ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
大いなる母・西太后(シータイホウ)を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱(ユアンシイカイ)が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖(チャンヅォリン)は有能なブレーン・王永江(ワンヨンジャン)を得て、名実ともに「東北王(トンペイワン)」となる。幼き皇帝溥儀(プーイー)に襲い掛かる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。(講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
難しかったけど、おもしろかった。 第1巻はまだしも、2巻、3巻、4巻と、とても感動。あついものがこみ上げてきました。 「蒼穹の昴」の続編で、「珍妃の井戸」ではちょっといまいちでしたが、本作はすばらしい物語 清の始まりと終わりが交錯しながら語られるストーリー展開です。 -- 第3巻では西太后亡き後...続きを読むの物語となります。 袁世凱が自ら皇帝となるべく、活動を進めます。 そしてテロリストの姿も.. ここでの袁世凱はかなりいやな人で描かれていると思います。 一方で東北では王永江とともに張作霖がますます力をつけていきます。 そして、その東北を監督する趙総督の引き際。かっこういい しかし、正直、3巻は展開がいまいち..
白虎張や雷哥、秀哥に会いたい。 銀花になりたい。 2巻までは、『蒼穹の昴』の方が面白いと思ってたけど、彼らがかっこよくて『中原の虹』も大好きになった。
ラストエンペラー溥儀が即位、孫文の中華民国が興り、北方から張作霖が咆哮を上げる。ところどころで挿入される清の勃興が良いアクセントになっていて、前作で描かれた栄光の乾隆時代の様子を合わせると、清朝のなんたるかが浮かび上がってくる描写も秀逸。いよいよ次で完結を迎えるけど、どういう盛り上がりを見せてくれる...続きを読むのでしょうか。
中原の虹 1,2 を読み 日本から 買ってきてもらった 中原の虹 3,4。 待ち遠しいほどに 待った本だった。 中国を 外国の植民地にしない という 西太后の決意。 明治維新のような 禅譲。 中国の大きさから 一筋縄では まとめられぬ。 清が滅び 新たな時代が どう確立するのか。 それにしても 清...続きを読むが 漢族の王朝でないことが 新鮮だった。
大いなる母・西太后を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖は有能なブレーン・王永江を得て、名実ともに「東北王」となる。幼き皇帝溥儀に襲いかかる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。 今回のシ...続きを読むリーズでは袁世凱が大きなカギを握る人物だと描かれており、人々から憎まれ、役人たちからも目をつけられている。それでも本人は表向きは「人々のため」に政治を執り行うことに執着を持っているあたりが、人間の様々な面を見ているようで興味深い。 作中では、平和な町を張作霖らが滅ぼすという悲しいシーンが描かれているが、自分自身の気持ちとしては、吉永中尉と同じように感じた。
たくさん登場人物が出てきて、色々な角度から中国の歴史を見るのは面白かった。 日本での文秀たちのことも出てきて、嬉しかったな。
3巻。新たな登場人物がたくさん出てきて物語を追うのに必死です。 蒼穹ではただの面白キャラかなと思ってた戴沢殿下が案外真面目に国の行く末を案じている人で意外だった。ミセスチャンこと寿安との対話が物悲しくて、印象的だった。 日本で暮らす文秀のもとへやってきた蒋介石。教科書で見た名前だ。何した人なのかは覚...続きを読むえてないけど。きっと小説オリジナルのキャラクターと史実の人物をうまく混ぜて物語を作ってるんだろうなぁ。 アヘン窟にて珍妃の井戸に出てきたプージュンが登場。順番に読んでてよかった。 張作霖はただの暴君にしか思えなくてで好きじゃなかったけど、子供と動物に優しいところはちょっと見直しました。 時代遅れの人物や物を「ロートル」というけど、それの語源が中国語の老人を表す「老頭児」という言葉だったのを初めて知った。勉強になります。 4巻に続く。
西太后は中国三大悪女と評される。しかし、『中原の虹』では西太后の悪辣なエピソードはロンドンの出版物によって作られたものとなっている。清朝の高官は出版関係者に怒りをぶつける。 「わが国にはこんな嘘っぱちよりももっと興味深い、もっと面白おかしい事実がいくらでもあるではないか。君たちの国がわが国にいったい...続きを読む何をしたか」(『中原の虹 3』講談社文庫、2010年、89頁)。これは阿片戦争が念頭にあるだろう。依存性薬物を販売して、それを没収したら、戦争を始めることは、考えられる中で最も非道徳的な侵略戦争である。 『蒼穹の昴』で毛沢東が登場したことに驚かされたが、『中原の虹 3』では蒋介石が登場する。それも『蒼穹の昴』で毛沢東と接点を持った人物が関係する。
時は宣統帝即位から、辛亥革命に至る、激動の時期。 だから、この小説の主人公は、いったい誰なんだろう?と思うほど、たくさんの人物が入り乱れる。 主人公は一人ではない小説なのだろうけれど、この巻の主人公は袁世凱なのではないか、と思うほど。 革命軍と清朝遺臣の官僚たち、そして軍閥の三つどもえの状況で、駆...続きを読むけ引き、謀略がうずまき、目まぐるしく変わっていく。 ここに明末清初の戦乱、天命と、それを具現化した龍玉を巡る物語も重ねられていくから、読むほうも大変だ。 もう一回、丁寧に読み直さないといけないかな。
西太后亡き後の清朝は、西太后の思い通りに列強の侵略は受けずに政権交替が進む。清朝というおおきな枠組みを失った中国はいよいよ混迷を深めるのか。袁世凱、孫文、張作霖、それぞれの思惑が交錯するなか事態は複雑に展開する。 歴史を知っているからなんとか意味を理解しながら読み進められるが、知らないと唐突かもしれ...続きを読むない。あっこれ辛亥革命のことねって、分からないと厳しいかもしれない。 さて最終巻はいかなる展開を迎えるか。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
中原の虹
新刊情報をお知らせします。
浅田次郎
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
天子蒙塵 1
母の待つ里
壬生義士伝 1
兵諫
マンチュリアン・リポート
珍妃の井戸
シェエラザード(上)
鉄道員(ぽっぽや)
「浅田次郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲中原の虹(3) ページトップヘ