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上京して四十年、一度も帰ろうとしなかった郷里で私を温かく迎えてくれたのは、名前も知らない〈母〉でした――。家庭も故郷も持たない人々の元にカード会社から舞い込んだ〈理想のふるさと〉への招待。半信半疑で向かった先には奇跡の出会いが待っていた。雪のように降り積もる感動、全く新しい家族小説にして永遠の名作誕生!
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Posted by ブクログ
最高の一冊。 余韻の残し方が優れている。 最後に遅れて登場する「息子」に驚かされる。そして、彼については、他の登場人物ほど、「母の日待つ里」でのエピソードが語られることはない。 これが逆にこの本全体の味わいを深めている。 サービス無しの星5つ!
人の優しさが沁みます。 次郎兄ィの話は、本当に深くて、「事実は小説より奇なり」と言われる、その事実の如く、単なる小説ではないように、生命(こころ)に響きます。 終盤は本当に哀しい話で、その哀しさを受け止めて糧として、生き続けたちよさんの想いを継いで、三人と一組の夫婦の義兄弟妹が、古里で暮らしている話...続きを読むも、読んでみたいです。 読後感が切ないけれども充たされた想いもあり、ドラマ化を信じてます。 ありがとうございます✨
現代社会の夢物語 夢であることは承知して 夢ならどうぞ冷めないでと願う立派な大人たち 切なく温かい浅田次郎ワールドに浸り 至福の時間を過ごすことができた 相川橋の婆さまの寝物語は 声を出して読むことをお勧めする
浅田次郎さん、泣かせる。 「母」主に3人の主人公の母なそれぞれの故郷ではない村に。その母を思い初老の主人公達の日々の生活の癒しとして存在する「母」。 ネタバレになるので書けないけど、このシステムを考えついたのは著者なのか、本当にあるシステムなのかはわからない。しかしそんなサービスがあったらなぁと思っ...続きを読むた人は多いのではないでしょうか。 最後の母を見送るシーンは涙ものだ。母の過去を聞くと「母」をしていた時の姿を思い出しながら見えない母の本当の姿にさらに涙する。
まさかの話であった。しかし、やはり引き込まれた。浅田次郎の世界である。東京で寂しく歳をとっていく都会人の本音がここにあるのだろう。東京でなくても寂しさを感じる人間はどれほど多いことか。 ちよさんも昔息子と嫁と孫を亡くして悲しい思いをしてたのだなぁ。 人は悲しみが深いほど人間が深くなるのやら。
ゴールドやプラチナよりもっとすごいカードのとんでもないサービス。 心を癒されに都会からやってくる人たち。 母代りのチヨと息子や娘のつもりで泊まりに来る人たちとの心の交流。 そして最後にわかったチヨの境遇。 とてもいいお話でした。
この本を読む前は、古き良き日本と田舎邂逅かな?と思っていたので、いい意味で期待を裏切られた感じでした。オムニバス?と読み進めるうち、まさかの展開に読み終えてびっくりでしたが、ちゃんとヒトの優しさや思いやりなど暖かい内容で読み終えた時にはなんかスッキリしました。
なかなかの感動の物語である。今時のサービスビジネスやAIも出てくるが、それを出しながら人情物にするところは流石、浅田。
71久しぶりの浅田先生。泣きどころを分かった上でストーリーを紡ぐことにちょっと飽きてた時もあったけど、これは今風でかつ心に沁みる。ただちょっと運営会社の立ち位置が不明確で、最終盤での自分の気持ちの処理が追いつかない感じ。
望郷の念というか、お金の対価にしては最高のおもてなし。騙す騙されるとの板挟みになりながらも、心の拠り所は必要なのかもしれない。執拗に墓参りを進めてきたとき、黒い心がよぎったけれど自分の心の浅ましさになんだかはずかしかった。三者三様に母を慕う姿にジーンとしてしまった。ラストはただただ悲しい。やっぱり浅...続きを読む田次郎さんの作品は好きだなぁと実感した。
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