下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

627円 (税込)

3pt

「持ち主が愛していた物は、不思議なことを起こすものだ」京都、下鴨――。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。鹿乃は、まわりの人びとに強力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは――。四編収録。

...続きを読む

下鴨アンティーク のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部
    561円 (税込)
    【集英社オレンジ文庫創刊!】アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ
    627円 (税込)
    「持ち主が愛していた物は、不思議なことを起こすものだ」京都、下鴨――。高校三年の鹿乃は、ぐうたらな兄と、近くの大学で准教授をしている下宿人の慧と三人暮らし。亡き祖母からアンティーク着物を譲り受け、同時に、蔵にある“いわくつき”の着物の管理も引き継いだ。鹿乃は、まわりの人びとに強力してもらいながら、着物の秘密と謎をひもといていく。長い時を重ねた物に宿る、持ち主たちの想いや願いとは――。四編収録。
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文
    572円 (税込)
    蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…? 一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物を着た女性について調べていたが……。京都、下鴨が舞台。古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。好評シリーズ第3弾!!
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り……!? それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾!
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束
    572円 (税込)
    【シリーズ累計15万部突破!】京都、下鴨――。ある日、野々宮家を見知らぬ男性が訪ねてきた。知人の女性を探しているという。聞けば、その女性の祖母が、鹿乃(かの)の祖母に着物を預けていたそうだ。鹿乃が蔵から取り出したその着物には、斜めに横切るように鮮やかな赤い糸が描かれていた。ところが、まばたきする間に、その糸は切れてしまい……? 古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。【目次】星の糸/赤ずきんをさがして/雪花の約束/子犬と魔女のワルツ
  • 下鴨アンティーク 暁の恋
    605円 (税込)
    京都、下鴨――。慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃。そんななか、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一というその青年は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振袖について訊きたいのだという。該当する着物を蔵から出してきた鹿乃だったが、描かれた椿すべてが落花してしまい……? そして鹿乃と慧、ふたりの関係の行方は――?
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部
    583円 (税込)
    蔵に眠る「いわくつき」の着物の管理を祖母から引き継いだ鹿乃。その着物も、とうとう最後の一枚に――。「桜の園」と名付けられた着物は、書き置きを残して失踪した野々宮家の女性のものらしい。彼女の足跡を追ううち、祖母が「叔母さんは、山で『神隠し』に遭うたんや」と言っていたと知る。神隠しの真相と、鹿乃と慧、そして良鷹、それぞれが未来に受け継ぐものとは――。 【目次】雛の鈴/散りて咲くもの/白鳥と紫式部/あとがき
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱
    605円 (税込)
    初夏を迎えた京都、下鴨。糺の森で、若いころ求婚の返事が聞けないまま婚約者を亡くした、と語る老人に出会った幸。(鶯の落し文)「香水瓶を返して」という女性が訪ねてきた日から、身辺に彼女の幻影を見るようになった春野。彼女の正体は……。(青時雨の客人)ほか、全六編収録。時代を超えて受け継がれる、古い物たち。そこに宿る想いを見届ける、シリーズ最終巻。 【目次】鶯の落し文/青時雨の客人/額の花/白帝の匂い袋/一陽来復/山吹の面影

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月01日

    一つずつ謎を解き明かしていって、全てはハッピーエンドではないのは当然だろうけど、そういう話もあるから、幸せって何か感じられるんだろうな、と思いました。
    あと、カバーイラストが大好きです!

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月02日

    シリーズ2作目!前回同様にほっこりしました。
    今回は着物だけじゃなく、オルゴールが登場しました。鹿乃ちゃんではなく兄・良鷹が活躍してちょっとびっくり。やる時はやる良鷹さん(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月01日

    恋になりそうでならない、胸がもやもやした感じの描写が良い。着物の他にも、文学や骨董や美味しそうなお菓子や料理が出て来て、もうたまりません。

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月28日

    一巻に引き続き、ゆったりと和やかな雰囲気。着物のあわせも素敵だけど、作中に出てくるご飯やお菓子も美味しそう。レモンパイ…作るのは難しいかなどうかな。食べたくなりました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月09日

    下鴨アンティーク、2巻目。
    前巻より切なさが増している気がする。
    着物の謎を解くことが本作の主題のようになってはいるが、その宿題を解決することでカノたちが救われることが温かく、祖母の愛情を感じる。

    今はお年寄りでも、当然ながら青春時代があり、恋をしていた時があり……
    それらを紐解きながら、誰かの心...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月30日

    シリーズ二作目。

    白川紺子さんの他のシリーズも、設定は魅力的なんだけど…。本シリーズ1作目の、あっさりした地の文の感じがなんだかもう一つ面白くなくて、素材は好きだし道具立ては好きなのに、長らく放置していた。で、なんで読む気になったのか。簡単なの。副題に『レモンパイ』ってあったから。私、レモンパイ、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月12日

    着物を着てお出かけしたくなるようなお話。三章は涙が止まらなかった。京都で空襲があったのを初めて知りました。華族時代の身分違いの恋の悲劇が度々語られますが、三章は本当に悲しい。四章は良鷹目線で探偵役。お嬢様のわがままと主家の身勝手さに振り回されたようで、さよさんが幸せで良かった。

    0
    購入済み

    フワッとした世界観

    2020年06月09日

    第二巻になってますますたのしくなってきました。
    現実とメルヘンの素敵な融合。
    次の巻も楽しみです。。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    シリーズ第2弾。
    「ペルセフォネと秘密の花園」「杜若少年の逃亡」
    「亡き乙女のためのパヴァーヌ」「回転木馬とレモンパイ」
    の四編を収録。
    今回も色んな秘密がたくさん埋もれていて楽しいやら
    切ないやらで大満足です。
    言葉遊びのようなことから、知らなかった小ネタが
    ちょこちょこ出て来て別の意味でも楽しか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月22日

    下鴨アンティークシリーズの第2弾。全4話。
    全体的には主人公鹿乃の性格と京都弁もありほっこりした優しい雰囲気。話はそれぞれテイストが違って可愛らしいものもあれば、悲しい話もありました。悲惨な描写があろものも。
    鹿乃と慧ちゃんの恋の行方も気になるのですが、鹿乃の兄の良鷹と骨董屋の娘の女子大生真帆の今後...続きを読む

    0

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社オレンジ文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す