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物理学者の父親を文化大革命で惨殺された科学者・葉文潔。彼女の絶望がすべての始まりだった……。Netflix版ドラマ3月配信決定。
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Posted by ブクログ
話題作なだけあって、非常におもしろかった。SFは、専門用語が多くて読みづらいと感じてしまうので、あまり得意なジャンルではない。しかし、今作の圧倒的な独創性とエンタメ性のおかげで、グイグイとストーリーに引き込まれ、ページを捲る手が止まらなかった。続編を読むのも、Netflixのドラマを見て原作と比べる...続きを読むのも、とても楽しみである。
すごい
圧倒的なスケール。SF初心者でもグイグイ。翻訳も良く、とても読みやすい。おすすめです。今からもう一度読みます。
#怖い #アガる #ダーク
圧倒される、抜群に面白い‼︎ 脳汁でっぱなし‼︎ 読んでも読んでも世界が広がった。後半の次元展開で想像の限界を超えた最高。読む時間が待ち遠しいほど毎日の楽しみになった。頭が三体でいっぱい、物理の知識がほしい、続きが読みたい
とんでもないスケールのSF小説で、書かれている事はかなり難解なんだけど、ぼんやり理解しても先に進める。 予備知識ゼロで読み始めて、戦争とか陰謀とかの話かななんていう予想をかなり大きく越えられてて、宇宙まで行っちゃった。SFと言われると、スターウォーズを思い出すが、話の作り込みの奥深さで言えば、大きく...続きを読む三体が上回っている…という個人的な感想です。スターウォーズも好きなんですが。 文庫本で読みたいという我儘のため、続きを読むのが少し先になるけど、それが毎日のモチベーションになるくらい面白かった。
Netflixでドラマが始まったので、過去にどこかで綴った書評を転記。 ↓ さすがにもう読んだやろ?って言われるくらい読んだ方が良いし、読んでほしい本。 月並みな表現であんまり好きじゃないけど、「知らないと人生半分は損する」という言葉はこの本のためにあるような気がする。 一方で、この世界観を真っ...続きを読むさらな未知の状態で新鮮に読める未読者のことを、非常に羨ましく思う。 凄い。とにかく凄い。 もはやメディアで散々取り上げられ、 ■中国国内で三部作累計2100万部刊行 ■著者の劉慈欣はアジア人&翻訳書で初のヒューゴー賞受賞(SF小説の最高峰) ■オバマやザッカーバーグが大絶賛 と前評判ではかなり持ち上げられていたが、そんなハードルは天高く軽々と飛び越えるほどの圧倒的なスケールと妄想力とストーリーテリング。 脳みその今まで使ったことのないヘリをグリグリと引っ掻き回されるような、「ナンダコレ」がひたすら続きながらも止まらない没入感。 15年前の学生時分に徹夜で耽ったホーガン著『星を継ぐもの』ばりにのめり込んで読みました。 内容は王道ストレートにド変態変化球を混ぜまくったSF小説。 文化大革命、VRゲーム、ナノテクノロジー、沈黙の春、天体物理学、三体問題、粒子加速器、ファーストコンタクトと色々とギミックを織り交ぜながら予測不能な展開の数々。 ニュートンとジョンフォンノイマンと始皇帝が議論を交わし、何百回と栄えては滅びる文明世界とか字面だけでワクワクする。 あらゆる知識が縦横無尽に散りばめられ、知的欲求をこれでもかと満たしてくれる。 著者の博覧強記ぶりには脱帽です。(科学的に完全に正しいかとかそんなんは置いといて) その全貌はエヴァンゲリオン「人類補完計画」の比にならないくらい思想的でショッキング。 中国ではこの本の大流行を機に、SF教育での子どもの想像力育成や、SF都市の開発による観光&テクノロジー活性化なんかの動きもあって、それほどに『三体』の影響力は大きいみたい。 日本も「文系理系」横断教育の一環として、国語でSF小説を題材に科学教育してもイイんじゃなかろうか。 星新一とか小松左京好きになる少年少女いっぱいおるやろし。
SFファンが垂涎する要素をこれでもかというくらい盛り込んだSFエンターテインメント小説。 中国の文化大革命に端を発するディストピア的世界から始まり、この史実を基にSF的な"IF"を徹底的に積み上げていく。 ナノテクあり、ファーストコンタクトあり、VRあり。 暴走するカルト団体あり...続きを読む、サスペンスあり、そして科学に対してなんの知識もなくただ気概だけはひたすらかっこいい中年刑事あり。 つまらないわけがない。 あえてカテゴライズすると、ハードSFの部類に入るんだと思う。 ただし、イーガンのような、ともすると「あれ、これ、論文だっけ?」みたいな、読むのにだいぶ心構えを必要とするような難解さはない。 科学に明るくない人が、「?」と思うような記述がたとえあっても、その数行後には「あー、多分こういうことかな」ってわかるようにしている。 あるいはわからなくても雰囲気だけつかめておけば大丈夫なようにしている。ここはもう作者の筆力の妙に尽きる。 「細かいことはわからなくても、楽しめ!」という思いがびんびん伝わってきて、本当に楽しい。 SFを楽しむ上では必須の舞台の理解についても、読者がそこに至るまでのプロットが本当に見事で、SFに慣れない人が感じやすい「背景を理解しようとしているうちに疲れて飽きた」っていうことが一切起こらない。 詳細は語らないが、物語のキーになる「三体世界」の理解も、VRのゲームという奇抜なアイディアを通して本当にわかりやすく語り尽くしている。 ときおり現れる、ゲーム画面のテキストが醸すなんとも言えない雰囲気も、物語に没入する上で大きな役割を果たしている。 このあたりの言い回しなど、あらかじめ計算して書いていたのだとしたら、本当にすごい。 そんなわけで、600ページ以上もある本作、一切のストレスなく読み終えることができる。 読み進めるごとに物語はどんどん壮大になっていくし、物語の前半で出ている謎や疑問も終盤ですべて回収されるが、この一冊で終わりなのではなくこのあと「三体Ⅱ」「三体Ⅲ」と続いていく。 ただもう、楽しみでしかない。何ページあるかとか、そういうこと一切気にせず「とにかく話の続きを聞かせろ地球はどうなる三体はどうなる」と寝る前の子供のような興奮だけが残る。 万人にお勧めしたいSF。SF苦手な人も是非手に取ってみて欲しい。 その「うわっ」って思った600ページは、あっという間に溶けるから。
クソ面白かったの一言に尽きる。SFが当たり外れ大きいのは個人的には「現実感とのバランス」だと思っているが、本作は実際に物理の未解決問題としてある三体問題をベースに展開していて、これはあり得るな…的な現実感がちゃんとあるため世界に没頭できた。 その点、智子については訳分からくてSF色が濃いが、もしろよ...続きを読むくこんなオチを思いついた…!という感じで面白かった。 あとは本筋ではないが、文革など中国人の歴史、思想的な流れに触れられてて、全然知らなかっただけに興味深かった。SFの枠に収まらず、中国文学な味が新鮮であっという間に読み終えてしまった。
待望の文庫化!期待以上に面白かったし、何よりこの先の続編がどう考えても今作以上に面白い予感しか無いので、次が楽しみすぎ! (一応理系だけど。。)正直理解しきれていない部分もありながらも、そこに描かれる世界の壮大さ、斬新さが凄まじすぎてページを捲る手が止まらない。 "脱水で巻き巻き保管&qu...続きを読むot;は一番衝撃だったなー笑 次作の文庫化も楽しみですが、Netflixの映像化も楽しみに待とうと思います!
凄いSF。小説の形容に凄いってあまり使わないのだけど、読後「凄いや、これは」としか言いようがなかった。面白いし、深いし、読ませる。圧倒的スケール感、臨場感あふれる描写、物理学をベースとしてSF仕掛けの発想力、サスペンス的シナリオ展開…いずれも凄いとしか言いようがない。数あるSFの中でも、これを読まず...続きを読むして…という作品の一つだと思う。☆10個付けてもいいかも。 「智子」の仕掛けは正直理解できず。低次元化の情報の折り畳みと高次元化の不可逆性は何とかついていける。DNAとタンパク質の関係がまさにそうだから。しかし、空間距離が問題じゃなくなるところが?。だから「物理学は存在しない」ってことになるんだろうなあ、位の理解しかできなかった。 最後の方の、大史(史強)がイイ感じ。著者に特権階級じゃない人々を励ます意図があるかは分からないけれど。
この本も話題になっている作品だがとても壮大なSFであった。 物理用語が多く出てきてわからない部分もあったがそれでも読み進められる読みやすさが印象的だった。 話自体も非常に面白く続きが気になる作品だ。
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