ベトナム戦記 新装版

ベトナム戦記 新装版

999円 (税込)

4pt

4.5

ベトナム戦争とは何なのか? 最前線がどこにもない、いや、全土が最前線と化している。そんな“戦場”をカメラマン秋元と取材した100日間の記録(1964~65)。生と死、日常と非日常が入り交じる混沌を描く濃密な言葉。時を超えて読み継がれる傑作ルポルタージュ。

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ベトナム戦記 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月03日

    こちらを読んだ後、マジェスティックホテル にどうしても行ってみたくなりホーチミンに行った。ホテルのロビーの窓は赤、白、水色、黄色、緑を使ったステンドグラスがはめ込まれていて、そこから光が入って美しかった。目の前のサイゴン川には蓮の花が流れこの景色を開高さんも見ただろうかと、思いを馳せた。

    1

    Posted by ブクログ 2023年07月15日

    60年代末の文章表現は、今ほどの社会的規制を受けていない表現の自由に嫌悪感も感じるが、戦争の嫌悪感なのか渾然一体となって区別できない感じが、芸術性を感じる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月13日

    開高健(1930~89年)氏は、大阪市生まれ、大阪市立大卒の小説家、ノンフィクション作家。『裸の王様』で芥川賞、『玉、砕ける』で川端康成賞、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞を受賞。
    本書は、ベトナム戦争初期の1964年末~65年初に100日間、臨時特派員としてサイゴン(現ホーチミン)に赴いた開...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月07日

    真実の在処を-仮に真実があるのならば-探して
    何が起こっているのか、起こっていることの本質は何なのか
    見えない何かを描写しようと開高健はもがく
    そのもがきが滲み出る本著はわかりやすいルポタージュの類では全くない
    かといって、難解さのために難解さを重ねたような本でもない
    この難解さこそが真実なのである...続きを読む

    0

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