命の脆弱性について
親友とはケンカ(弱さのぶつけ合い)ができるかどうかという考え方に共感した。
将来電源が切られる直前のAIがどのような反応をするのかSFチックに考え込んでしまった。
読む前は、AIロボットとは親友にはなれないと思っていたが、孤独死よりかAIロボットに話を聞いてもらったり、世話して
...続きを読むもらいながら死ぬ方が幸せそう。。。と思ったら、親友とか家族になり得るなぁと考え方が柔軟になった。
ペットとの違いは命の脆弱性かなと思ったが、ロボットも使い捨てられたり、電源落とされたりと脆弱性はある。
知性や理性的な行動とか、人間ができることにかけがえのなさを感じていると、それはAIに置き換えられ人間失業を起こすので、できないことこそにかけがえのなさを見つける方が人間らしいという考え方はとても共感でき、印象に残っている。
たまたまYouTubeで出口教授の講義の一部を見て興味を持ったが、とても面白い本だった。
今後のAI技術の発展に恐怖心ではなく、関心を持てるようになった。