オテル モル

オテル モル

451円 (税込)

2pt

「悪夢は悪魔」の合言葉のもと運営される会員制地下ホテルで働きはじめた希里。「最高の眠りと最良の夢」を提供すべく「誘眠顔」である彼女の奮闘が続く。リハビリ施設に入院中の双子の妹に代わり、小学生の姪と、かつて恋人であった義理の弟とともに暮らす希里が働き始めたのをきっかけに、彼ら三人にも変化がみえてきたころ、妹の沙衣の退院が決まる。直後、事件は起きてしまう――。

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オテル モル のユーザーレビュー

3.9
Rated 3.9 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『約束もしないで誰かをひたすらに待ち続ける』

    不思議。と一言で片付けて仕舞えばこの物語は終わってしまう。

    ただ素晴らしい眠りを提供するためだけに作られたオテルは、客従業員全員が心から安眠快夢を望み、それぞれの思考に影響を及ぼすくらい不安定なバランスで成り立っている。

    主人公はまるで自分は無害で

    1
    2018年06月26日

    Posted by ブクログ

    表紙を見る限りのんびりとしたお話なのかと思いきや
    とんでもない波瀾万丈が起こっていた
    あっという間に読み終えるほど続きが気になり引き込まれる
    テレビ東京系ドラマ24でやってそうな物語でした、むしろやってほしい!!
    主演は永野芽郁ちゃんがいいな
    でも読み終えた日の夜悪夢みたの解せない

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    好きすぎて、読むのもったいなくてゆっくり噛み締めながら読んだけど
    さくっと読めちゃいます。

    偶然にも正反対姉妹のストーリーを2冊読み終え、展開的にも胸焼けところのこの本でした。

    つらくない。

    たくさんの描写があるわけじゃない。
    でもそのほうが読み手によってどうとでも捉えられる。
    そんなところが

    0
    2022年07月03日

    Posted by ブクログ

    さすがの栗田さん!面白かった!!!
    この独特の空気感がたまらない。日常なのに非日常!
    最後の解説がまた的確に言葉をひろえていて脱帽。目的がなくてもしっかりと自分の手で生きてく主人公たち。
    ホテルで働きたくなった。主人公のお客様に対する真摯な姿勢がとても好感がもてるし、こんな風に相手のことを思いながら

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    とても日常的で、ふつうにあり得そうなのに、よく考えてみると、非日常的な世界。そのバランスがたまらなかった。

    0
    2014年02月19日

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