ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

全米ベストセラー、人気若手作家による9・11文学の金字塔、ついに邦訳。9歳の少年オスカーは、ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパのものだった……。全米が笑い、感動して、心の奥深くから癒された、時代の悲劇と再生の物語。ヴィジュアル・ライティングの手法で編まれる新しい読書体験も話題に。

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    文字通り「ものすごくうるさく」て「ありえないほど」訳がわからなくて、1ページあたりの情報量が多い本書。今年の7月に神保町の書店、豊崎由美さんの棚でこの本を見つけた時は、その夥しい付箋や書込みの量に驚いたけれど読んでいる間は全然気にならず、むしろ赤くて細い線の文字や鉤括弧、棒線に励まされるような不思議

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    2023年09月15日

    Posted by ブクログ

    レビュアーの多くがこの物語を9.11について特化して語るのは当然だとしても、私はもっとシンプルに、きわめてオーソドックスに“エディプスコンプレックス”について書かれたものだと感じた。
    だからオスカーについても「ちょっと変わった」なんて思わなかった。
    逆に、少し斜めから物を言ったり、覚えたてのちょっと

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    2016年02月13日

    Posted by ブクログ

    アメリカ同時多発テロから一年後のニューヨーク。父親をテロで亡くした8歳の少年オスカーが主人公。

    ネットや本でいろいろな知識を詰め込んでいて8歳にしては物知りで、独特のユーモアセンスを持っているオスカー。
    でも、エレベーターに乗るのが怖い、ジェットコースターにも乗れない。友だちも(たぶん)少ない。自

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    2012年10月11日

    Posted by ブクログ

    凄い小説だった。主人公の少年が撮影した写真や、もはやデザインにも近しい手紙風の挿話が含まれていたり、読むことが正しく映画的で体験ともいえるような本だった。

    911で父親を亡くした少年、ドレスデンの爆撃で恋人を失い、言葉の発し方も失ったその祖父、祖父の恋人の妹であり、祖父に去られてしまう祖母の三者の

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    2012年09月08日

    Posted by ブクログ

    映画公開前に読んでおきたかったので。読み終えて、『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』と同じ作者さんだということを知って驚いたし、なるほど!と納得した。『エブリシング~』は映画を観ただけですが、重たい主題をカラッと軽快に描くのが得意な作家さんなのだなと思った。原書がどうなっているかはわかりませんが

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    2012年08月24日

    Posted by ブクログ

    ものすごく繊細で、ありえないほど力強い
    9.11で父親を亡くした少年オスカーが、父の遺品である謎の鍵の鍵穴を探して、ニューヨークの街を冒険する。オスカーと母、祖母と祖父それぞれの、深く深く傷ついた魂の物語です。
    生きる意味を失ったオスカーの、大人びていてひねくれた、でもとても純粋で子供らしい語りが、

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    2015年08月07日

    Posted by ブクログ

    正直、一回読んだだけだと良さを捉えきれない。まだ一回しか読んでないので、もう一回読んでみようと思う。
    父親を失った子供が探し物の冒険を繰り広げるのが中心で、そこにおばあちゃんやおじいちゃんの手紙が絡んでくる。ただ、この手紙が物語を理解する上での曲者で、代名詞だらけで途中でこんがらがってくる。おまえ、

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    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    映画がものすごくよかったので、ぜひ原作も読みたいと思って読んだんだけど、いや小説もよかったんだけど、映画はすごくエンターテイメントにキュートに巧みにつくったなあと感心したような。ストーリーも細かいところはけっこう違っていて、映画は本当にうまくオスカーの話を中心にまとめてあって、おじいさんやおばあさん

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    2017年08月19日

    Posted by ブクログ

    一編の長編だが、短編小説を読んでいるような気になる小説。
    わざと行間を詰めていったり、何枚もの写真を逆回しで載せたりと、装幀がかなり凝っているので、そんな仕掛けも楽しめる一冊。

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    2017年05月07日

    Posted by ブクログ

    終始、ワクワクしました。
    一人の少年が、9.11での深い悲しみから立ち直るまでの経緯を冒険的に描いたお話。
    ニューヨークという舞台が、ある意味すでに「冒険」ぽいですよね。

    読み終えて、もう一度タイトルの意味を考えると、とても感慨深いと思います。

    0
    2015年02月01日

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