下鴨アンティーク アリスと紫式部

下鴨アンティーク アリスと紫式部

561円 (税込)

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【集英社オレンジ文庫創刊!】アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?

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下鴨アンティーク のシリーズ作品

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  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部
    561円 (税込)
    【集英社オレンジ文庫創刊!】アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ
    627円 (税込)
    「持ち主が愛していた物は、不思議なことを起こすものだ」京都、下鴨――。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。鹿乃は、まわりの人びとに強力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは――。四編収録。
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文
    572円 (税込)
    蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…? 一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物を着た女性について調べていたが……。京都、下鴨が舞台。古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。好評シリーズ第3弾!!
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り……!? それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾!
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束
    572円 (税込)
    【シリーズ累計15万部突破!】京都、下鴨――。ある日、野々宮家を見知らぬ男性が訪ねてきた。知人の女性を探しているという。聞けば、その女性の祖母が、鹿乃(かの)の祖母に着物を預けていたそうだ。鹿乃が蔵から取り出したその着物には、斜めに横切るように鮮やかな赤い糸が描かれていた。ところが、まばたきする間に、その糸は切れてしまい……? 古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。【目次】星の糸/赤ずきんをさがして/雪花の約束/子犬と魔女のワルツ
  • 下鴨アンティーク 暁の恋
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃。そんななか、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一というその青年は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振袖について訊きたいのだという。該当する着物を蔵から出してきた鹿乃だったが、描かれた椿すべてが落花してしまい……? そして鹿乃と慧、ふたりの関係の行方は――?
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部
    583円 (税込)
    蔵に眠る「いわくつき」の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に――。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で『神隠し』に遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは――。 【目次】雛の鈴/散りて咲くもの/白鳥と紫式部/あとがき
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱
    605円 (税込)
    初夏を迎えた京都、下鴨。糺の森で、若いころ求婚の返事が聞けないまま婚約者を亡くした、と語る老人に出会った幸。(鶯の落し文)「香水瓶を返して」という女性が訪ねてきた日から、身辺に彼女の幻影を見るようになった春野。彼女の正体は……。(青時雨の客人)ほか、全六編収録。時代を超えて受け継がれる、古い物たち。そこに宿る想いを見届ける、シリーズ最終巻。 【目次】鶯の落し文/青時雨の客人/額の花/白帝の匂い袋/一陽来復/山吹の面影

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

下鴨アンティーク アリスと紫式部 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月13日

    読みやすくて、面白かった。特に難解の本を読んだ後だったので、余計にそう思ったのかも。恋愛が絡んできて、続編も気になります。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月18日

    本の好みが似ているお友達に教えてもらって読みました。京都が舞台の、アンティーク着物にまつわる不思議を解くミステリです。着物が題材なだけあって、着物の着こなしが出て来るのはもちろん、詩や俳句も登場するので面白いです。茶道をかじっていたため少しは着物のことが分かりますが、分からない色や柄を調べて頭の中で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月03日

    祖母から遺された蔵の中の着物の謎を、孫娘の鹿乃が解き明かす。
    古美術商の兄、良鷹や、下宿人で日本の近世文学の若き准教授である慧のたすけを借りながら。

    鹿乃がとにかくかわいい。
    いまどきの女子高生とは思えない。
    そして、外面イケメンとツンデレイケメンが彼女のわきをがっちり固める。
    何か、少女漫画をそ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年05月29日

    いつもだったら手に取らないタイプの本ではあったのですが、アンティーク着物の単語に惹かれ。

    短編がいくつか収録されている形なのが好きでした。
    文章もきれいだし、ミステリも、短編なのにしっかりと練りこまれていて、出てくるゲストキャラたちもそれぞれに人間らしくて、決して毎回大円団にならないのも好きです。...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年02月03日

    ツイッターなど至る所で目にかかり、私も購入。
    装丁も可愛いくてとても好み。

    着物が大好きな鹿乃がさまざまな着物に関する不思議事件を解決していくお話。
    着物のことが詳しく書かれていて、合わせ方など真似して見たいと思った。
    着物はたくさんは持ってないですが…

    シェイクスピアのソネット集のところはなん...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    フォロワーさんに教えていただいた本。
     とても可愛らしいお話。開けてはいけないと言われていた蔵、柄が変わった着物、泣く長襦袢、蔵の中の祖母の着物…不思議なことを解決していくのが面白くて気がついたら読み終わっていた。着物に惹かれる。
     源氏物語を大まかには古典の授業やその他諸々で知ってはいたけれど、も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月24日

    初めての作家さん。言葉選びや文の運びが何だか好きだった。鹿乃ちゃんもかわいい。着てる着物を見てみたいな。着物に疎いので、イメージできなくて残念。また追いかけたいシリーズが増えてしまった

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月12日

    着物に隠された謎。着物に残った様々な思いを文学作品を手がかりに解いていく。京都言葉の穏やかな会話が心地いい。慧も鹿野を思っているようなのに、自分の気持ちをそれとは認識していないよう。春野と知り合ったことで変化していくのかな。

    0
    購入済み

    ワクワク

    2020年06月08日

    素敵なお話です。
    着物の事は詳しくないけれど 目の前に着物が浮かびます。
    まだまだ長編なので 楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月03日

    古い着物にまつわる不思議な出来事。
    古典を絡めてちょっとだけオカルト要素(いや、ファンタジー?)あって、好みでした。

    おばあちゃんのツンデレが可愛すぎて悶える!
    主人公の恋愛の今後も気になるー。
    けど、慧ちゃんとは年が離れすぎでは……。

    0

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