黒井千次の作品一覧

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作品一覧

2021/06/28更新

ユーザーレビュー

  • P+D BOOKS 黄金の樹
    中盤で明史と木賊がザインとゾルレンについて話し合い、「とにかく、切実なものだけが切実なんだよな。」「同義反復には、常に多少の真実が含まれているからな。」というやり取りが印象的だった。
    全体としては棗がやや虫が良すぎるのではと感じたが、それは終始主人公の明史にも言えるし、その我儘さや苦悩こそが青春の色...続きを読む
  • P+D BOOKS 春の道標
    思春期の恋のどうしようもなさを克明に描いた作品。
    特に今まで自分が送った手紙がすべて返送されるシーンは苦しかった。
  • 老いのゆくえ
    これはまだ中年のうちに出会えて良かった本である。とにかく「老いる」とはどのようなことか、老いる人自身の主観的な目で懇切丁寧に描いて教えてくれる本はなかなか無いように思う。転ぶこと、体が動かなくなること、ものを忘れること、客観的には理解しているつもりのこれらの老化現象が、その人自身にはどう捉えられてい...続きを読む
  • 老いのゆくえ
    中年のネタに共感するのとは違って、85歳の高齢の方の本は驚きと発見の連続でした。
    終活本的ハウツーと違って、リアルに「老い」を考えさせられました。

    坂道を降りるときは前につんのめって、しゃがむと立ち上がれなくなって、ひっくり返ると起き上がれない、、、、。

    読みながら、家の中や近所の段差や坂を思い...続きを読む
  • 漫画 働くということ(1)
    労働の本質は自己表現への欲求だという。
    働くことを通して自分を現す、働けることの何と素晴らしいことか。

    「実社会に出る者は、その時になって初めて働く親の姿に出会う」
    まったくその通り。

    鬱々している社員へのプレゼント本。
    彼の読後に語り合いたい。

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