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日本経済の牽引車か、“諸悪の根源”か。毀誉褒貶の著しい日本の総合商社の巨大な組織とダイナミックな機能、日本的体質と活動のすべてを商社マンとその家族の日常生活とともに圧倒的な現実感で描く。世界に類のない機動力を持った日本の総合商社の企業活動の裏側で展開されるなまなましい人間ドラマを通して、ビジネスマンにとっての“幸福な人生”とは何かを興味深く追求した話題作。
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Posted by ブクログ
ゴリゴリの仕事人間の話しでした。 家庭ど返しで会社に忠誠を尽くしても、家族のフォローはしてくれない。 でも、そんな人間は、結局、仕事や誰かの役に立たないと「無」を感じてしまう。 現役中から定年後を考え、その考えに身体を慣らすことが重要と思いました。 本の伝えたい趣旨と異なかもしれませんが、今の時代に...続きを読むは必要なことだと思います。
商社マンの日々は過酷。商社マンではない私が、会社員としての生き方を振り返ってみると、今の生き方は好ましいか考えさせられた。家族とともに同じ時間空間を過ごすこと。これが、幸せなのだろうと思ってみる。
昭和54年の著作であるが、今読んでも全く古さを感じさせないビジネス小説。帯同家族の生活、会社に振り回される人生など、生々しいエピソードと共にグイグイ読み込ませてくれる。
昭和51年の作品だが、働き方改革や雇用延長が問われている今、この作品が書かれていたらどんな内容・.展開になっているのだろうか? 釣り好きの住井が定年バンザイの笹上に言った「平凡な話だが、いちばんいいのは、生計の道は別にあって、気が向いた時だけ、釣りに行くというくらしじゃないのかね」という言葉が響いた...続きを読む。
退職した商社マンの話かと思ったら主役はまだ転勤に翻弄される現役商社マン。あまり気負わず書かれた作品のようだが大満足。登場人物の多いヒューマンドラマなのに商社のことがよくわかる。企業大河ではなく家族中心なのも良い。日本の商社のように世界津々浦々に支店を置き、独自に気象予測までして、さらに自国に大市場を...続きを読む持つ国はないと。人口の多さが日本の商社を支えたと。主人公のスマトラへの思い、ダニや蚊で命を落とす同僚を見ながら、時には現地人と殴り合いになり、「独立を得た今何を目指すか」という現地人の愛国心も知って維新の時代に生きるような気になったのもつかの間、飛脚さながらの情報伝達やジープが壊れれば自分で直してまた進んだ赴任時代。 本気で仕事に向き合う男が妻子にしっかり向き合うのがよい。浮気もえせフエミニズムもなく、あるのは夫婦喧嘩と手の掛かる子供たちとの心ぶつけ合う時間。
忙しい毎日を送る商社マンが退職し、「毎日が日曜日」になったら、それはバンザイなのか? アラウンド50の必読書です。お勧め。
昭和51年に刊行された経済小説。 もう35年くらい前に書かれたものなのに色あせない面白さ。 日本の総合商社を舞台に、海外赴任、家族、教育、定年、出世競争といった様々な問題が盛り込まれている。 人間がしっかりと描写されているから今読んでも面白い。 ウーさんがとてもよかった。 「輸出」の続編的な作品...続きを読むらしいのでこちらも読んでみたい。
昭和50年ごろの商社マンの話。 京都支店に転勤になって相談役の相手をする主人公・沖と、定年退職になった笹上は「毎日が日曜日」の生活を送れると周囲から言われるのだが、現実は・・・。 この2人の対照、その周囲の人間の醜さ、前向きさ、当時の商社の様子がよくわかる。 今読んでも面白いと思えるのは、...続きを読むやはり主人公の沖と笹上の心情が克明に描かれていて、その2人が京都と東京と、離れていながらも何度も交差していくからだろう。 単身赴任の辛さや孤独な老後生活の寂しさ、それを紛らわせようと何かにすがりつく人間の姿というのはどうも時代を超えて共通のようである。
城山三郎強化週間真っただ中。 「何が幸せか」、「何のために生きるのか」を、様々な(典型的な)キャラクターに仮託して問いかけてくるという作品。内容柄、山崎豊子氏と比較されることが多いと思うが(かくいう私も『不毛地帯』や『華麗なる一族』を先に読んでいた)、城山氏による本作は、商社マンの壮絶な人生を描き...続きを読むながらもどこかカラッとした読後感がのこるものである。
●海外駐在を経験した二人(沖と笹上)、閑職で時間をもて余す沖、仕事一途の人間で趣味のない笹上。二人が左遷と定年という形で戦線離脱する。ビジネスマンにとって、組織とは、家族とは、何かを考えさせる。 ●文中にある会話、「ぼくは、商社マンとは、ワンルーム向きの人間だと考えているんです。家には夜遅く帰ってき...続きを読むて、寝るだけ。朝早く起き、飯を食うと、飛び出して行く、リビングや書斎を必要としない生活・・」日本の経済発展に貢献してきた人々に何が残っただろうか?
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