開高健の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:開高健(カイコウタケシ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1930年12月30日
  • 出身地:日本 / 大阪府
  • 職業:作家

大阪市立大学卒。『裸の王様』で第38回芥川賞受賞。1979年『玉、砕ける』で川端康成文学賞を受賞。『耳の物語』、『パニック』、『輝ける闇』など数多くの作品を手がける。また、随筆やノンフィクション作品も多数手がける。

作品一覧

2022/12/16更新

ユーザーレビュー

  • パニック・裸の王様
    開高健、大発見。こんなに面白かったとは…。現在、神奈川近代文学館で行われている企画展「『おまけ』と『ふろく』展 子どもの夢の小宇宙」でグリコのおまけに人生を賭けた男、宮本順三が紹介されていて、そこで開高健の「巨人と玩具」がお菓子のマーケティングを舞台にした小説として触れられていました。これは!と思い...続きを読む
  • ベトナム戦記 新装版
    こちらを読んだ後、マジェスティックホテル にどうしても行ってみたくなりホーチミンに行った。ホテルのロビーの窓は赤、白、水色、黄色、緑を使ったステンドグラスがはめ込まれていて、そこから光が入って美しかった。目の前のサイゴン川には蓮の花が流れこの景色を開高さんも見ただろうかと、思いを馳せた。
  • ベトナム戦記 新装版
    60年代末の文章表現は、今ほどの社会的規制を受けていない表現の自由に嫌悪感も感じるが、戦争の嫌悪感なのか渾然一体となって区別できない感じが、芸術性を感じる。
  • ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短編小説
    釣り、阿片、ワインなど6つの短編それぞれにテーマがあり、それらの持つ魔力を圧倒的な表現力で描いている。
    表現や比喩、言葉の豊富さにはまさに圧倒された。それらから描写されるテーマごとの魅力は、『魔力』と呼ぶにふさわしく、読者自身がどうしても手を出してみたくなってしまう。どれも一般人には簡単に手を出せる...続きを読む
  • パニック・裸の王様
    〈裸の王様〉
    作者の文壇登場を飾った短編4作の1編。
    芥川賞受賞作。
    カタカナで記された画材の数々…上流家庭の内情とは裏腹に瀟洒なその家屋の佇まい…それらが作品全体に洒落た雰囲気を醸していました。それが主題の重さを和らげていたと思いました。
    主人公の功利主義への反発心が大人社会の歪形を受けた或る幼い...続きを読む

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