大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を

779円 (税込)

3pt

江戸で起きた連続不審死!
現代科学と蘭学のコラボレーションで謎に挑む――

死体は何を語るのか!?


人気作家、推薦!

時代小説とミステリ。2つの「型」の組み合わせが絶妙。
物語の展開が気になってするすると読まされ、気持ちのいい面白さでした。
――有栖川有栖

ロジカルな推理の先に描かれる"ありえたかもしれない"歴史の偶然には思わず膝を打った。これこそ時代ミステリの醍醐味である。
――伊吹亜門


時間旅行者にして十手持ちの女親分・おゆうこと関口優佳は、現代でコロナ第2波が囁かれる中、江戸でとある内偵を依頼された。
前長崎奉行の元配下だった男の死に、不審の向きがあるという。調査を進めると、他にも同じ状況で急死していた者がおり、さらには新たな死者も……。
連続不審死に毒殺を疑うおゆうは、杉田玄白の弟子の協力も得ながら、日本史上初めての司法解剖に向けて動き出す!

【著者について】
山本巧次
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(宝島社)で2015年デビュー。
他の著書に、『開化鉄道探偵』(東京創元社)、『阪堺電車177号の追憶』(早川書房)、『途中下車はできません』(小学館)、『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』(講談社)、『早房希美の謎解き急行』(双葉社)、『鷹の城』(光文社)などがある。

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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう のシリーズ作品

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
    748円 (税込)
    江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す……が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだ――。優佳は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるのか……。ふたつの時代を行き来しながら事件の真相に迫る!
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤
    704円 (税込)
    江戸と現代で二重生活を営む元OLの関口優佳=おゆうは、小間物問屋の主人から、息子が実の子かどうか調べてほしいと相談を受ける。出生に関して、産婆のおこうから強請りまがいの手紙が届いたのだという。一方、同心の伝三郎も、さる大名の御落胤について調べる中で、おこうの行方を追っていた。だが、やがておこうの死体が発見され――。ふたつの時代を行き来しながら御落胤騒動の真相に迫る!
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢
    660円 (税込)
    史上最高額――根津・明昌院の千両富くじに沸く江戸の町で、呉服商の大店に盗人が忍び込んだ。同心の伝三郎たちは、その鮮やかな手口から、七年前に八軒の蔵を破った神出鬼没の盗人“疾風の文蔵”の仕業に違いないと確信する。一方、江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、長屋の奥さんから依頼された旦那探しと並行して、現代科学を駆使して伝三郎の捜査に協力するが……。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ
    660円 (税込)
    新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接北斎に尋ねてみることに。しかし、調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見された。同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、おゆうは現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを借り、事件を追いかける。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ
    660円 (税込)
    連続する蔵破りに翻弄される南町奉行所の伝三郎らのため、江戸と現代で二重生活を送るおゆうこと関口優佳は、科学分析ラボの宇田川に協力を依頼。現代で証拠品の分析をしてもらうだけのつもりが、彼も江戸へとついて来て、ドローンなど最新技術の力で捜査を行うことに……。やがて事件の関係者として、将軍家斉の側近・林肥後守の存在が浮かび上がる。背景には、大奥最大のスキャンダルが!?
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船
    748円 (税込)
    江戸と現代を行き来する関口優佳こと「おゆう」が、最新科学で江戸の難事件を解く人気ミステリー最新作! ロシアの武装商船アリョール号の船員ステパノフは、日本に漂着したところを捕らえられ、長崎へ移送されることとなった。しかし、陸路護送中、何者かの手引きを受けて脱走、江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備が敷かれ、同心の伝三郎やおゆうにも招集がかかる。そんな折、ステパノフの移送責任者の配下が死体となって発見され……。不穏化する江戸時代の日露関係の渦中で、おゆうは現代科学捜査を武器に、事件解決に奔走する!
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く
    748円 (税込)
    佐久間由衣主演で『時空探偵おゆう 大江戸科学捜査』としてドラマ化もされた<大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう>シリーズの最新作! 貧乏長屋に小判が投げ込まれるという奇妙な事件が起こる。江戸と現代で二重生活を送る十手持ちの女親分・おゆうこと関口優佳は、かの有名な鼠小僧の仕業かと色めき立つが、出現時期が史実と食い違っていることに困惑する。そんな折、おゆうたちは旗本の御用人から内々に相談を持ち掛けられた。ひと月前に賊が屋敷に侵入し、金二十両と刀一本を盗まれたというのだ。持ち去られた脇差は、妖刀「千子村正」だという。科学分析ラボの宇田川も江戸にやってきて、おゆうは鼠小僧の正体と村正の行方を追いかけるも、事態は長屋の浪人殺しに発展し……。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で
    750円 (税込)
    ドラマ化もされた「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」シリーズの最新作! 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出される東京を離れ、関口優佳は自宅から200年前の江戸時代へと避難することに決めた。自主隔離をしたのち向かった江戸で、十手持ちの女親分として活躍する優佳=おゆうは、早速、南町奉行所の同心・伝三郎からとある調査を頼まれる。このひと月の間、子どもが攫われ、数日後に何事もなく戻ってくるという事件が続いているらしい。一方、跡目争いで世間の耳目を集めている材木商・信濃屋の周りでは、ついに殺人事件が発生して――。おゆうは現代科学を駆使し、二つの事件の謎に迫る!
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を
    779円 (税込)
    江戸で起きた連続不審死! 現代科学と蘭学のコラボレーションで謎に挑む―― 死体は何を語るのか!? 人気作家、推薦! 時代小説とミステリ。2つの「型」の組み合わせが絶妙。 物語の展開が気になってするすると読まされ、気持ちのいい面白さでした。 ――有栖川有栖 ロジカルな推理の先に描かれる"ありえたかもしれない"歴史の偶然には思わず膝を打った。これこそ時代ミステリの醍醐味である。 ――伊吹亜門 時間旅行者にして十手持ちの女親分・おゆうこと関口優佳は、現代でコロナ第2波が囁かれる中、江戸でとある内偵を依頼された。 前長崎奉行の元配下だった男の死に、不審の向きがあるという。調査を進めると、他にも同じ状況で急死していた者がおり、さらには新たな死者も……。 連続不審死に毒殺を疑うおゆうは、杉田玄白の弟子の協力も得ながら、日本史上初めての司法解剖に向けて動き出す! 【著者について】 山本巧次 1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(宝島社)で2015年デビュー。 他の著書に、『開化鉄道探偵』(東京創元社)、『阪堺電車177号の追憶』(早川書房)、『途中下車はできません』(小学館)、『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』(講談社)、『早房希美の謎解き急行』(双葉社)、『鷹の城』(光文社)などがある。
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 抹茶の香る密室草庵
    789円 (税込)
    茶室で密室殺人! 日本家屋で不可能状況 衆人環視下で発生した殺人事件の謎に、 タイムトラベラーの現代人おゆうこと関口優佳が挑む! 事件を解くカギは、穴開け用ドリルとファイバースコープ!? (あらすじ) 茶問屋の清水屋が根津の寮で殺害された。居合わせた南町奉行所内与力・戸山の証言によれば、被害者の入室後、現場である茶室に近付いた者はいないという。「密室殺人事件に遭遇した!」と興奮する十手持ちの女親分・おゆうこと現代人の関口優佳は、友人である科学分析ラボの宇田川の協力を得て調査を進める。果たして、茶株仲間の主導権争いを背景に起きた日本家屋での密室殺人の真相とは? (著者プロフィール) 山本巧次 1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(宝島社)で2015年デビュー。他の著書に『開化鉄道探偵』(東京創元社)、『途中下車はできません』(小学館)、『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』(講談社)、『早房希美の謎解き急行』(双葉社)、『鷹の城』(光文社)、『急行霧島 それぞれの昭和』(早川書房)などがある。

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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    八丁堀のおゆうシリーズ、9作目。

    今回は解体新書で有名な杉田玄白の弟子、大槻玄沢が登場。江戸時代で司法解剖って、、、さすがに仁じゃないので、そこは上手く切り抜けられていました。まぁ、何だかんだ言って、現代の技術を江戸時代に持ってこようとするのは至難の業なわけで、それをどう使いこなすかがこのシリーズ

    0
    2023年04月24日

    Posted by ブクログ

    安定しています。

    今回は司法解剖ということで、杉田玄白の弟子が出てきました。おゆうは現代の知識として知っていたようですが、大槻玄沢なる人物を初めて知りました。
    歴史上に出てくる人物を歴史が変わらないくらいの関わりで登場させてくれるので、面白く読めました。
    今回は連続不審死を追う過程で、定番になった

    0
    2023年01月03日

    Posted by ブクログ

     あらら、もう9冊目か。時代ミステリ+タイムトラベルもの。もはや安定したストーリー展開で、何も心配せずに安心して読める。水戸黄門かよ(とツッコミ)。

     このシリーズには歴史上の人物もよく登場するのだが、今回は、蘭学者の大槻玄沢が登場する。「解体新書」を翻訳しなおした人物で、杉田玄白と前野良沢の弟子

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

    このシリーズは大好き。特に長崎とか蘭学とか、ちょっと「仁」を思わせる今回も面白かった。

    もうちょっとお話が長ければいいのに、と思いつつ、次の本までまた一年待ちます。

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    八丁堀のおゆうシリーズ9作目。
    前作に続き、現代はコロナ禍の最中。
    江戸時代の本作のテーマは蘭学。杉田玄白の弟子の大槻玄沢も登場する。
    不可思議な死に方をした武士の内偵をはじめた、おゆう達。すると似たような急死をした商人の主の事件が発生。
    長崎の出島からもたらされる蘭学のウンチクも楽しめる本作。楽し

    0
    2022年12月01日

    Posted by ブクログ

    今回は次々と起こる商人の主人の不審死。
    全て心臓疾患との見立てに、かえって不審が。

    その裏には薩摩藩が絡んでいる可能性が。
    幕末に起こる前兆の事件。
    国内ではない毒薬と突き止めるが。

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の現代と通常運転のお江戸を行き来するミステリー。
    お江戸でも東京でも聞きなれない毒物が使われるし、これまでの科学捜査が医学分野にまたがって専門外の宇多川もおゆうも翻弄されてる。
    このシリーズ、マンネリ化しないように作者がいろいろ手技思考を凝らしてて、わりと読むのが楽しみになってきた。

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    いい意味で安定した物語の進み。
    伝三郎との距離がなかなか詰まらないところで、宇田川が存在感増してくるんだけど、そっちより伝三郎との仲を深めてほしい、と思ってしまう。

    2022.12.30
    200

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    長崎に関わりのある人物たちが連続して不審死。謎解きを命じられた鵜飼の旦那とおゆう達の前に現れる蘭方医と巫女と示現流の使い手。黒幕は島津の大殿様? 段々宇田川の恋心があからさまになって来たシリーズ第9段。

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大江戸科学捜査の第九弾。

    元長崎奉行の配下が心の臓の発作で亡くなった件を、
    内偵するよう命じられたおゆうと伝三郎。
    事情を聞きに行った海鮮問屋の主人も心の臓の発作で亡くなる。
    偶然なのか、毒殺なのか。
    長崎で抜け荷が行われていたのか、薩摩藩と関係あるのか。
    今回は腑分け? 司法解剖?と思いきや、

    0
    2023年10月11日

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