夏草冬濤(下)
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夏草冬濤(下)

616円 (税込)

3pt

洪作は四年に進級するが、自由奔放な文学グループと行動を共にするようになってからは成績は下がる一方で、ついには沼津の寺にあずけられる羽目になった。おくてで平凡な少年の前に、急速に未知の世界が開けはじめる。

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夏草冬濤 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 夏草冬濤(上)
    660円 (税込)
    伊豆湯ヶ島の小学校を終えた洪作は、ひとり三島の伯母の家に下宿して沼津の中学に通うことになった。やがて上級の不良がかった文学グループと交わるようになり、彼らの知恵や才気、放埓な行動に惹かれていく――。
  • 夏草冬濤(下)
    616円 (税込)
    洪作は四年に進級するが、自由奔放な文学グループと行動を共にするようになってからは成績は下がる一方で、ついには沼津の寺にあずけられる羽目になった。おくてで平凡な少年の前に、急速に未知の世界が開けはじめる。

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夏草冬濤(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大正時代の男子中高生面白い!
    「しろばんば」に次ぐ、作者の自伝的小説です。旧制中学3年となった主人公の学校生活や友達との交流が、日々の小さな出来事を通して描かれています。友達との会話や行動が本当に面白くて、クスクス笑ってしまいます。朝寝坊だったり、物を無くしたり、服装がだらしなかったりと、読みながら

    0
    2019年11月17日

    Posted by ブクログ

    『しろばんば』に続き井上靖の自伝的小説三部作の第二部にあたるもの。
    今度は中学校に上がった洪作が、前半では同学年の友人とつるむ平凡な日常が、後半ではふと出会った上の学年の友人の文化的でちょっと不良な面に触れ多いに影響されてゆく様が描かれている。

    郷里に帰省したときの美しい風景の描写は秀逸。

    0
    2012年08月26日

    Posted by ブクログ

    洪作の下巻の“ワル”っぷりは気持ちがいい程です。洪作すなわち作家井上靖氏が文学に興味を抱き始めたきっかけが興味深い。それにしても、詩歌をたしなむ不良学生たち・・・インテリジェント

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    自伝的小説。16歳前後かな。三島から沼津の中学へ徒歩通学している。心情が手に取るようにわかりやすく、文章がとても読みやすい。道ですれ違う女子学生が直視できずうつむいてしまう様子やお金持ちのお宅にお呼ばれしたときに靴下を履いてなくて足が真っ黒だったり、気恥ずかしかったりほほえましかったりするエピソード

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    主人公が年齢の割に世間知らずでバカ。毎日バカなことばかりしているので、安心して読める癒し系の作品に仕上がっている。
    ハードボイルド文体に近いくらい内面描写に深く立ち入らず、深刻な出来事も起きず、昔のバカなガキの日常系という感じ。すぐ喧嘩して、異性への自意識に煩悶して、年上の女にいいように使われる。サ

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    なんともまどろっこしい洪作である。今の学生ならLDと認定されるところだが、おおらかな時代であったことよ。

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    時代背景の違いをはっきり感じさせられるが、明治の学校生活や田舎と都会の雰囲気を味わうことができる。柔道の青春小説でもある。

    0
    2012年09月02日

    Posted by ブクログ

    三部作の中でこの作品が一番好きな理由は、友人達との別離のその思春期ゆえの瑞々しさにノスタルジックの香りを感じるからです。

    0
    2011年06月21日

    Posted by ブクログ

    下巻に入り、急に変わってい洪作。魅力的な上級生達。映画『いまを生きる』のような青春。貧しく何も知らない少年だった井上靖の自伝的小説。
    清々しい若き感受性。ラストの伸びやかなかんじがとても好き。彼らがどのように成長していくかをしりたいけど、この瞬間が美しい。ラスト5ページのための800ページだな。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    上巻よりはすらすら読める!!と思う。個人的に金枝くんがツボだったので(下巻はよく出る)入り込めたんだと思う。時代は今とは全然違うけれど、自分自身がしっかりしないと日々は流れてしまったり、周りだけが成長してしまう。そう気付かせてくれる作品だと思いました。

    0
    2009年10月04日

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