作品一覧 2021/11/10更新 生きながら十代に葬られ 試し読み フォロー エリコの失敗日記【単行本版】 完結 試し読み フォロー エリコの失敗日記【分冊版】 完結 試し読み フォロー 女編集者残酷物語(この地獄を生きるのだ) 無料あり 試し読み フォロー 家族、捨ててもいいですか?~一緒に生きていく人は自分で決める 試し読み フォロー この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。 試し読み フォロー 私がフェミニズムを知らなかった頃 試し読み フォロー 私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに 試し読み フォロー わたしはなにも悪くない 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 小林エリコの作品をすべて見る
ユーザーレビュー この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。 小林エリコ 生活保護って人間の尊厳を奪っていくんだなと思いました。 人間は一定の尊厳を持って、社会に必要とされることで生き延びられるのだなと思いました Posted by ブクログ 女編集者残酷物語(この地獄を生きるのだ) 小林エリコ 未遂後の悲惨な世界 ブラック企業での低賃金、長時間労働の末、心が折れて自殺を試みた話。発見されて命は取り止めたが、医者に勧められて精神病院に。精神科のデイケア、障害者手帳の申請、生活保護の申請。社会復帰を願う著者にとって、これらの環境がいかにハードルが高く、絶望的で、さらに精神を病むことになるのか。読んでいて呆然となり...続きを読むます。精神を病んでいると診断された患者がどのような扱いを受けるのか。それこそ長い刑期の受刑者と同じような境遇のように感じました。自殺未遂は健康保険が効かない。でも生活保護を受けていたら治療費を支払わなくて良い。著者が再度(再々度?)の自殺未遂から救命され、治療費を払わなくて良いことを知ったところで、試し読みパートが終了。本編で再生する話が読めると知って希望を持ちました。著者にエールを送ります。 エール 私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに 小林エリコ 小林エリコさんの本はいままでほとんど読んでいるし、『精神病新聞』も読んでいたんだけど、この本にたどりつけてよかった! 私はこの本の祥子さんのような立ち位置の人間なのですが、エリコさんのように悩んでいたはずの親友のことを気がつけなったことは、ずっと後悔している。でも、それに気がつけないのが私であり、だ...続きを読むから仲良くいられたのかもしれないなとか、エリコさんの本を読むといろいろ考える。彼女と一緒に『車掌』も読んでいたので、なおさら。 Posted by ブクログ 女編集者残酷物語(この地獄を生きるのだ) 小林エリコ おもしろい 編集者として働く大変さを書いた本なのかと思ったら、生きる苦しみを綴った話だった。何度も自殺しようとして、それでも生き残ってしまい、生きなければいけない。あなたより不幸な人はたくさんいる、という言葉はなんの意味も持たない。私もそのような時期があったが、何とか持ち直した。作者は幸せになれたのだろうか? かなめ 生きながら十代に葬られ 小林エリコ 「死にたくなった人」の処方箋を探して。 前著『この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。』に感銘を受け、購入しました。 前著が"大人時代の苦しみ"をテーマにしていたとすれば、本書は"子供時代の苦しみ"を描いた作品です。 著者が子供時代に受けた悪魔のような所業を読...続きを読むみ、人を社会的弱者に追いやるメカニズムを垣間見た気がしました。 そんな中、著者を救ったのは、"苦しみ"を歌うアーティストであり、いのちの電話であり、友達とのつながりだったように思えます。 人とのつながりが大切だというのは、テレビ番組でも本でもよく聞きますが、そうは言っても、追い込まれている人ほど、人とつながれないのも事実です。 やっとのところで、踏みとどまるにはどうすればよいのか、さらには、趣味との向き合い方に至るまで教わることが多々ありました。 そして、本書に書かれていた様々が、追い詰められた人を救うには必要なものだと確信するに至りました。 最後に、人生の重い枷を外された小林エリコさんに勇気をいただきました。 Posted by ブクログ 小林エリコのレビューをもっと見る