作品一覧 2022/09/26更新 いっすんぼうし 試し読み フォロー おかあさんの木 試し読み フォロー おしょうとこぞう 試し読み フォロー こぶとり 試し読み フォロー 三ねんねたろう 試し読み フォロー ねずみのすもう 試し読み フォロー ひこいちばなし 試し読み フォロー ももの子たろう 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 大川悦生の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 三ねんねたろう 大川悦生 / 渡辺三郎 「うちのむらには、ねたろがござる」とこどもらがうたった。しかし、そのねたろうが村のためにはたらくというお話。 Posted by ブクログ ももの子たろう 大川悦生 / 箕田源二郎 文のリズムがよくて読みやすい。 5才の男の子、食いついて聞いていた。 読み始め、歌みたいな感じで始められたので、子どもの食いつきがよかったのかも。そして、リズムだけでなくて、文体も昔の話し言葉なのか、呪文みたいでおもしろい。なんだか優しい口調で読める。 おもしろい1冊だった。この作者の本、他にも探し...続きを読むて読んでみたい。 Posted by ブクログ 三ねんねたろう 大川悦生 / 渡辺三郎 働き者の若者が、母親が無くなった後、 「おら はたらいても はたらいても、だめなんやなぁ」と言って、 寝てしまいます。 子ども達がからかっても、お役人が取り立てに来ても、全然起きない。 日照りが続き、村が苦しんでいたある日、 むっくり起き上ったねたろうは、 遠くの川から水を引けばいいと言い、ひと...続きを読むり作業に没頭します。 はじめは相手にしなかった村人たちも、いつしか一緒に作業し、 灌漑が完成し、作物が豊かに実る村になったお話。 子ども達が、ねたろうをからかう歌も、テンポがあって面白い。 私独自の解釈ですが、 きっと、母親が生きている間は、 「母を楽にしてあげたい」という若者の気持ち(目標)があったんだと思います。 それが、母親が亡くなってしまうことで、急に目標を見失ってしまい、 「だめなんやなぁ」という虚脱感に襲われたのでしょう。 この後の、急に灌漑を始めるきっかけはわかりませんが、 きっと、寝てばかりに見えた若者の深層心理に、 行動につながる確信があったのでしょう。 目標を持った人間は、とても強い。 目標と確信があれば、周りが何と言おうと、やり遂げる力を削ぐことはできないんですね。 Posted by ブクログ おかあさんの木 大川悦生 / 箕田源二郎 出征した息子を案ずる母の姿。 空襲で家族やクラスメートを亡くす子供。 我が子の顔を見る事なく、戦場で散る父親。 抑留され、故郷への思いを鶴になぞらえる兵隊。 すべてが悲劇である。 戦争は、一度始まってしまうと、場所や立場など関係なく、悲劇をもたらすものだと言う事が、とても丁寧に書かれている。 今こそ...続きを読む、すべての人が見るべき本ではないだろうか。 そう感じました。 Posted by ブクログ ももの子たろう 大川悦生 / 箕田源二郎 自分が小さい頃に何度も繰り返して読んだ本。子供には最初、桃太郎としては違う絵本を読み聞かせていたけれど、お姫さまやたからものの扱い等ちょっとずつ違うところにどうしても違和感があり、実家にあったこの本を読み聞かせて落ち着きました;; たからものを持って帰ることについては色々な考えがあるあもしれないけど...続きを読む、私にとってはみんなで力を合わせて鬼退治をして、たからものも力を合わせて持って帰って、みんなで分けて楽しく終わるのは、とっても気持ちいい☆ 一ぱい食べれば一ぱいだけ、二はい食べれば二はいだけ、三ばい食べれば三ばいだけ、大きくなる。。。の個所や、鬼が島にそびえる大きな門など、子供のときに心に刻まれたことを大人になってから思い返しています。 Posted by ブクログ 大川悦生のレビューをもっと見る