黄金峡

黄金峡

715円 (税込)

3pt

4.2

東北の静かな山村に、日本最大のダム建設計画が持ち上がった。交渉のため村に乗り込む開発側と、先祖伝来の土地に愛着を抱く住人たち。多額の立ち退き補償を巡り、村は賛成派・反対派に分かれ騒然となる。ダム建設は、人々に何をもたらすのか。補償交渉に翻弄される人々の苦悩ーーダムが人を壊していく……。ダム問題をえぐる衝撃作。高度経済成長黎明期の1959年に、経済小説の先駆者が執筆した傑作社会派小説。

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黄金峡 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ダム建設をめぐる問題を描いた小説です。
    ダム建設の裏側や人間性がリアルに書かれています。
    重たい話題ですが小説なので読みやすい。
    かなり考えさせられてお腹いたくなりました。
    (芳崎)

    0
    2011年06月23日

    Posted by ブクログ

    田子倉ダム補償事件が元ネタの小説。人物像が色濃く描かれており、非常に味わいのある内容。ダム建設が地元にどのような影響を与えるのかがよく分かる。

    0
    2010年04月30日

    Posted by ブクログ

    ダム事業にあたっての用地買収の様子、賛否や補償をめぐる住民とのやり取り等、それがもたらす地域へのインパクトが。生々しく描かれている。その姿は、ひとつのモノサシとして参考になるし勉強にもなる。とくに、現場所長の言動には、住民を軟化させる手法・語り口として上手い(手慣れた)ところが大いに感じられる。

    0
    2016年04月05日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    東北の静かな山村に、日本最大のダム建設計画が持ち上がった。

    交渉のため村に乗り込む開発側と、先祖伝来の土地に愛着を抱く住人たち。

    多額の立ち退き補償を巡り、村は賛成派・反対派に分かれ騒然となる。

    ダム建設は、人々に何をもたらすのか。

    高度経済成長黎明期の1959年に執筆された傑

    0
    2014年09月21日

    Posted by ブクログ

    ダム建設をめぐる開発側と住民側の対立のお話。
    ただ、住民側にも反対派と賛成派に分かれ一枚岩になれないのがリアル。

    0
    2012年03月28日

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