高瀬隼子の作品一覧

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作品一覧

2024/05/01更新

ユーザーレビュー

  • いい子のあくび
    普段の日常で、あえてわざわざ
    言葉にしないような「ちいさな悪意」や
    抱えることそのものを非難されるような
    「ひっかかり」「モヤモヤ」を描くのが
    抜群にうまいよなぁ、と感嘆した。

    前を見てない人を、前を見ている側が
    避けないといけない割に合わなさ。
    結婚式という儀式の気持ち悪さ。
    めちゃくちゃ共感し...続きを読む
  • いい子のあくび
    (いい子のあくび)
    職場の上司に猫かぶりの態度をとったり、浮気をしている彼氏に気付いていない風を装い良い子を演じることは、余計なところに神経を遣うため割に合わないと感じるが、自分へのメリットも少しはあるだろう。
    しかし、歩きスマホの人を避けることはどうだろうか。はなっから悪いのはスマホに夢中になり前...続きを読む
  • いい子のあくび
    高瀬隼子さんはなんて女性特有の、すごくすごく微細な、いけず心や生きづらさを切り取るのが上手なのだろうか。読んでいて、痛い。心当たりがありすぎて、痛いんだ。ぶつかっても平気な顔してる男性にぶつかったる!と思ったことも、防犯目的で自室に入る前に後ろを振り向く自分になんでやねん!と思ったことも、数多くある...続きを読む
  • うるさいこの音の全部
    小説家が小説家のことを書くのは、いつも少ししんどくなる。どこからが本当で、どこからが作り話か、どうしてもずっと少し考えてしまうから。
    この本はまさにその小説家の本当と作り話の間について書いているように思えた。
  • おいしいごはんが食べられますように
    帯の「心のざわつきが止まらない」という文言通り、最初から最後までずっと登場人物に対してもやもやや淡い不快感を感じていました(笑)
    芦川さんが机の上に捨てられたお菓子が置かれているのに気づいても特に気にする素振りを見せなかった、という押尾さん視点の描写以降、個人的になんとなく芦川さんは二谷さんがお菓子...続きを読む

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