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Posted by ブクログ 2023年06月29日
『懐かしい年への手紙』の続編です。
まだ三部作の第一部ですが、この一冊ですでに十二分の満足感がありました。
『懐かしい年への手紙』で試みられた「魂の救済」について、この物語の長さを利用して、更に深く追求しようとしています。
印象に残った2つのシーン。
ギー兄さんが信用を失い、町民からのリンチに...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月01日
大江健三郎 「 燃えあがる緑の木 」 1部 救い主が殴られるまで
100分de名著により 人物イメージと主要テーマを学習済みなのでスイスイ読める。
1部の内容は 土着宗教の誕生プロセス と 魂の動きに関する思考実験と捉えた。これから宗教と魂、人間と命、記録としての文学を考察するための伏線だと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月06日
「一瞬よりいくらか長いあいだ」としての「永遠」!このくだりを見たとき私は大変驚愕して、というのも大江健三郎がここまではっきりこの言葉を口にするとは思ってもいなかったので…『嘔吐』では似た言葉が、存在の罪が一瞬だけぬぐわれるとき、などという表現されていたアレ…『嘔吐』以後サルトルが触れなくなってしまっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月06日
第2部に移ります。
12.06.05(再読)
いきなり転換とかギー兄さんの話を持ってくるなんて、これ、今までの大江作品を読んでいないと何のこっちゃ分からないのでは??
全3巻だから、後に分かるようになってるのかしら。
とりあえずスロースターターな今までの大江作品に違わず、1巻はまったり気味で...続きを読む
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