涅槃 下
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涅槃 下

1,899円 (税込)

9pt

歴史は、常に勝者の目によって捏造され、喧伝される。敗者は、彼岸にて沈黙するのみである――近隣の浦上や三村と激しくつばぜり合いをくり返し、彼らの背後にいる巨大勢力の毛利・織田の狭間で、神経を削りながら戦い続ける直家が最期に辿り着いた理とは。傑作歴史小説、堂々の刊行。

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涅槃 のシリーズ作品

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  • 涅槃 上
    1,899円 (税込)
    死後440年、蹴りに蹴り続けられた男、宇喜多直家。その実像を浮き彫りにする。自分は何故、零落した武門に生まれたのか。どうして自分は、このような孤独な星のもとに生まれたのか……歴史小説界に革命を起こし続ける著者が描く、戦国史上最悪と呼ばれた梟雄(きょうゆう)の素顔、その生涯。
  • 涅槃 下
    1,899円 (税込)
    歴史は、常に勝者の目によって捏造され、喧伝される。敗者は、彼岸にて沈黙するのみである――近隣の浦上や三村と激しくつばぜり合いをくり返し、彼らの背後にいる巨大勢力の毛利・織田の狭間で、神経を削りながら戦い続ける直家が最期に辿り着いた理とは。傑作歴史小説、堂々の刊行。

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涅槃 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    極楽征夷大将軍が良作だったので、勢いそのままに作者の別作品にトライ。大作である極楽征夷大将軍を凌ぐ、上下巻合わせて900ページ強の超大作。ただ読みやすさは極楽征夷大将軍以上で、こちらも引き込まれるように読めた。
    私はそもそも知らなかったが、悪名高いと評判の宇喜多直家が主人公。武士の家に生まれながら幼...続きを読む

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    購入済み

    渾身の一作

    2022年03月11日

    歴史上悪役とされる人物は数多い。宇喜多直家もその一人。彼に興味を持ち、関係する城跡をめぐったりして情報を手に入れようとしても人物像を明確にできていなかった。情報量が少なすぎる。
     本書で彼の人間形成、業績の過程をここまで綿密に書き上げられたことに敬意を表するとともに、描き出された直家の人生に感動した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月10日

    少し読み進めただけで、これは間違いない!と思わされた。他の方の評価はいまいちなようですが、私にとっては過去に読んだ歴史小説の中でもトップクラスの面白さだった。宇喜多直家、こんなに面白い武将がいたなんて。

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    Posted by ブクログ 2022年01月10日

    久々に良かった時代小説。武門が栄えるには富力が必要。大河ドラマ軍師官兵衛を観てたことが理解にとても役立った。

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    Posted by ブクログ 2022年01月24日

    備前国(現在の岡山県)の宇喜多直家の物語。この時代は、大河ドラマ「麒麟がくる」や「官兵衛」で予備知識はあったが、宇喜多直家についてはほとんど知らなかった。

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    Posted by ブクログ 2021年10月15日

    宇喜多直家は斎藤道三・松永久秀と並ぶ戦国時代三大梟雄と言われているが、小早川秀秋の焚書もあり、結局天下をとった徳川官軍の歴史で以後脚色され続けているので、実像はわからないというのが正解。確からしい史実の行間を膨らませて想像力豊かに人物像を描くのが小説家の仕事。これは垣根版宇喜多直家本。木下版宇喜多直...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    いざ下巻。涅槃のポーズで読書しながら、この小説と涅槃の意味を考える。

    権謀術数渦巻く戦国の世において、敵味方も日々入れ替わり、時に親族さえも殺める。権力欲と肉欲を持ちながらも、しかし、配下の生活や義理人情を重んじる。こうした生々しい俗世から、どこか浮世離れしていく思考は、死と隣り合わせの日常におけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月17日

    宇喜多直家、名前は知れども来歴はあまり知らなかった。創作要素も多いのかもしれないが、著者の歴史小説に一貫してある、理の通った話で楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2022年07月11日

    戦国時代の備前周辺の話という事で、人間関係に馴染みがなく、途中まで勢力の分布が理解できずに読み進めている感じもあったが、秀吉達が出てきて以降は理解も進み各人のうごめきを楽しめた。

    お恥ずかしながら、実は終わりの方まで宇喜多秀家の話かと思ってたくらいで…新鮮な戦国物語。
    岡山城に行ってみたくなったな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月09日

    宇喜多直家の士農工商や性別、外見にとらわれない柔軟な物の見方に胸がすく思い。歴史物があまり得意ではないので、特に後半、史実の記載が多く退屈に感じてしまったが、全体的には面白かった。

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