ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
【シェイクスピア】1564~1616(ひとごろしイロイロと覚えます。謀略・発狂・嫉妬・情死、作品の登場人物は、考えられる限り様々な理由でこの世を去ります)。誕生日と命日は同じ4月23日。欧米の大衆娯楽演劇の原点、ハリウッドで最も売れている脚本家、世界で一番有名な作家です。名前は知っているけど、作品も大体見当がつくけど……、という方のための〈アトーダ式〉解説本。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
シェイクスピア作品は名作揃いでありますが、読むときにはあらかじめある程度の知識が必要です。 そこでおすすめなのが今回紹介する阿刀田高氏の『シェイクスピアを楽しむために』という本です。 この本を読めば早くシェイクスピア作品を読みたくなりうずうずしてきます。それほどシェイクスピアの作品を魅力たっぷりにお...続きを読む話ししてくれます。 私自身もこの本にとても助けられました。 ぜひシェイクスピアを読む前にこの本を読んでみてください。物語の楽しみが何倍にもなること請け合いです。
細部まで美味しい解説
語り口が見事だ。このように語られると、とても読みやすい。ただ述べるのではなく、先を読みたくさせる誘導がうまい。また、多岐に渡る素材を上手に配置して、これまた読みやすい。無闇に専門的ではなくて、しかもかなり詳しく核心をついて述べられている。
誕生日と命日は同じ4月23日。 欧米の大衆娯楽演劇の原点、ハリウッドで最も売れている脚本家、世界で一番有名な作家。 その名もシェイクスピアである。 本書では、彼の生涯と30を超える彼の戯曲の中から11を選んで紹介している 名前は聞いたことあるけど読んだことは…。そんな人にも楽しんでもらえるよう、...続きを読むユーモアを交えつつシェイクスピアの魅力を解説している 阿刀田さんの小説家ならではの着目と批評精神が本書の奥行きと面白さを生み出していて、ああこんなに面白いものなのか!と素直に思わせてくれる 著書を読むのはこれが始めてだけど、すごい人だ… 個人的に印象に残ったのは「オセロー」と「ウィンザーの陽気な女房たち」 「オセロー」は主人公が黒人。 決して差別問題がモチーフではなく 肌の黒さというものが醸し出すどうしようもない心理的葛藤を描いているところに面白さがある、と。 なるほど、これがシェイクスピアの凄さなのか…と腑に落ちた。 「ウィンザーの陽気な女房たち」は唯一オペラの舞台で見たことがあって、 本をちらりと読んでみたけど、むむ、入り込めない、、 やはり戯曲はあくまでテキストに過ぎず、舞台になって初めて生き生きと動き出すのでは…?とも思ってしまう とはいえ活字の世界に分け入らない理由にはならないので、いつか原作の良さもわかるようになりたい
やはりそうだったか! 「あの」シェークスピアを面白く思えない自分の理解力・感覚に劣等感を抱き続けていた。 シェークスピアは、本で読むのではなくて演劇として観なければ本当の良さが分からないのですね。 トルストイのシェークスピア評は、まさに「よく言ってくれた!」の一言。トルストイだからこそ言える内...続きを読む容だろうが、それを敢えて取り上げた(行き着いた)著者にも感心。 どの作品でも良いので是非ともシェークスピア劇を観に行きたいと思う。
シェイクスピアの入門書であり、内容は11の戯曲の紹介、考察である。 時代背景や戯曲と小説の違い、作品の評価等々、初心者にも理解しやすく内容はとても充実していて、楽しめる。 特に、現代の日本人である我々には理解しがたいシーンや場面展開についての解説、フォローは白眉。 観劇の機会ははなかなかないので、映...続きを読む画化されているものを観ることで、よりシェイクスピアの作品を楽しみたい。
シェイクスピアが原作の舞台をいくつか見た。 難しくて、ちょっとつらかった。 だからちょっと理解を深めたくてこの本を手にした。 こんな自分にはぴったりだった。
阿刀田 高ワールド全開の一冊。 シェイクスピアは取っつきにくい? シェイクスピアは堅苦しい?? そんなのだったら400年以上もファンがいるわけないでしょー!! というメッセージが感じられる、スパイスの効いた内容です。 シェイクスピアファンも、シェイクスピアに対して上記したイメ...続きを読むージを抱いていた人もこの本は楽しめます。 大爆笑しながら読みました。 個人的には、 短大専攻科のころハムレットで論文を書き、それを提出した翌日に出版された とゆー、甘酸っぱーい思い出があります…。 …あっ、内容関係ねーや。
いや〜阿刀田さんの『〜を楽しむために』と『〜を知っていますか』シリーズはどれもコストパフォーマンス高すぎます。めちゃくちゃおもしろいし、ためになるし、言うこと無し。 このシリーズ読むと、必ずそこで紹介されている話をもっと知りたくなるし、その舞台となっている地に行きたくなるし、ちょっと教養を得た(気...続きを読むに)なるし(笑) 入門書的な趣もあるんだけど、結構深いところまで言及してたり。阿刀田さん自身の解釈や四方山話も楽しいし、何度も読み返したくなりますね。そしてまた、その価値が十二分にあります(*´ー`) 例に漏れず、シェイクスピアが読みたくなりましたし(笑)
ヒトゴロシイロイロ・・・。インパクトがありすぎて、忘れられません。そんなわけで、5つ星。 シェイクスピアは高校時代から興味があったものの、読んだ作品は数点。しかも、メジャーなのは後回しにしている現状。。。そんな中、メジャーな作品をわかりやすくさくさくっと、その背景なんかもあって、読みやすいしかし...続きを読むこまったものでもない。シェイクスピアの生涯もわかるし(ヒトゴロシイロイロ)、シェイクスピアにちょっと興味がある方は読んでみてください。
オリビア・ハッセー主演『ロミオとジュリエット』を観た勢いで再読す。 ロミオはジュリエットに一目惚れするまで、ロザラインという女性に懸想している。この設定、必要だろうか? 阿刀田高の見解は「消し残しのような気がしてならない。つまり元本にロザラインがいたものだから翻案のとき充分に考慮を払わずに、つ...続きを読むい残してしまった」 納得である。 第5話『夏の夜の夢』のダイジェストを読んでいて思う。職人たちによる婚礼の座興は、行き違いによる悲劇で『ロミオ〜』と似ている。いっそ『ロミオ〜』そのままにしてしまう趣向もありではないか。 イギリスはもとより、『ハムレット』の舞台とされるデンマークの古城を訪ねる紀行文も読めて、お得である。 ただ『リチャード三世』など歴史劇のダイジェストは、時代背景と人間関係が錯綜していて難しかった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
シェイクスピアを楽しむために
新刊情報をお知らせします。
阿刀田高
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
日本語の冒険
エロスに古文はよく似合う
愛の墓標
朱い旅
頭は帽子のためじゃない
遠い迷宮 阿刀田高傑作短編集 ミステリー
妖しい関係
怪しくて妖しくて
「阿刀田高」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲シェイクスピアを楽しむために ページトップヘ