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未遂後の悲惨な世界
ブラック企業での低賃金、長時間労働の末、心が折れて自殺を試みた話。発見されて命は取り止めたが、医者に勧められて精神病院に。精神科のデイケア、障害者手帳の申請、生活保護の申請。社会復帰を願う著者にとって、これらの環境がいかにハードルが高く、絶望的で、さらに精神を病むことになるのか。読んでいて呆然となります。精神を病んでいると診断された患者がどのような扱いを受けるのか。それこそ長い刑期の受刑者と同じような境遇のように感じました。自殺未遂は健康保険が効かない。でも生活保護を受けていたら治療費を支払わなくて良い。著者が再度(再々度?)の自殺未遂から救命され、治療費を払わなくて良いことを知ったところで、試し読みパートが終了。本編で再生する話が読めると知って希望を持ちました。著者にエールを送ります。
おもしろい
編集者として働く大変さを書いた本なのかと思ったら、生きる苦しみを綴った話だった。何度も自殺しようとして、それでも生き残ってしまい、生きなければいけない。あなたより不幸な人はたくさんいる、という言葉はなんの意味も持たない。私もそのような時期があったが、何とか持ち直した。作者は幸せになれたのだろうか?
良
うつ、自殺未遂、生活保護、親との軋轢、貧困ビジネス・・・問題ばかりの人生を生き抜くエッセイ『この地獄を生きるのだ』。
本作は著者の編集時代を描いたコミック『女編集者残酷物語』。
知らない世界でした
この漫画の内容だけでは残酷という言葉と結びつかない感じがします。ですが雑誌編集の世界の過酷さを知ることが出来ました。内容は現実味があり引き込まれます。人間生きるとは大変です。