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Posted by ブクログ 2022年02月20日
完全に歴史小説の名手になったように思う。上巻だけで既にお腹いっぱい楽しませてもらっている。前半から中盤までは直家の人となりが醸成していく様を丁寧に筆致していて、後半は当主としての振る舞いを鮮やかに描写している。幼少期からの苦労した経験が活かされ、更に善定や紗代などの一角の人物との出会いを通して名君に...続きを読む
宇喜多直家。個人的には大好きな真田昌幸と同等の武将。でも主役として扱われた話が少ない。
そんな中での本書。ましてや幼少時からのお話。面白くない訳がないと思い読み進めたらまじで面白い。
あっという間に上巻読破。
さっさと下巻に行きます。
マジで面白いです。
Posted by ブクログ 2024年03月20日
雑誌のインタビューで著者自身が次のように語る。「斎藤道三・松永久秀と並んで悪名高き備前の戦国大名・宇喜多直家の生涯。悪人である宇喜多直家は、言われているほど非道でもなく、むしろとても現代的でモダンだ。いわゆる武将の枠をはみ出す異色の経歴。いち早く戦国の世において武士道的な非合理性より経済合理性を追求...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月22日
宇喜多直家かあ、
さすが垣根涼介は目の付け所が良い。
西から毛利、東から織田の足音が聞こえてくる下巻へ。
作品紹介・あらすじ
死後440年、蹴りに蹴り続けられた男、宇喜多直家。その実像を浮き彫りにする。『光秀の定理』『室町無頼』『信長の原理』――歴史小説界に革命を起こし続ける著者が描く、戦国史上最...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月22日
宇喜多直家の城を追われてから元服しお家再興を果たし明禅寺崩れに勝利するまで。
幼少期に商家で庇護されたことで、独特の合理的思考と計算力、人物眼に優れる。
八郎が一生懸命ひたむきに物事に当たるので周りがつい手助けする様子が微笑ましい。槍の稽古は当然としても女性への手ほどきまで恐れ入る。
郎党がいないと...続きを読む
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