#ハッシュ本 まとめ⑩書店員が選んだ「教科書に載っていた作品」【三省堂書店×BookLive!】
三省堂書店×BookLive! のTwitter企画「#ハッシュ本」! 第10回は9月前半のお題「#教科書に載っていた作品 」をまとめました。
皆さんは学生時代、教科書で読んだ作品を覚えていますか? 今回は皆さんが授業で習った思い出の作品を募集しました。表紙やタイトルを見ると、その頃の思い出が一気に蘇って、たまらなく懐かしい気持ちになりますよ!
また、参加していただいたユーザーの皆さんのツイートもご紹介します!
「#ハッシュ本」とは:三省堂書店とBookLive! の書店員が、毎月のお題に対してオススメの本をつぶやいていくTwitter企画です。季節ネタから本屋さんならではのニッチなネタまで、いろんなお題にチャレンジ中! |
「#ハッシュ本」では、みなさんの参加も随時募集しています。10月前半のお題は「ジャケ買いした本」。参加の仕方は簡単!「#ハッシュ本」タグと「ジャケ買いした本」タグをつけて作品名をツイートするだけ! 皆さんのオススメ本も教えてくださいね!(10/15まで)
目次
日本の風情を学べる「古文」4作品
まずはこちら! 古文の授業で誰もが触れたことのある4作品をご紹介します! 今思えば、日本の風情、日本らしさを学ぶきっかけになったのは古文作品だったかも……( ˘ω˘)
#ハッシュ本
ぶくまる編集部・Sの #教科書に載っていた作品 は『枕草子』です。
学生時代は読んでいると眠くなったのに、日本最古のエッセイ集は今読むとやたらとおもしろいし、声に出してみたくなります。解説書を読むのも楽しいですね~https://t.co/OE3W5yDKFM pic.twitter.com/dAcyMXgucL— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 2, 2017
BookLive!書店員・鯛子の #教科書に載っていた作品 は『枕草子』!
四季の表現がこんなにも詩的で美しいなんて。日本に生まれてよかった~と思った!https://t.co/W4RgwxzrkY#ハッシュ本 pic.twitter.com/z74WVdCUiZ— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 10, 2017
BookLive!書店員・鯛子です。『源氏物語』むかし読んでましたねー。
「お…大人の恋愛だ……」と、光源氏に想いを寄せた小学生時代だった……。https://t.co/1uCREmKZ9e#ハッシュ本#教科書に載っていた作品 pic.twitter.com/uyBLgiu2dK— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 6, 2017
ぶくまる編集部・きの子の #教科書に載っていた作品 は『雨月物語』!教科書に出てくる「腐女子に目覚めるきっかけ小説④」です。とにかく前置きはいいから「菊花の約」の章を読んでほしい。https://t.co/1GBJDrPvN3#ハッシュ本 pic.twitter.com/fiSK8wOyP4
— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 13, 2017
BookLive!書店員・鯛子です!『平家物語』が自分にとっての #教科書に載っていた作品 ですね~。冒頭部分、今でも言えます!盛者必衰の歴史に目覚めたのはきっとこの頃……。https://t.co/MOt9dyrH5p#ハッシュ本 pic.twitter.com/Gk2wRBD5Qk
— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 4, 2017
明治~昭和の文豪たちの名作! 「近代文学」9作品
夏目漱石、宮沢賢治、森鴎外、新渡戸稲造、正岡子規、太宰治、中島敦などなど……明治~昭和の文豪たちの近代文学9作品がこちら!
ぶくまる編集部・きの子です。 #教科書に載っていた作品 といえば『こころ』
教科書に出てくる「腐女子に目覚めるきっかけ小説」②は、まさに鉄板中の鉄板!これで目覚めた人もいるのでは。https://t.co/kKk1iWj5g3 pic.twitter.com/tB92IK9is9— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 7, 2017
#教科書に載っていた作品 #ハッシュ本
名木田恵子「赤い実はじけた」なんだか恥ずかしくて国語の時間ソワソワしてました。
夏目漱石「こころ」今までで一番登場人物の行動の理由や気持ちを想像した作品かもしれません。いま読んだらどう感じるか…もう一度読みたいです。T— 下北沢三省堂書店 (@simkit_sanseido) September 2, 2017
#教科書に載っていた作品 #ハッシュ本
宮沢賢治「やまなし」。クラムボンってなんだ…と今もずっと気になってます。あと「注文の多い料理店」。ゾクゾクしました。
あまんきみこ「ちいちゃんのかげおくり」。強く心に残り、かげおくりを試しましたし今でも影を見ると思い出します。T— 下北沢三省堂書店 (@simkit_sanseido) September 2, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
BookLive!書店員・マリーです。『風の又三郎』の「やまなし」が好きでした。擬音表現が独特で、暗記するほど何度も読んで練習した思い出があります。今でも声に出して読んでみたくなる作品です。https://t.co/AkHmdZqaX8 pic.twitter.com/UaXXE23HOO— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 9, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
BookLive!書店員・鯛子です。『やまなし』が印象に残ってますね~!
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」というフレーズが印象的で、想像力をかきたてられましたね。https://t.co/EGnbf6PjLF pic.twitter.com/qbNHz1J7gX— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 12, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
BookLive!書店員・ブルース・リーです。『舞姫』を高校時代に読んだ覚えがあります!教科書に載っていたのは一部だけでしたが、踊り子のエリスが狂ってしまうシーンが強く印象に残っています…https://t.co/mgqJz5O8ic pic.twitter.com/mY8pG6uyXS— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 8, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
BookLive!書店員・ローズです。『自警録』読んでましたねー。高校の哲学の教科書がこの本でした!多くのことが学べる良著です!https://t.co/PbMOGJ3kZb pic.twitter.com/e6OIbegdz9— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 3, 2017
【電子書籍】正岡子規は必教科書に載っていたのは覚えていますが作品よりも写真の横顔の方が印象的…落書きしたという意味で…。
『寒山落木』https://t.co/iRtj06HXQY#ハッシュ本 #教科書に載っていた作品— 三省堂書店電子書籍&オンデマンド (@ODPEBM_sanseido) September 11, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・きの子です。『走れメロス』覚えてますね。
教科書に出てくる「腐女子に目覚めるきっかけ小説」③です。太宰先生ごめんなさい。https://t.co/EVXzR06ezV pic.twitter.com/3nvEvyiDya— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 9, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
太宰治「富嶽百景」
やっぱり月見草ですよね。定番ですけど。文章読んだ時に、ふぁーっと、情景が浮かんで。それにしても、そこに目線を向ける太宰先生になんか無償に嫉妬した覚えがありますね。
文庫担当より。— 三省堂書店名古屋本店 (@naghon_sanseido) September 6, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・きの子です。『山月記』を推します!
教科書に出てくる「腐女子に目覚めるきっかけ小説」①といえば、まずこれでしょう。https://t.co/yFiGMKWdOE pic.twitter.com/QtbEijlnQW— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 5, 2017
BookLive!書店員・あおねこです。『山月記』を読んだ覚えがあります。詩的で、読んでいて映像が鮮明に浮かび上がってくる様な作品です。月光に照らされて悲しげに鳴き声を上げる虎の正体は…。https://t.co/dun6rDejZA#ハッシュ本#教科書に載っていた作品 pic.twitter.com/cjCbc6vE8Q
— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 1, 2017
道徳や教訓もこめられた「現代文学」5作品
続いてはこちら。教科書には戦時中の物語も多かった印象がありますね。叙情的ながら、教訓もこめられた現代文学5作品です。
#ハッシュ本
ぶくまる編集部・おにぎりの #教科書に載っていた作品 は「ちいちゃんのかげおくり」。幼い女の子の目線で描かれる戦争がすごく悲しくつらかったのを覚えています。あと「ほしいい」って美味しいのかな?とも。
今でも、雲一つない青空の日はかげおくりをやりたくなります。— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 15, 2017
#教科書に載っていた作品 #ハッシュ本
宮沢賢治「やまなし」。クラムボンってなんだ…と今もずっと気になってます。あと「注文の多い料理店」。ゾクゾクしました。
あまんきみこ「ちいちゃんのかげおくり」。強く心に残り、かげおくりを試しましたし今でも影を見ると思い出します。T— 下北沢三省堂書店 (@simkit_sanseido) September 2, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・モジジです。夏になると『白いぼうし』を国語の教科書で読んだことを思い出します。最後の「車の中には、まだかすかに、夏みかんのにおいが残っています。」という一文が印象深いです。https://t.co/DRLHqsOYPT— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 11, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・Sです。『車のいろは空のいろ』ご存知ですか。
この本の中の「白いぼうし」というカラフルで優しいお話が大好きでした。https://t.co/DRLHqsOYPT— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 8, 2017
#ハッシュ本
ぶくまる編集部・おにぎりの #教科書に載っていた作品 は「素顔同盟」。笑顔の仮面をつけることを強制されるディストピア作品。『モブサイコ100』に出てくる宗教団体「(笑)」にも通じるものがあります。
Webで全文読めます⇒https://t.co/5oG8JKNaBC— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 12, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・おにぎりは山川方夫先生の「夏の葬列」。戦中・戦後の話ですが読んだ時の衝撃は今でも忘れられない…主人公が気安く質問をしなければ、罪が蘇り、さらに新たな罪を背負うこともなかっただろうに…と子供心に人間の業の深さを感じました。— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 6, 2017
#教科書に載っていた作品 #ハッシュ本
名木田恵子「赤い実はじけた」なんだか恥ずかしくて国語の時間ソワソワしてました。
夏目漱石「こころ」今までで一番登場人物の行動の理由や気持ちを想像した作品かもしれません。いま読んだらどう感じるか…もう一度読みたいです。T— 下北沢三省堂書店 (@simkit_sanseido) September 2, 2017
幼き日の思い出……!懐かしの「児童文学」4作品
最後は、懐かしの児童文学4作品をご紹介! 作品の演劇を行ったり、みんなで朗読したりした思い出が懐かしいなァ~。
#ハッシュ本 #教科書に載っていた作品 教科書本と言えば新美南吉『ごんぎつね』でしょう。日本教科書界が誇るバッドエンドの最高峰。「ごん、お前だったのか」はいまだに忘れません。結末にいろいろな解釈が出来る作品。これからもずっと載り続け、子供たちの胸をざわざわさせて欲しいものです。
— 三省堂書店H (@H_sanseido) September 5, 2017
#ハッシュ本 #教科書に載っていた作品 といえば「ろくべえまってろよ」をよく覚えています なぜなら丸暗記したから 課題でもないのに丸暗記したのは後にも先にもこの作品だけだったと…https://t.co/2mTVLFq2Ij
— 三省堂書店電子書籍&オンデマンド (@ODPEBM_sanseido) September 2, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
ぶくまる編集部・Sです。『おおきなかぶ』読んだ覚えがあります。
クラスのみんなで役を分担して朗読したのが楽しかった!という気持ちを思い出します。https://t.co/ZHp7bwadMV pic.twitter.com/dpwxWJNMDC— ぶくまる@書店員がおすすめの本を紹介! (@bukumaru) September 7, 2017
#ハッシュ本#教科書に載っていた作品
BookLive!書店員・マスモンです。『スーホの白い馬』読んでたなー。
小学校2年生の時に読んだ作品。信頼と裏切り。金持ちと貧困。恵まれない環境に生きる少年と白馬の成長物語に感動!https://t.co/LYgOo8E58y— 電子書籍 は ブックライブ (@BookLive_PR) September 14, 2017
参加いただいた皆さんの #教科書に載っていた作品 をご紹介!
「#教科書に載っていた作品」ツイートにご参加いただいた皆さんの思い出の作品を教えていただきました。ご投稿ありがとうございました!
#教科書に載っていた作品 「カモメのジョナサン」続きが気になって文庫版買ったらジョナサンカモメの限界超えて行き着くところまで行ってたから教科書までしか読んでない方オススメ
— 橋本花鳥 (@torinikusoul) September 5, 2017
教科書だと物語の一部抜粋が多いので、もどかしかったりしますよね~。
あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」の一遍の「白いぼうし」
空色のタクシーの運転手松井さんの日常と非日常が交差するファンタジックなタクシー業務を描いた作品です。可愛い話ですごく好きだった。現在もシリーズ全三巻販売中なので、気になった方はぜひ。 #教科書に載っていた作品— 空雪@次は冬コミです。 (@Cotton_C_Cider) September 6, 2017
「白いぼうし」は人気の「教科書に載っていた作品」ですね! 夏みかんの匂いの描写が素敵です( ^ω^)
『汚れつちまつた悲しみに』中原中也#ハッシュ本 #教科書に載っていた作品
— miyazaki (@miyaz) September 6, 2017
中原中也先生の詩はリズム感が良くて親しみやすいですよね( ˘ω˘)
赤瀬川隼「一塁手の生還」ちょうど野球と日本の現代史に興味を持ち始めた時期に出会った作品。どっぷりはまって、ド下手なイメージイラストを描いたりしました……恥ずかしい。 #ハッシュ本 #教科書に載っていた作品
— アトリエ渋谷 (@AtreShibutani) September 5, 2017
戦争など現代史がテーマに関わってくる作品が多いのも、教科書に載っていた作品の特徴ですね(/・ω・)/
#教科書に載っていた作品 #ハッシュ本
太宰治「津軽」
高校の教科書だと、太宰の子守をしていた越野タケさんに会いに行く部分だけでしたが、全部読みたくなり、社会人になってから全て読みました。
(蟹田駅には、「津軽」の一節の碑がありました) pic.twitter.com/TU0kgKV72y— 太田どん (@ota_dondon) September 2, 2017
なんと! 蟹田駅にはこんな碑があるのですか! 素敵な写真ですね(*°∀°)=3
最後に
昔を思い出して読み返すと、改めて深い内容に気づかされることも多く、それもまた、教科書に載っていた作品ならではの魅力だなと感じます。世代や地域による教科書の違いで、触れた作品が異なるのも印象的でした。知らなかった作品を巡ってみるのも面白そうです!