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【オリジナル写真満載!】何かの事情があって野外へ出られない人、海外へいけない人、鳥獣虫魚の話の好きな人、人間や議論に絶望した人、雨の日の釣師……すべて書斎にいるときの私に似た人たちのために。──開高健は本書巻頭にそう書いた。南米の大河アマゾンの釣魚・冒険・文明論ノンフィクション。稀代の文章家の猛烈な表現力で記されたこの伝説の旅は、その驚き(オーパ!)の豊かさ、深さ、面白さで、また、その文明論の射程で、いまだ他の追随を許さない。追うのは巨大魚ピラルクー、肉食魚ピラニア、黄金のドラド、名魚トクナレ……。旅程はアマゾン河口の街・ベレン、冒険の基地・サンタレン、大湿原の入口・クイヤバ、砂漠の人工都市・ブラジリア……。その美、その食、その壮大。心躍る紀行文学の古典がオリジナル写真満載の電子特別版で登場。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月07日
開高 健 という小説家は、俺にとって特別だ。
子供の頃、釣りが大好きだった俺。
父さんの本棚にあった「オーパ!」をよく眺めていたっけ。
そのころは文章は読まず、写真を眺めていた。
その後、大学生になった時に本屋でこの「オーパ!」を見つけて
懐かしくって思わず手に取った。
そして、初めてその文章も...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月13日
世代の違いなのか、上手く言えませんが、沢木耕太郎の方が文体含めてスッと入ってくるのは否定できないけれども、まぁ何と言うか生命を感じるという意味ではこっちの方に分があるかな。
釣りが本題だったのかもしれないけれども、それはたまたまの手段で、まさに全てに「喰らいつく」感じ。写真がその猥雑さというか、生命...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月17日
開高健がブラジルで釣りをする本。表紙でもお分かりかとおもいますが、ピラーニャの恐ろしさを改めて知りました。それと、釣りは楽しそうだと素直に思いました。
作者については、今あまり見ないとてもおしゃれな言葉遣いをする方だと思う。雲塊とか。
当時のブラジルの様子も分かりますが、今またどうなっているのか、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月26日
PLAY BOYで連載されていたためか写真の多い釣り紀行。開高健が書いているので、当然ながら活き活きとした臨場感で、自分もそこにいてその風景を見てきたかのような錯覚に陥る。”深夜特急”や"日本の川を旅する"を読んだときのように、あー旅に出たいと思わなかったのは多分に年をとってしま...続きを読む
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