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Posted by ブクログ 2014年02月12日
このひと不思議だなあ、と思っていたらあとがきで的確に表現されていて、それそれ!と膝を打つ。マルコ、テルミーと読んできたけど、この人は本当にぶれない。かんたんなのにつかめない。さくさくなのにもやもやすっきり。
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「夢中になるのは期間限定。本気になったら永遠を目指す」
今の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月07日
あっさり読んでしまった。
文章に癖がないからスラスラ読めるし、違和感であるべき場所が違和感に感じない、みたいな、栗田有起さんの作品を言うならばそんな感じ。
それを解説のいしいしんじさんが上手いこと言ってた。
『ハミザベス』も『豆姉妹』も、主人公は悩んでるはずで、寂しいはずでどうしていいか分からない...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月06日
ハミザベス。
ハムスターの名前。
なんてピッタリな可愛い名前。
ハミザベスもじわじわと染みいるお話だが、収録されている「豆姉妹」のことを語らずにしてどうする。と思わずにはいられない。
「豆姉妹」
なぜ、こんな楽しい話が生まれてきたのか。と思った。寂しいのに面白い。会話のテンポが良い。突拍子...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月07日
栗田さんの作品2冊目。
【ハミザベス】まるで友達の話を聞いているように話は進み、終わってしまった。。。
そうそう、それくらい身近にありそうな話。でも、絶対に無いだろうな、っていう。
不思議な感覚で読んだのは、オテルモルも一緒だけど、また一味違った作品でした。
人は、突然の贈り物をもらったら何を失うの...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月23日
高校生くらいの時に読んで好きになった作家。
新鮮味は薄れたけど、まだ結構好きだった。
表題作の「ハミザベス」よりも私はナンセンスな「豆姉妹」の方が好みではあります。
文庫版持ってるんだけど、いしいしんじの解説がとても「しっくり」って感じ。
あっさりとした文体、唐突な出来事、あるようでないようなスト...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月08日
いい意味で実にサバサバしている。
スキッと簡潔な文体も、ストンストンとしたよどみのない空気感も。
出てくる人々が、とても魅力的。
会話部の掛け合いなどは、ちょっとしたコントのよう。
主人公の、ひょうひょうと目の前にあることをそのまま受け入れる姿が、楽しく心地良い。
軽快だけれど、軽々しいというのと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月29日
多くの人が言っているように表題作の『ハミザベス』より、同録の『豆姉妹』の方が楽しい作品です。突如成り行きと思い付きで巨大アフロヘアにしてしまった女子高生の主人公の様子が何とも笑えしまいます。
この2週間ほど、栗田さんの作品を遡るように読んできました。
過去に戻れば戻るほど、不思議な舞台設定は現実的に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月11日
ハミザベス・豆姉妹の2編が入っている。解説がいしいしんじだったので、購入。
ハミザベスは話に登場する動物の名前。最初この題名を見て何か深刻な話かと思ったら、とても楽しい話だった。そして名前の由来も可愛い。でもどちらかというと豆姉妹の方が面白い。要所要所笑いがある。どちらの話も日常の淡々とした話の...続きを読む
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