下鴨アンティーク アリスの宝箱
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下鴨アンティーク アリスの宝箱

605円 (税込)

3pt

初夏を迎えた京都、下鴨。糺の森で、若いころ求婚の返事が聞けないまま婚約者を亡くした、と語る老人に出会った幸。(鶯の落し文)「香水瓶を返して」という女性が訪ねてきた日から、身辺に彼女の幻影を見るようになった春野。彼女の正体は……。(青時雨の客人)ほか、全六編収録。時代を超えて受け継がれる、古い物たち。そこに宿る想いを見届ける、シリーズ最終巻。 【目次】鶯の落し文/青時雨の客人/額の花/白帝の匂い袋/一陽来復/山吹の面影

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下鴨アンティーク のシリーズ作品

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1~8件目 / 8件
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部
    561円 (税込)
    【集英社オレンジ文庫創刊!】アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ
    627円 (税込)
    「持ち主が愛していた物は、不思議なことを起こすものだ」京都、下鴨――。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。鹿乃は、まわりの人びとに強力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは――。四編収録。
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文
    572円 (税込)
    蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…? 一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物を着た女性について調べていたが……。京都、下鴨が舞台。古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。好評シリーズ第3弾!!
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り……!? それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾!
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束
    572円 (税込)
    【シリーズ累計15万部突破!】京都、下鴨――。ある日、野々宮家を見知らぬ男性が訪ねてきた。知人の女性を探しているという。聞けば、その女性の祖母が、鹿乃(かの)の祖母に着物を預けていたそうだ。鹿乃が蔵から取り出したその着物には、斜めに横切るように鮮やかな赤い糸が描かれていた。ところが、まばたきする間に、その糸は切れてしまい……? 古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。【目次】星の糸/赤ずきんをさがして/雪花の約束/子犬と魔女のワルツ
  • 下鴨アンティーク 暁の恋
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃。そんななか、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一というその青年は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振袖について訊きたいのだという。該当する着物を蔵から出してきた鹿乃だったが、描かれた椿すべてが落花してしまい……? そして鹿乃と慧、ふたりの関係の行方は――?
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部
    583円 (税込)
    蔵に眠る「いわくつき」の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に――。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で『神隠し』に遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは――。 【目次】雛の鈴/散りて咲くもの/白鳥と紫式部/あとがき
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱
    605円 (税込)
    初夏を迎えた京都、下鴨。糺の森で、若いころ求婚の返事が聞けないまま婚約者を亡くした、と語る老人に出会った幸。(鶯の落し文)「香水瓶を返して」という女性が訪ねてきた日から、身辺に彼女の幻影を見るようになった春野。彼女の正体は……。(青時雨の客人)ほか、全六編収録。時代を超えて受け継がれる、古い物たち。そこに宿る想いを見届ける、シリーズ最終巻。 【目次】鶯の落し文/青時雨の客人/額の花/白帝の匂い袋/一陽来復/山吹の面影

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下鴨アンティーク アリスの宝箱 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いよいよ最終巻。この本の話以降も、みんながそれぞれ一歩ずつ歩んでいく事が想像できる話で、ほんわかしました。まだまだ、白露は心配で姿をあらわしているみたいですけど(笑)

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    白帝の匂い袋 が印象的です。

    伯爵家当主のお手つきになって生まれた鈴

    本家の奥様が 本当は鈴の母親と仲良しで 鈴を守ろうとしているのだとは 最初はわからない。

    嫁いだ 野々宮季秋や妹ふたり 姑の峯子から守られて暮らす

    そこへ 伯爵家の長男が追いかけてやってくる。

    慰み者にしようとする。

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    おもしろかったー。
    夢中になって読みました。
    大好きなシリーズがついに完結。
    大好きな京都が舞台ということもあって好きな作品でした。
    着物のことだけではなくて色々な伝承についても触れていて興味を持ちました。
    私も調べてみたい。
    終わってしまうのがさみしいです。

    0
    2022年10月02日

    Posted by ブクログ

    白帝〜の野々宮家の人達もみんな良い人。あの時代に鈴のことを温かく迎えて、偏見もない。樹下の奥様も、冷たいようで本当はひたすら鈴のことを思って苦しみは全て自分が引き受けて強い人。良鷹あんなにグータラソファに寝てたのが、幸のためにすっかり活動的に。虎の帯は慧に随分といけずなことを(笑)幸の不思議な力は個

    0
    2020年07月15日

    購入済み

    この巻が一番好きかも

    終わってしまった。
    あっという間に読み終えてしまった。
    とても素敵なお話。
    番外編の次の巻は出ないのかしら?
    もっと読みたいです。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    前作「白鳥と紫式部」で完結したと思いこんでいた。

    確かに鹿乃の物語は完結した。しかし新たに
    良鷹と幸の「下鴨アンティーク」の幕が上がった。

    私の大好きな「下鴨アンティーク」の世界が
    まだまだそこにあるという幸せに浸っています。

    幸の持つ力の正体も源泉もまだわからない。
    ひとつひとつの怪異が解き

    0
    2018年08月16日

    Posted by ブクログ

    下鴨アンティークもこれでおしまい。主に周辺の人たちの短編集。暖かい野々宮家の人たちに会えなくなるのはさみしいけど、最後まで無事たどりつけて嬉しい

    0
    2021年05月24日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。

    本編の後日談といいますか、番外編のような内容です。
    個人的にスピンオフ・番外編が好きという事もあって、本書の6篇も楽しく読ませて頂きました。本当、サブタイトルにある“宝箱”のようですね。
    本編の頃から、“野々宮家ルーツ話”がお気に入りだったので、本書では「白帝の匂い袋」が印象的で

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻で番外編。
    「鶯の落し文」「青時雨の客人」「額の花」
    「白帝の匂い袋」「一陽来復」「山吹の面影」の6編を収録。
    宝箱というだけあって、番外編らしく色んなお話が楽しめました。
    そしてさりげない蘊蓄もしつこくなくて好みです。
    なんて楽しいシリーズだったのでしょう♪
    こういう不思議は大好きで

    0
    2019年12月11日

    購入済み

    装丁が素敵!!

    シリーズの1作目を装丁に惹かれて購入してから結局全巻買ってしまいました。
    装丁も素敵ですが、お話の雰囲気もまさにこの惹かれた装丁の雰囲気そのままで、耽美でした。

    0
    2019年11月15日

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