雄気堂々(上)

雄気堂々(上)

704円 (税込)

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近代日本最大の経済人渋沢栄一のダイナミックな人間形成の劇を、幕末維新の激動の中に描く雄大な伝記文学。武州血洗島の一農夫に生れた栄一は、尊皇攘夷の運動に身を投じて異人居留地の横浜焼打ちを企てるが、中止に終った後、思いがけない機縁から、打倒の相手であった一橋家につかえ、一橋慶喜の弟の随員としてフランスに行き、その地で大政奉還を迎えることになる。

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  • 雄気堂々(上)
    704円 (税込)
    近代日本最大の経済人渋沢栄一のダイナミックな人間形成の劇を、幕末維新の激動の中に描く雄大な伝記文学。武州血洗島の一農夫に生れた栄一は、尊皇攘夷の運動に身を投じて異人居留地の横浜焼打ちを企てるが、中止に終った後、思いがけない機縁から、打倒の相手であった一橋家につかえ、一橋慶喜の弟の随員としてフランスに行き、その地で大政奉還を迎えることになる。
  • 雄気堂々(下)
    748円 (税込)
    フランスから帰国した栄一は、明治新政府の招きで大蔵省に入り、国づくりの熱っぽい雰囲気の中で活躍するが、やがて藩閥の対立から野に下り、かねてからの夢であった合体組織(株式会社)を日本に根づかせるべく歩みはじめる……。一農夫の出身であり、いずれの藩閥にも属さなかったにもかかわらず、いかにして維新の元勲と肩をならべる最高指導者となっていったかをたどる。

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雄気堂々(上) のユーザーレビュー

4.3
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    Posted by ブクログ

    新札の顔、渋沢栄一について描いた城山三郎の代表作。タイトルの威風堂々は栄一が好んだ「雄気堂々、斗牛を貫く」という詩から採られたものである。渋沢栄一というと日本初の銀行を設立、日本の産業基盤を作ったという功績の方に焦点が当てられるが、この小説では幕末期の栄一の動きに物語の半分ほどが充てられており、ある

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    日本産業界の父と言われた渋沢栄一翁一生を描いた長編小説。
    若かりし頃、若気の至りで憂国の志士として高崎城乗っ取りを計画するが挫折。
    知恵と努力と誠意で大成し大人物として育って行くが大河ドラマ「青天を衝け」にて詳しくドラマ化されましたが原作はこの城山三郎版の渋沢栄一だと思われます。
    平岡円四郎、徳川慶

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    幕末の面白さに惹かれて、渋沢栄一のことも知りたいと思い本書を読んでおります。上を読み終えたところです。

    幕末、武士道みたいな精神で、これだ!と決めたことに突っ走っていく人が多いなか、渋沢もその考え方から、横浜で焼き討ちを計画する。
    でも、新しいことを知って、渋沢は自分の立ち位置を変えていく。時代の

    0
    2022年07月29日

    Posted by ブクログ

    渋沢栄一の結婚〜パリ留学・大政奉還後に租税正に任命されるまでを描いた伝記小説。
    途中、「わたし(著者)」が登場するのに戸惑ったが、
    全体的に人物が魅力的に描かれていて、物語に引き込まれていった。
    下巻にも期待。

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    現代日本につながる実業界を作った渋沢栄一。武州血洗島出身、幕末は志士であったという。エネルギッシュな渋沢の波乱の生涯を描いた長編歴史小説。

    上下巻の上巻。
    大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一、日本経済、実業界の創立の立役者。武州中山道の宿場町深谷宿の北の血洗島の豪農の家に1840年に生まれる。

    0
    2021年06月05日

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