『じったんの時短レシピ』の「りんごパイ」を作ったよ!|メガネ男子の漫画メシ 第4回
お腹をペコリと空かせた読者の皆さま、こんにちは。「メガネ男子の漫画メシ」第4回は、ホワイトデーにかこつけて「簡単おやつレシピ」を再現します。
プロローグ(ある日のぶくまる編集部)
O編集長「Tくん、はい」(空の両手を差し出す)
メガネ男子・Tくん「?」
O編集長「カモン、ホワイトデー」
Tくん「え!?」
O編集長「もうすぐ3/14だから。カモン」
Tくん「いやいやいや、そもそも編集長からバレンタインデーもらってないよね!? ギブアンドテイクのギブなかったよね!?」
O編集長「何を言う! ギブなら普段の仕事で惜しみなく与えてるじゃないか!」
Tくん「入社以来、一度ももらった覚えがないですが!」
O編集長「うるせぇ! テイク、カモン!」
Tくん「まさに外道(´;ω;`) しょうがない、手っ取り早く作れるあのレシピでいくか……」
第4回は『じったんの時短レシピ』のレシピを再現!
今回のレシピ再現作品は、岡村みのり先生の『じったんの時短レシピ』です!
『じったんの時短レシピ』 第1巻 岡村みのり / 講談社
第1巻・6皿目「りんごパイ(19分08秒)」を作ります!
『じったんの時短レシピ』は、独身OLの吉永珠里(愛称・じったん)が、数々の時短料理を作って美味しく食べる、基本1話完結のストーリーです。じったんのオーバーリアクションの面白さと、ほのかな恋のトキメキ、そして美味しそうな時短レシピの数々に、読めば元気とヨダレが出てきます! 毎回、所要時間が表示されているレシピは親切で、ちょっと小腹が空いた時や、残業後に夜食が食べたい時などにもうってつけ! 本当に簡単な料理ばかりなので、料理初心者さんにもおすすめですよ。
それでは、Tくんのホワイトデークッキング、スタートです。
まずはりんごの皮を剥いて角切りにします。他に必要な材料は、バター、餃子の皮、砂糖、油と、いたってシンプル。作中では20枚入りの餃子の皮を使っていましたが、今回は編集部員が4人いるので、50枚入りを買ってきました。そのため、作中のレシピの2倍少々の分量で調理しています。
そんなわけで、じったんはりんごを半分使っていましたが、Tくんはまるまる1個をひたすら角切りに。
黙々と切り続けるTくん。ちなみに調理の間、他の編集部員は撮影したりゴロゴロしたりしています。
まるまる1個だと、結構な量になりました。
フライパンにバターを溶かし、角切りりんごを投入します。
砂糖は、漫画では小さじ2杯だったので4杯ほど入れつつ、途中で味見しながら若干追加しました。この辺で、部屋中にバターとりんごのあま~い香りが漂ってきたので、編集部員も前のめりでTくんの手元を見つめていました(手伝いはしない)。りんごが半透明になったら、火を止めてそのまま放置しておきます。
さて、次は包みです。
まず、餃子の皮は、フチに水を塗って2枚重ねにします。
そこにたっぷりのりんごを乗せて、その上からまた2枚重ねの皮を乗せ、周りをギュッと押さえます。つまり、1つで4枚の皮を使うんですね。
それだけだと閉じが弱いので、フォークを使ってギュウギュウと押さえます。
餃子の皮は、袋を開封すると乾燥しやすいので、40枚で10個作る作業を、割とスピーディーにやる必要があります。
手早くやりつつ、丁寧さも忘れないTくんです。
O編集長「おっ、いいねぇ。その小指のピンってしてる感じもいいねぇ」
Tくん「どこ見てんすか」
包み終了! 見た目もなんだか可愛らしいですね。ちなみに、一番前にある中身が透けて見えるやつは、皮が2枚余ってしまったため、2枚重ねで作ったものです。
さて、ここから焼いていきます。作中に
油がひたひたならもっちりヘルシーな焼きりんごパイ。
油が多ければパリパリの揚げりんごパイに。
と書かれていたので、今回はフライパンに油を少々多めに投入し、「揚げ」でやってみました!
餃子の皮を折りたたまずに使うので、このフライパンだと一度に4個が限界でした。フライパンでやる場合、油はそんなに入れなくても揚げ餃子のような状態になるので、途中で足りなくなったら油を追加しつつ、何回かに分けて揚げていきます。
揚げ色が良さそうなタイミングで引き上げます。既に美味しい予感! ちなみに、じったん時間は「19分08秒」ですが、量があったこともあり、30分ちょっとくらいで完成しました。それでもすごくお手軽ですね!
いざ、実食!
パリッ!
Tくん「うわーサクサク! パイだ!」
編集部員M(腐女子)「美味しい! 食感で言うと、某ファーストフードのホットアップルパイにも似てるね」
家主S氏「うめえええええ! 今までの漫画メシの中で一番お気に入りかも!」
O編集長「4枚重ねじゃないのもアリだね。軽い感じになるし!……ってアレ? これがホワイトデー?」
Tくん「(ギクッ)……そうです(゚∀゚;)」
O編集長「なんか安く済まされた気もするが……まあ美味しかったから良しとするか……」
編集部員M(腐女子)「Tくん(♂)が、S氏(♂)に手作りホワイトデーのプレゼント☆と見なせば、それはそれで別の美味しさがあるよね」
O編集長「ほほう……」(男性2人を遠巻きに見ながら)
Tくん&S氏「やめて!((((;゚Д゚))))」
作りやすさ(5つ星評価)
★★★★★(半分の量だったら更に時短!)
今回の出費
りんご 127円
餃子の皮 132円
バター 250円
砂糖、サラダ油 メガネ男子が持参&家にあったもの
計 509円(税抜)
ぶくまる編集部4人であっという間に完食! ごちそうさまでした! 次回もお楽しみに!
今回の漫画『じったんの時短レシピ』は好評配信中!
『じったんの時短レシピ』 1~2巻 岡村みのり / 講談社