作品一覧 2019/05/24更新 氷川清話 付勝海舟伝 試し読み フォロー 上に立つ者の論理 試し読み フォロー 海舟余録 試し読み フォロー 西郷隆盛 試し読み フォロー 新装版 勝海舟 試し読み フォロー 忠臣蔵と日本人 試し読み フォロー 夢酔独言 試し読み フォロー 山岡鉄舟の武士道 値引きあり 試し読み フォロー 若き日の和辻哲郎 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 勝部真長の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 氷川清話 付勝海舟伝 勝海舟 / 勝部真長 半藤一利氏が座右の書として推されていたので手に取ったが、確かに抜群の一冊だった。人生の中で何度も読み返すことになると思う。 私を捨て、公のために大きく考えることを突き詰めれば、誠を貫くというシンプルな生き方に行き着く。小賢しい知略は小さな利や目先の毀誉褒貶を得ることはあっても、国家百年の計の前には...続きを読む無力となる。 その極意は、身命・勝敗を度外視し、危難に淡然として向き合う胆力。文武の「武」の重要性についても改めて考えさせられた。 Posted by ブクログ 山岡鉄舟の武士道 勝部真長 目から鱗 日本が滅びつつある昨今、腐敗の極みの肥満格闘技が国技とか道とか自称して憚らぬのを残念に思い、日本に於ける道とは如何なるものであったかを追いかけてみると、陳腐ではあるが武士道に行き着く。では武士道とは何かというと、もはや完膚なきまでに失われていて学ぶ術はない。だが最後のサムライが資本主義に移行する時代...続きを読むに我々に遺したメッセージがあった。もう遅きに失したかもしれないが、滅びの旅路のよすがとしておすすめします。 いにしえ流 氷川清話 付勝海舟伝 勝海舟 / 勝部真長 自分の勝海舟に関する知識は「咸臨丸でサンフランシスコに行った」,「西郷隆盛との会談で江戸城の無血開城に合意」ぐらいしかなく,維新後の表舞台での活躍もないため,印象が薄かったのだが,すごい人だ,この人は.僕は自分の不明を恥じているところである.貧乏旗本に生まれたが幕府に登用され,何度も幕府を頸になりな...続きを読むがらも,幕府が難局に陥れば何度でも呼び出され,上の西郷との会談では幕府の全権として新政府に対する.日本を内線の混乱から救い,維新後に旗本らが路頭に迷わなかったのは勝個人の功績であるが,維新では幕府側は敗者なので,こういった事実は表には出てきにくい.何せこの人が何かに勝ったわけではないから.勝はある段階で幕府を見限っており,日本としての将来しか見ていない.おかげで旧幕臣からは裏切り者とののしられるわけで,本人も人に嫌われていることを自覚しているのだが,日本のためにやっているという信念があるので,批判には我関せずである. 自分のように勝海舟についての知識がない人は,まず,付録の「勝海舟伝」から読むと良い. Posted by ブクログ 氷川清話 付勝海舟伝 勝海舟 / 勝部真長 時事放談的なw 晩年の勝海舟=勝安芳伯爵による幕末明治維新の回顧や人物評。現代語訳されていて読みやすいです。 当時の政治、外交、社会を論じているのが、やはりさすが幕府の幕引きを取り仕切った人の言葉だけあってリアリティがあるのですが、雰囲気というかノリがほとんど時事放談というかジジイの自慢話的なところもあって、読み...続きを読む物として面白いです。 巻末の「勝海舟伝」もコンパクトにまとまっていてわかり易くグッドです。 mulkei 氷川清話 付勝海舟伝 勝海舟 / 勝部真長 勝海舟先生が、維新後30年たった明治の政治や経済、将来の日本について軽妙洒脱なインタビュー形式で語っている。30年、100年先の日本の将来のために命をかけた勝海舟の揺るぎない信念に感動すら覚える。 特に西郷隆盛の偉大さとは対象的に明治の政治家のだらしなさを嘆いているのが印象深い。 Posted by ブクログ 勝部真長のレビューをもっと見る