめてオーソドックスに“エディプスコンプレックス”について書かれたものだと感じた。
    だからオスカーについても「ちょっと変わった」なんて思わなかった。
    逆に、少し斜めから物を言ったり、覚えたてのちょっと...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    アメリカ同時多発テロから一年後のニューヨーク。父親をテロで亡くした8歳の少年オスカーが主人公。

    ネットや本でいろいろな知識を詰め込んでいて8歳にしては物知りで、独特のユーモアセンスを持っているオスカー。
    でも、エレベーターに乗るのが怖い、ジェットコースターにも乗れない。友だちも(たぶん)少ない。自...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    凄い小説だった。主人公の少年が撮影した写真や、もはやデザインにも近しい手紙風の挿話が含まれていたり、読むことが正しく映画的で体験ともいえるような本だった。

    911で父親を亡くした少年、ドレスデンの爆撃で恋人を失い、言葉の発し方も失ったその祖父、祖父の恋人の妹であり、祖父に去られてしまう祖母の三者の...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    映画公開前に読んでおきたかったので。読み終えて、『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』と同じ作者さんだということを知って驚いたし、なるほど!と納得した。『エブリシング~』は映画を観ただけですが、重たい主題をカラッと軽快に描くのが得意な作家さんなのだなと思った。原書がどうなっているかはわかりませんが...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!