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Posted by ブクログ 2021年10月02日
これはまだ中年のうちに出会えて良かった本である。とにかく「老いる」とはどのようなことか、老いる人自身の主観的な目で懇切丁寧に描いて教えてくれる本はなかなか無いように思う。転ぶこと、体が動かなくなること、ものを忘れること、客観的には理解しているつもりのこれらの老化現象が、その人自身にはどう捉えられてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月21日
中年のネタに共感するのとは違って、85歳の高齢の方の本は驚きと発見の連続でした。
終活本的ハウツーと違って、リアルに「老い」を考えさせられました。
坂道を降りるときは前につんのめって、しゃがむと立ち上がれなくなって、ひっくり返ると起き上がれない、、、、。
読みながら、家の中や近所の段差や坂を思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月15日
人はみな老いてゆく。その中で、周りからよく耳にする自らの変化は、同年代からもたらされることが多い。そのため、この先、どんなことになってゆくのか?に関しては、座して待ちながら体験し、同世代とまたも共有してゆくことになる。この本では、多くの読者から見れば大先輩にあたる人物が語る生身に起こる様々なことを、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月23日
黒井千次さん「老いのゆくえ」、2019.6発行、85歳の頃の作品(エッセイ)です。60、65、75、そして85歳、新たな区切り、「ホントカヨ」といった心境だそうです。私は今年71、まだそれほどには老いを感じていませんが、これから先、ある日突然どどっとやってくるのか・・・、それともじわじわ忍び寄ってく...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月13日
実は他の本と間違えて購入してしまって、読むつもりのなかった本だったのだが、自分ももう夫の定年などを意識しなくてはならない年齢になっているので、これから自分の老いをどう受け止めていったらよいのかを考えるうえで、参考になった。
ただ、それでも今はまだあまり実感はないのかもしれない。数年後読み返したら、も...続きを読む
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