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Posted by ブクログ 2024年03月22日
日本産業界の父と言われた渋沢栄一翁一生を描いた長編小説。
若かりし頃、若気の至りで憂国の志士として高崎城乗っ取りを計画するが挫折。
知恵と努力と誠意で大成し大人物として育って行くが大河ドラマ「青天を衝け」にて詳しくドラマ化されましたが原作はこの城山三郎版の渋沢栄一だと思われます。
平岡円四郎、徳川慶...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月02日
大河ドラマを見終わるまで読まない、と決めて、いざ読み始めた本書。頁ごと、大河ドラマの映像が勝手に脳内に流れてきた。
閑話休題。著者の、主人公との絶妙な距離の取り方は見事。山崎豊子氏のように、必要以上の感傷を感じさせず、かといって突き放したような感覚は受けない。
それにしても渋沢栄一はいつ眠ってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月10日
NHK大河ドラマを見た後、渋沢栄一のことがもっと知りたくなって手に取ったもの。TVより理解が深まった。
以下、著者「あとがき」からの抜粋となるが、「一農夫」が、その語の動乱の中で成長し、愛誦した詩の一節のように「優気堂々」の人生を志す物語。ひとつの人格形成の物語であると同時に、国家形成、時代形成の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月26日
武州血洗島の一農夫から攘夷の志士。そして実業界の父へ。渋沢栄一の波乱の生涯を追った描いた長編歴史小説。
武州の一農夫渋沢栄一は尊皇の志士から一橋家に取り立てられ幕臣。洋行の後、明治新政府に出仕するまでが上巻。
下巻では、渋沢が明治政府に仕え 銀行の創設や合本会社(現在の株式会社)など民間企業の育...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月05日
上巻とは違い血が流れることはないものの、「八百万の神」との対決が次々に起こりハラハラしました。「人を殺したり傷つけたりする衝突でなければ、衝突そのものは決して無意味ではない。」というフレーズの通り、泰然とする渋沢栄一に感銘を受けました。論語と算盤を愛読していますが、渋沢栄一の半生を知ることができ違っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月17日
勇気堂々、斗牛を貫く
人格形成、国家形成、時代形成。
八百万の神達、神計りに計りたまえ。
やろうとしていることは、すべて知識も経験もないことばかり。わからんものが智慧を出し合い、これから相談してやっていこうとしている。
いつの時代も混沌としているから先例は役立つ。しかし全てではない。知恵と勇気を持っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月12日
「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一の伝記的小説。しかし、ただの伝記的小説ではなく、良質の幕末・明治維新を巡る青春群像劇であり、著者が「あとがき」で述べているように「ひとつの人格形成の物語であると同時に、国家形成、時代形成の物語である。あるいは、組織形成の物語ともいえる。」
そもそも一農夫であっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月27日
「八百万の神々の集い」
これは幕末や維新の時代だけでなく
また国政や実業会だけにあるものではありません。
今置かれた時代や与えられた仕事の中でもたぎる熱い思いを持つものが集まればそこには「八百万の神々の集い」が生まれるものと思います。
まだまだ柱の1つになるには実力不足ですが精進していこうと思います...続きを読む
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