神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

825円 (税込)

4pt

教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『神の代理人』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。

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塩野七生ルネサンス著作集 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―
    693円 (税込)
    見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった――フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスとは何であったのか』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。新潮文庫版に収録の「対談 塩野七生×三浦雅士」も掲載しています。
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―
    737円 (税込)
    若々しく大胆な魂と冷徹な現実主義に支えられた時、政治もまた芸術的に美しい。ルネサンスとはそういう時代であった。女たちはその時、政争と戦乱の世を生き延びることが求められた。夫を敵国の人質にとられれば解放を求めて交渉し、生家の男たちの権力闘争に巻き込まれ、また時には籠城戦の指揮もとる──。時代を代表する四人の女の人生を鮮やかに描き出した、塩野文学の出発点。 ※当電子版は新潮文庫『ルネサンスの女たち』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―
    715円 (税込)
    十五世紀末イタリア。群立する都市国家を統一し、自らの王国とする野望を抱いた一人の若者がいた。その名はチェーザレ・ボルジア。法王の庶子として教会勢力を操り、政略結婚によって得たフランス王の援助を背景に、ヨーロッパを騒乱の渦に巻き込んだ。目的のためなら手段を選ばず、ルネサンス期を生き急ぐように駆け抜けた青春は、いかなる結末をみたのか。塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―
    1,529円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―
    1,562円 (税込)
    群雄割拠、他国からの侵略も絶えないイタリアにあって、一千年もの長きにわたり交易で欧州を席巻、自由と独立を守りつづけた海洋国家ヴェネツィア。地中海に名をとどろかせた高度な統治の内容と、そこに生きる人々の叡知、そしてついには衰亡へと向かう壮大なドラマを詳述する。執筆当時を回想したメイキングを新たに収録。 ※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第4巻~第6巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―
    825円 (税込)
    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。 ※当電子版は新潮文庫『神の代理人』を元に制作しています。地図・年表なども含みます。
  • わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―
    1,716円 (税込)
    現代では権謀術数の代名詞にされる男の実像とは。イタリア・ルネサンス終焉の時代と同時代の人々をつぶさに描き、等身大のマキアヴェッリ像を浮かび上がらせた、塩野ルネサンス文学の最高峰。 ※当電子版は単行本(新潮文庫第1巻~第3巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

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神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでる途中でまさに劇中の舞台となっていたフィレンツェの、修道士サヴォナローラの影響を受けたボッテイチェッリの作品(死せるキリストへの哀悼)を見る機会があったりして、なかなか刺激的に楽しめた。(このタイミングで読んだオレ(・∀・)bグッジョブ
    あと、ヴェネチアいいなあ

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    読んで、一番面白かった章は、やはり、アレッサンドロ六世の章。法王としては現実主義すぎるかもしれないが、統治者としては安心できる。アレッサンドロの突然の病没がなければ、ローマの歴史は、全く異なっていたのではと思う。

    0
    2017年06月16日

    Posted by ブクログ

    中世ヨーロッパで「神の代理人」としてキリスト教世界に君臨したローマ法王をめぐる、政治的陰謀の数々を描いた本。おおむね史実通りに記述されている。バチカンの法王や枢機卿は政争に明け暮れており、地方の王侯貴族の方がよっぽど信心深いのが何とも…。在バチカンのヴェネツィア大使が「イタリア人は法王を人間だと思っ

    0
    2015年03月08日

    Posted by ブクログ

    著者の書き方のおかげかもしれないが、アレッサンドロ六世などグレーなのが魅力的。ジュリオ二世とかサヴォナローラみたいな独善的なのは無理。

    0
    2021年06月08日

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆2019年10月☆☆☆


    ルネサンス期の法王の物語。
    法王は、俗界にかかわりを持たない聖なる存在ではなく、欲望むき出しの人間らしい人間が多い。純粋に信仰心から行うことが、世の中を混乱させてしまう事もあり、なんか滅茶苦茶だ。そんな法王たちの物語。


    「最後の十字軍」 ピオ二世
    「アレッサンド

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。
    過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。
    教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。
    芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世…。権力

    0
    2019年09月08日

    Posted by ブクログ

    教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。
    過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。
    教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。
    芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世…。

    0
    2019年05月03日

    Posted by ブクログ

     法王を中心とした物語であるが、その内容はローマ人の物語、十字軍の物語と同じような構成である。史実に基づきその人物の性格を推測しつつ、いつどのようなときにどのような決断をしてきたかが書かれており、アレッサンドロ6世、レオーネ10世の章が特に面白い。

    0
    2012年12月03日

    Posted by ブクログ

    価値観が全然現代とは違ってるので、よくキリスト教第一の世界に住んでるな。
    人間の信じるという力に脱帽するし、多視点での物の見方が大事だと思う。
    教育って大事だなぁ。と今更思わされる一冊出した。

    0
    2021年11月08日

    Posted by ブクログ

    合う合わないがあるかな。前半はゆっくり、人物描写や心理変遷なども、細かな記述からその世界観を楽しんだが、だんだん、その構成と抑揚に読み疲れが出て、斜め読みすると、途端に読書の情熱が冷めてしまうような。説明書か教科書のような設定の羅列に置き去りにされてしまった。
    再読しようか、でも、そこまでのめり込め

    0
    2019年09月29日

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