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高2の琉璃は「ウリをやっている」という噂を流され、上級生に絡まれていたところを美少女・綾目周子に助けられる。周子もまた、動物や自然の声と対話ができるという特異な能力をもつために、周囲から浮いた存在だった。2人は魅かれあい、互いをかけがえのない存在として純粋に求めていくが――。親、姉妹、異性…一筋縄ではいかない関係性に悩む10代女子の、脆くてフキゲンな日常。大ヒット「バッテリー」シリーズのあさのあつこが贈る、瑞々しい青春小説!
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匿名
再読です。あさの先生が描く10代は本当にいい。まっすぐに心に切り込んでくるあさの先生の文章が好きです。
#エモい #深い
Posted by ブクログ
「恐れが皆無かと言えば嘘になるけれど、大多数の人たちとは異質であることを恐れ口をつぐむより、本気の恋を誇りたい。」 この一文に、本気の思いへの尊重や重たさを感じた。 ありふれているからこそ、本気の思いが際立ち、大事に思う。
再読。 この作品、とてもすきなのである。 剥き出しの刃物のような鋭さ、透明さ、熟しきる前の果物のような若さとほろ苦さ。 あさのあつこさんの作品にはそれが満ちている。 瑠璃の薄桃色の爪。 校内を飛び交う陰口と噂、視線。 恋を実らせた朱里の存在の輪郭の明瞭さ。 瑠璃と周子ふたりの出雲旅行。 激情に駆...続きを読むられて紅い花びらを踏みつけた周子。 「捨てなさい。そんな思い出集めみたいなまね、しないで」 たくさんのシーンが脳裏に刻まれていて、 ときどきふと私の中を過る。そんな作品。
あさのあつこは『バッテリー』しか読んだことがなかったけど、筆力のある作家だと思っていたところ、良い作品に出会えた。ちょっと不思議な2人の女子高生とその周囲の人物を描いた青春小説。10代ならではの心理描写が上手く、自分にもこんな時期があったかななんて少々ほろ苦く思いつつ、楽しく読めた。大人になると、悩...続きを読むみの種類が変わってくる。その時々で色んなこと考えてみんな生きているんだなと再確認。
恋をする心地よさが瑞々しく描かれていて良い。 自分の好きな自分をもっと好きになれるのってほんとうに幸せなことだ。 (恋愛相手とかに限らず、)自分の好きなものをしっかりと責任もって愛することが自分の軸になるのだとあらためて思う。 笑いや怒りなどは、特に共感を呼びやすいこともあって話の種にしてしまいが...続きを読むちだけれど、つよくはなれない。 怒りを共有する三人よりも瑠璃の方がつよく、愛することを知ってからの瑠璃はもっと強くなったね。 惑う青春時代の小説といえば、「蹴りたい背中」も併せてどうぞ。 綿矢りさのシニカルで突き刺さる描きかたがすき。
内容的にはどろどろしているところも多いけど、作中の空気は澄んでいてきらきらしている感じです。瑠璃の気持ちを周子が分かっちゃって悩むところで、複線の敷き方がすごいなと思います。
悪い意味じゃないけど、「あさのさん、遂にやっちゃったかぁ……」という感じ。元々匂い系と評されていたものの、今作はド直球の百合で驚いた。瑠璃はあさのさんらしい、芯の強い子。だけど、周子はいわゆる天然、しかし中身はしっかりとした理知的な子で、今まで読んだあさの作品にいない女の子だと感じた。
琉璃と周子のやり取りが大好きです(笑)。 あさのあつこさんの作品を読むのは初だったんですが、スーッと読めました。
地方都市のある高校で、ウリをやっているという噂のために絡まれていた琉璃を、偶然助けた上級生の周子。 彼女もまた特殊な能力を持っているという噂により、周囲から浮いた存在だった。 親、姉妹、異性……気高くもあり、脆くもあり、不器用でまっすぐに生きる十代の出会いと別れ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 面...続きを読む白かった。 鴉のタロウがなかなか良い味だしてた! 琉璃と周子が惹かれあっていく感じとかほんわかしたし、琉璃の家族の問題の描き方もなるほどなーってなる。 ふっきれて堂々と二人が旅行するとこ可愛いよね! あと、この「人の噂」って、やっぱり当事者としては気にならないってのは嘘なわけで、関係ない、他人はどうでもいいって割り切らないとやってけないから、そうするんだけど、簡単に切り離せるものじゃない… 切り離そうーーって考えてる地点でもう囚われてしまってるっていう厄介なものだよね… 朱理の周子にたいしての態度がすごくいいと思った。 いい…っていうかそうあるべきだよね… 学校なんて場所で、仲良い子意外はお互い余計な干渉するなよ、って思う。 ……けど、人の噂が楽しい人も居るから厄介だね…
初あさのあつこ作品。映画化された作品とかもあるので、勝手に流行作家だとイメージしていて、こんなに書ける(描きこめる)作家さんだとは想像していなかった。思春期な日々の揺れが丁寧に描かれて、なんか無駄に(無駄じゃないんだりうけど)悩んでいた自分を思い出した。こんな頃もあるのよね。 タロウも小説を面白くし...続きを読むていますね。
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