小山内園子の作品一覧

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作品一覧

2024/03/21更新

ユーザーレビュー

  • 破果
    韓国の女性の小説家ってすごいなと思うことが続いている。
    出生率が日本より低いことから、家父長制とそれによる分断が、日本よりキツいのだろうなと、推測されるのですが、「自由を奪われている人は、自由を謳歌している人より余程、世の仕組みについて明確に知ることができる」と丸山眞男先生もおしゃっる通り、抑圧され...続きを読む
  • 彼女の名前は
    『82年生まれ、キム·ジヨン』の作者による短編集
    様々な女性たちへ実際にインタビューした話が基になっているからか、一話ずつ心にせまる切実さがあった
    不当な出来事に流されず声をあげ続ける韓国の女性たち
    道筋は厳しく、険しいものも多い
    自分がまだ十代や二十代前半だったころに“若い女”というだけで軽んじら...続きを読む
  • 破果
    おどろおどろしい装画に手に取るのを一瞬ためらうほどです。ちょっと元気がない時は読むのを遠慮しちゃうかも。
    ですが、カバーを外した本体をぜひ見ていただきたいのです…!
    カバーの怖さとは一転、何やら真っ黒ではない優しい雰囲気。

    おそらく、桃色の紙にこげ茶色を印刷していると思うのですが、それが良い味を出...続きを読む
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない
    高校の時に読もうとしたときには、差別の構造も知らなかったし筆者の主張が強すぎる・偏っていると感じて途中で読むのをやめた。だが今回読んでいると納得する部分が多くて、そこに対する共感は女性差別だけでなく他の差別・抑圧の事例に触れたからなのか。
    女性差別だけでなく、様々な場合において適応できる会話法だと感...続きを読む
  • 破果
    65歳の殺し屋の話。
    淡々とした語り口。達観した主人公。
    が、老いを感じる中で、人への、老犬と繋がり、彼らへの共感、情け、愛情に気づき、冷静さを保ちながら、淡々とした風情は保ちながらも、戸惑い、それまでとは違う行動をとっていく。

    カッコ良い。老女のハードボイルド、ノワール小説ってのが新しい、フェミ...続きを読む

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