あさのあつこのレビュー一覧
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小学生の頃以来ぶりにあさのあつこ先生の作品読みました。読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。まだまだ話は序章だけど、犇めく謎に今後の展開がワクワクします。ネズミと紫苑の成長が楽しみです。Posted by ブクログ
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2024/05/12
野球部を引退し受験勉強に邁進するはずだった高校3年生の渓哉。だが自分の将来を思い描けず、焦燥感に苛まれている。ある日、道に迷っていた美しい女性・里香を案内することになる。また、同じ部活の実紀と共に幼馴染の栄美の温泉旅館にいつものように温泉につかりに行くのだが、里香も一緒について...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は命を落とし子を産む女性や里親の元で死んでしまう子など悲しさとやるせなさを感じる始まり。親を失った子のこれからがメインになるのかと思いきやフラッシュバックの話。おゑんさんも含めてお喜多さんや備後屋の幼い頃の惨い思い出が辛い。最後のお喜多さんには驚いた。
甲三郎がすっかりおゑんさんファンのよう。Posted by ブクログ -
2024/05/01
青春小説の部類に入るのだと思う。
主人公の御蔵鈴美は電車で痴漢に遭い、そのトラブルを同じ学校に通う菊池(きくいけ)比呂に助けてもらったところから2人の出会いが始まり、関係が深まっていく。
それぞれ2人が抱えているものを、どうやったら解決していけるか、試行錯誤して悩みながらもちょ...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の時に出会い、それから今まで大好きな本です。
紫苑とネズミの関係性に魅力を感じます。2人の関係は友人とも家族とも恋人とも言えないですし、むしろそれら全てを含んでるような気もします。Posted by ブクログ -
悲しいニュースが無くならないけど、子供たちは必死で生きている。大人は、大人であることに対し、気持ちがいっぱいになって、どうすることもできず、責任を放棄してしまう。そのほうが楽だから。
でも、後悔に苛まれ、前へ進めない。
最後に前へ進むことを決めた、大人と子供に幸あることを祈りますPosted by ブクログ -
2013年刊同名単行本の文庫化。島清恋愛文学賞受賞作。
陽介を探しに花粧山に登ろうとする真帆子は、雪の中、車道がなくなる山裾の一軒家にたどり着く。陽介は幼馴染みで、好きだったのに遠ざかって別の高校に通っていたが、1年前の雪の日に父親を刺し殺して行方不明になっていて、花粧山に行きたいと書いていたこと...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の時によく読んでいたので懐かしくなって再度買ってみました。
あの時もワクワクして呼んでいましたが、大きくなって読んでも面白く素晴らしい作品だと思います。
ただ全巻買ったのですが今4巻目まで読み進めたところ1-3巻の絵が抜けていました。電子書籍だと絵が無くなるのかと思っていたら4巻目では絵が出て...続きを読む -
眩しくて脆くてあったかい。心の真ん中に大切に大切にしまって、時々不意に開けたときに涙が出てしまうような、二度と戻れないあの頃の記憶。人生のお守りにしたい1冊。Posted by ブクログ
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数ある弥勒シリーズの中でもサスペンスに富んでいる。木暮信次郎の魅力がぐんと増した。先を先をと読み進めたくなった。あさのあつこさん、まだまだ続けてくださいね。Posted by ブクログ
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弥勒シリーズ第二弾。信次郎は正義感あふれた同心……とは真逆で、常に血に飢えて歪なものを嗅ぎ分ける。主人公は信次郎なのか、あるいは遠野屋か、それとも二人の間に絶妙に入ってくる岡っ引・伊佐治か……3人まとめて主役のような感じで、とても面白いです。女流作家の歴史物が少ないので、長く書き続けてほしい。Posted by ブクログ
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初出 2020年7月〜21年8月「しんぶん赤旗日曜版」
コロナ禍での在留外国人を取り巻く問題を、ふつうのパート労働の主婦の視点で捉え、周りにいる差別され攻撃される人、支援する人、差別・攻撃する人、それを肯定的に傍観する人も登場し、自身が抱える生い立ち、家族間のわだかまりなどもあって、けっこうハラハ...続きを読むPosted by ブクログ -
「弥勒」シリーズ第12弾。
前巻からの展開で、読み始めは記憶を呼び起こしながら。
相変わらず信次郎の闇を見透かす力が冴える。
遠野屋に降りかかった難儀も落ち着いたかに見えたが、ラストの展開に次が気になる。
次巻が待ち遠しい。Posted by ブクログ