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【龍を捕って生きてゆく!!】『空挺ドラゴンズ』(桑原太矩)が描く命の現場!

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【龍を捕って生きてゆく!! 】『空挺ドラゴンズ』(桑原太矩 )が描く命の現場!

飛行船に乗って、大空を翔る龍を仕留める職業・龍捕り(おろちとり)の日常を描いた漫画『空挺ドラゴンズ』。
人間とドラゴンの命のやり取りが、圧倒的スケール感で描かれます。
美しい世界観とダイナミックな描写に引き込まれること間違いなしの超大作をご紹介します。

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※当記事に記載の内容は全て「ぶくまる編集部調べ」です。また、当記事には一部ネタバレを含みます。

漫画『空挺ドラゴンズ』基本情報

『空挺ドラゴンズ』のあらすじや作者などの基本情報をご紹介します!

空挺ドラゴンズ
『空挺ドラゴンズ』 第1~6巻 桑原太矩 / 講談社

『空挺ドラゴンズ』あらすじ

物語の舞台は、市(まち)の上空をドラゴンが翔る世界。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p70

希少なドラゴンの肉や油、筋や骨は高値で流通していました。
一方で龍が落ちてきた市は倒壊し、甚大な被害を被ることもしばしば。
つまり、ドラゴンは人々にとって貴重な資源でもあり脅威でもありました。
そんな諸刃の剣のようなドラゴンを安全に仕留め、解体し、人々に売ることで生計を立てている集団。
それがこの物語の主役となる捕龍船『クィン・ザザ号』乗組員たちです。
彼らは仕留めるべき龍を探し、空を東西南北駆け巡りながら生活しています。

『空挺ドラゴンズ』第2巻p134-135

時に命の危険と隣り合わせになりながら、天空を泳ぐ龍を追い求める姿。
『空挺ドラゴンズ』は、そんな捕龍船の乗組員たちの生き様を描いた作品です。

作者は桑原太矩(くわばらたく)先生!

2010年、『鷹の台フリークス』という作品でアフタヌーン四季賞の佳作にノミネート。
さらに翌年の同賞において『ミミクリ』という作品が準入選を果たします。
本作『空挺ドラゴンズ』がgood!アフタヌーンにて連載中であり、その他にも『とっかぶ 特別課外活動部』という作品(完結済)を刊行しています。

「全国書店員が選んだおすすめコミック 2018」第5位!

『空挺ドラゴンズ』は連載開始から、その世界観と壮大なスケール、そして独創的な着眼点から大きな話題を集め、数多くの漫画賞に選ばれています。
最初の受賞は、漫画好きの有志たちが選ぶ「マンガ大賞2017」へのノミネート。
さらに、毎年漫画ファン大注目の漫画賞「このマンガがすごい!」の2018年度版において、オトコ編の第14位に入賞。
また実際の書店員からの投票でランキングが決まる「全国書店員が選んだおすすめコミック 2018」において、数ある作品の中から第5位に選ばれています。

2020年に待望のアニメ化決定!

本作『空挺ドラゴンズ』はその人気から、2020年1月にファン待望のTVアニメ化されることが決定しています!
放送枠はフジテレビの「+Ultra」で、制作はポリゴン・ピクチュアズが担当。
すでに公式サイトでは、ティザーPVとビジュアルが公開されています。
アニメで描かれる『空挺ドラゴンズ』の世界観に期待が高まります!

まさに飛ぶ「龍」をも落とす勢いの『空挺ドラゴンズ』。
多くの書店員、漫画ファンに支持されている本作の魅力を徹底的に解剖してみたいと思います!

魅力①:天空の冒険を圧倒的なスケールで描く!

『空挺ドラゴンズ』は、天空を舞台に龍と戦う「龍捕り(おろちとり)」の姿を描いた作品です。
宙を舞うドラゴンを仕留めるべく捕龍船に乗り、天空へと飛び立つ龍捕り達。
そんな彼らの冒険を追うとあって、コマは自然とダイナミックな構図や迫力のある絵で埋め尽くされます。
こちらは、雲の上を飛ぶ船と、龍と、龍捕り達を描いたワンシーン。
壮大なスケール感に、ただただ圧倒されてしまいます。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p8-9

市(まち)の上空を飛ぶドラゴンを下から見上げる構図も、その絶望感が臨場感とともにこみ上げてくるシーンに。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p32-33

どこか懐かしさを感じさせるタッチも魅力的です。
他にも、思わず見惚れてしまうほど美しいシーンや大迫力の構図が満載。
天空ファンタジーならではの「見せ方」が、この作品の魅力的な世界観を作っています。

魅力②:グルメの贅沢な組み合わせ!

この物語は龍に魅せられた捕龍船メンバーたちの冒険ファンタジーであると同時に、捕獲した龍の肉を様々な調理方法で食す「グルメ紀行」の物語でもあります。
特に主人公の捕龍船員・ミカは大のドラゴン肉好き。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p112

「肉を食らうこと」が、巨大な龍にも物怖じせずに立ち向かう彼の一番の原動力です。
食欲に駆られた男の執念は凄まじく、自分より数百倍大きい龍を仕留めるミカ。(捕龍シーンは、なかなかに圧巻!)
捕った龍は解体し、新鮮な肉をその場で調理します。
物語冒頭でミカが作ったのは「龍の尾身ステーキサンド」。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p26-27

その名の通り、龍の尻尾の付け根の肉をステーキにし、それをパンで挟んだ逸品です。
これがとにかく美味しそう!(龍の肉は食べたことがないのにも関わらず、味をイメージしてしまいます…)
具体的な調理方法もレシピ本のごとく詳細に記載されており、リアリティ抜群です。
捕獲するだけでなく、きちんと「食す」ところまで描いている本作。

魅力③:命のやり取りに問われる捕龍船員としての覚悟

龍を捕獲することは常に命の危険と隣り合わせです。
仕留められれば命を落とすとわかっている龍は、人間を食い殺すつもりで襲いかかってきます。
天空は、命のやり取りの最前線です。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p38

だからこそ、一瞬の迷いや躊躇いが命取りになります。
生半可な覚悟では「命」を賭けた「龍捕り(おろちとり)」は務まりません。
「殺す覚悟の無いヤツは死ぬぞ」。
これは、龍に同情してしまった新人タキタに対して、ベテランのミカが放った台詞です。

『空挺ドラゴンズ』第1巻p43

まさに殺生の現場の厳しさを物語っています。
このように『空挺ドラゴンズ』では、壮大な天空の大冒険ばかりではなく、
龍を狩って生きていく人々の覚悟や、命を貰いながら生活をしていくことのリアルが描かれているところが大きな魅力です。

漫画『空挺ドラゴンズ』終わりに

さて、いかがでしたか。
天空を舞台にした壮大な冒険ファンタジー漫画『空挺ドラゴンズ』。
この魅力的な世界観にぜひ浸ってみてください!

空挺ドラゴンズ

『空挺ドラゴンズ』 第1~6巻 桑原太矩 / 講談社

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