理工 - KADOKAWA作品一覧

  • Dr.長沼の眠れないほど面白い科学のはなし
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    「数十年以内にオリオン座が爆発する!?」「カブトガニの血はHIVの特効薬!」「ブラックホールが地球上でできかねない現状がある!?」などなど、驚きのひとことから、「じゃあ、超新星爆発っていったい何なの?」「ブラックホールのしくみってどうなってるの?」「重力っていったい何?」などといった、科学の基本のキを図や写真を用いながらやさしく解説。大人から子どもまで楽しめる作品です!
  • オスは生きてるムダなのか
    4.1
    メスしかいないある湖のフナ、寄生した生物の性をコントロールする細菌、体と脳の性が別々に決まる人間……。自然淘汰だけでは説明できない性の不思議に迫る!
  • 私立時計ヶ丘高校タイムトラベル部
    3.4
    テーマは人類永遠の夢「タイムトラベル」。主人公である高校生4人組がこの「タイムマシン」を作ろうと奔走する中で、「相対性理論」や「素粒子理論(ニュートリノなど)」、「量子力学」など人気の物理学テーマを学びます。誰もが気になるテーマを通して最先端物理がわかる!
  • 天才と異才の日本科学史
    5.0
    科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦悩だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、時代を先取った研究で予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。
  • 記憶をあやつる
    4.8
    実際には経験していない記憶を作ることに成功──。記憶形成に関与する分子を発見した気鋭の分子脳科学者が、記憶研究の歴史を辿り、その実験の全貌とトラウマを抑制する「記憶の医学」に挑む脳科学の最前線を紹介!
  • 宇宙の始まりはどこまで見えたか? 137億年、宇宙の旅
    -
    1巻1,584円 (税込)
    宇宙の始まりはどこまで解明されたか。ビッグバン電波の発見から、宇宙創成0.1秒後に発生したニュートリノと重力波の捕獲まで。宇宙誕生の謎に挑む精密観測の驚異的な世界を、観測宇宙論の第一人者が描きだす。
  • ナゾとき「進化論」 クイズで読みとく生物のふしぎ
    4.5
    YouTubeで大人気! 新進気鋭の研究者たちがやさしくつたえる! 最高におもしろい「生物」の世界 「キリンの首が長くなったのは高いところの葉っぱを食べるため」なんて、聞いたことはありませんか? 実はそうではないのです。 よく考えると、この世界はふしぎなことばかり。 「なぜ、地球にはこんなにさまざまな生き物がいるんだろう?」 「どうして、生き物の体って、こんなにうまくできているんだろう?」 そんなことを考えたことはありませんか? クイズとまんがで楽しみながら、そんなナゾにチャレンジしていくのが本書です(総ルビつき)。 地球に暮らすさまざまな生物たち。 「どうして、こんな形に進化したのかな?」 「なぜ、こんな動き方をするんだろう?」 よくよく見てみれば、疑問はつきません。 たとえば、サメとイルカ。 サメは魚類で、イルカは哺乳類。 種がちがうのに、なぜか形や配色がよ~く似ています。 そんなところにも、実は進化のおもしろい秘密がかくれています。 本書にはさまざまな、たくさんの美しい生物の写真も掲載。 おとなから子どもまで、知的好奇心が刺激され、満たされるのはもちろん、読み終わることろにはきっと世界が、生命がもっと愛おしくなっているはずです! 【本書の3つの特長】 ・人気YouTuberにして、新進気鋭の研究者たち「ゆるふわ生物学」が、生物への愛をたっぷりこめて書き下ろしました! ・知的好奇心をくすぐるクイズを楽しくときながら読み進めるうち、いつのまにか「大学(教養)レベル」の進化生物学にふれられます! ・進化の壮大な歴史にふれると、世界の見え方が変わるかも?! 生き物や生命がもっと愛おしく、大切なものに感じられるはず!
  • 大人の教養 面白いほどわかる生物
    -
    1巻1,650円 (税込)
    本書「はじめに」より 健康,病気,環境,食品などにかかわるニュースを毎日のように目にするこの時代に!  新型コロナウイルスのパンデミック,温室効果ガスによる地球温暖化,食糧問題,がん,生活習慣病。今は『生き物』についての教養をもつことが重要な時代です。しかし,日本では多くの高校生が「生物」を学ばずに高校を卒業していきます。  「生物」では,免疫,ホルモン,神経などの自分のからだにかかわる基本的なしくみの理解,環境問題や進化などについての教養を学ぶことができるのですが,これらに触れぬまま社会人になっている方が非常に多いという現状があります。  テレビやインターネットには病気,健康,食品などのニュースが日々流れています。このパンデミックのなか,テレビやSNS ,インターネットを見て,職場の同僚や友人などと話して,「情報を受ける側の私たちが,一定程度の正しい知識,教養をもつことが大切だ!」と痛感しました。 多くの方に生物学の教養を!  あふれかえる情報をシッカリと理解,判断し,選別すること。多くの方に生物学の教養があれば,いわゆる『似非科学』,『似非医療』のようなものに騙されたり,健康を損ねたり(最悪の場合,治る病気を治す機会を失ったり)することもなくなると考えています。  そのために必要なものは教育であると考え,私は日々誇りをもって若者に「生物」を教えています。今回,大人の方を対象として,生物学の基本事項をまとめた書籍を世に出す機会をいただきました。本書をとおして,健康や医療に対して正しい判断ができ,生物学に興味をもち,幸せになる人が増えることを心の底から願っています。 ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。
  • 宇宙一わかる、宇宙のはなし むずかしい数式なしで最新の天文学
    3.6
    ◎宇宙の「果て」はどこにある? ◎地球のはじまりは「雲」だった ◎太陽の寿命はあと半分しかない ◎人工ワームホールは理論上可能! ◎宇宙の最期は「点」になる? YouTubeチャンネル登録者数16万人!(2021年11月現在)大人気サイエンス動画「日本科学情報」が待望の書籍化。 難しい数式を一切使わないから、知識ゼロでも大丈夫! やさしい解説と見やすい図で、最新の天文学がわかる!
  • ゾクゾクしてやみつきになる! もしも科学大全
    4.3
    チャンネル登録者数が66万人超(2022年3月現在)の動画チャンネル「VAIENCE」。さまざまなもしもの世界を科学的に解説した動画は、「いきなり未知の領域の話をして驚かすのではなく、常識の範囲から始めて徐々に未知の世界に入っていくストーリー展開で分かりやすく、もしかしたら実在するかもしれないと思わされるところがたまらない」と、高評価を得ています。 本書は「宇宙」「地球」「生物」「人間」の4つのテーマごとに、ゾクゾクするようなネタをイラストと共に紹介。本書の40ネタの内6割は、これまで動画では紹介していない新ネタです。 ハラハラドキドキの極限のシチュエーションを、Mr.バイエンスが体験。ぶっ飛んだ世界に、現実世界で日々起こる悩みなど、どうでもよくなるに違いありません。
  • 未来の科学者たちへ
    4.5
    (目次) 序章 こんなに楽しい職業はない(対談) 第1部 研究者の醍醐味--世界で自分だけが知っている 第一章 研究は「おもろい」から(永田) 第二章 一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを(大隅) 第2部 効率化し高速化した現代で 第三章 待つことが苦手になった私たち(永田) 第四章 安全志向の殻を破る(大隅) 第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう 第五章 「解く」ではなく「問う」を(永田) 第六章 科学を文化に(大隅) 終章(対談)
  • 失敗ゼロからの脱却 レジリエンスエンジニアリングのすすめ
    3.0
    対策をいくら積み重ねても、事故がなくならない。 マニュアルや手順が増えるほど、作業現場は疲弊する。 決められた安全訓練をしても、想定外には無力となる―― 現在の安全マネジメントは、もはや行き詰まりを迎えている! 仕事をする目的は、よい製品を作ること、よいサービスを提供することであり、事故を起こさないこと、仕事で失敗をしないことではない。 いまこそ、「事故を減らす」から「成功を増やす」へ、発想のパラダイムシフトが必要なのではないか。 産業界や医療界をはじめ、いま熱い視線が注がれている「レジリエンスエンジニアリング」とはなにか。労働災害、交通事故、航空機の墜落、鉄道の脱線や衝突、医療事故など、ヒューマンエラーの最前線を研究し続けてきた著者が、行き詰まりを迎えつつある安全マネジメントの現状に警鐘を鳴らし、豊富な実例とともに「よい仕事を続ける」ための新時代のマネジメントを提唱する。
  • 大学入試 亀田和久の 無機化学が面白いほどわかる本
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の最大の特長は「ごまかしのない解説」です。高等学校の化学は、大学以降で学習する化学の前段階がゆえに厳密に説明をすることが難しい。しかし、本書では業界初の「嘘ナシ解説」を実現しました。 ※本作品には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。また、紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 科学哲学者 柏木達彦の哲学講義【3冊 合本版】 『科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏』『科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義』『科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義』
    -
    京都のとある大学。哲学教授・柏木達彦の研究室を物理学専攻の女子学生、咲村紫苑が訪ねる。「パラダイムって何ですか?」――。相対主義や真理論など、哲学の大問題を平易な対話体で読み解く哲学入門ノベル。シリーズ全3冊『科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏』『科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義』『科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義』の合本版。
  • 気候を操作する 温暖化対策の危険な「最終手段」
    3.3
    大気中のCO2を直接回収、成層圏に微粒子を撒いて太陽光を遮る……最先端の温暖化対策は、「人類が気候を操る」レベルまで達している。世界で話題沸騰の技術の概要・効果・危険性について、日本の第一人者が解説。
  • 笑わない数学
    4.4
    番組内容の焼き直しではなく、番組に盛り込めなかった数々のエピソードや驚きの数学理論を可能な限り盛り込んだ1冊。 番組で取り上げた内容も書籍用に表現を改め、構成を再構築するなど、書籍ならではの楽しさと工夫を散りばめました。 全ページフルカラーにすることで、紙面を見やすく構成し、視聴者から好評を博した番組オリジナルCGを多数収録しました。 数学ファンだけでなく、「数学に興味を抱く小中高生」、「数学に挫折した経験のある方」など幅広い方に数学を楽しんでいただける数”楽”入門書です。 天才数学者たちを苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を、どうぞお楽しみください。 番組「笑わない数学」とは… レギュラー番組としてNHK総合テレビで2022年7月~9月(シーズン1)に放送。 パンサー尾形貴弘が難解な数学の世界を大真面目に解説する異色の知的エンターテイメント番組として、数学ファンのみならず、小学生やその親御さん、中高生、そしてバリバリの現役世代から一線を退いた高齢の方と幅広い人々に受け入れられた人気番組。 優れたテレビ番組であるという評価を受け、ギャラクシー賞テレビ部門の2022年9月度月間賞を受賞。
  • 「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実
    3.7
    食べることのよろこびは、口の中ではなく、ほとんど頭の中で生まれている。とくに重要なのは「皿の外」にある要素だった!
  • 人類を変えた7つの発明史 火からAIまで技術革新と歩んだホモ・サピエンスの20万年
    NEW
    -
    1巻2,200円 (税込)
    爆発的な進化を遂げた「生成AI」。それにより、人類の未来はどう変わるのか。歴史・インターネット・AIに精通する著者だから書けた20万年前から今日までの壮大な歴史巻物。
  • 私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題
    -
    科学における最も重要な言葉の一つが「わからない」だ。わからないことがわかっている、すなわち「既知の未知」であるからこそ、探求することが可能であり、発見の可能性を持つ(「未知の未知」では探求の機会を持つことができない)。 宇宙物理学は過去500年ほどで飛躍的な進化を遂げたが、「私たちはどのように生まれたのか」などの深遠な問いにどこまで迫れたのか。世界的に有名な理論物理学者が、宇宙論の既知の未知を「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」と5つの章に分けて探求。今後数十年の科学が追うであろう内容は驚きと興奮に満ちており、私たちの思考を深め、世界の見方も一変させてくれる。 原題… The Known Unknowns: The Unsolved Mysteries of the Cosmos: A Brief Account of What We Know and What We Don't Know About the Cosmos 著者名…LAWRENCE M. KRAUSS
  • 数学の世界史
    4.0
    数学はそれ単体で進化したのではない。各々の文明圏から生じ、征服と同化を繰り返しながら一つの「世界の数学」に収斂していく文化的征服史といえる。歴史の流れの中で数学をとらえ、新しい数学観を見出す。
  • はじめての自然科学366 読みもの&クイズで知識と教養がグングン身につく!
    -
    角川の集める図鑑GET!シリーズの全11冊「恐竜」「動物」「昆虫」「危険生物」「人体」「魚」「星と星座」「は虫類・両生類」「絶滅動物」「深海」「宇宙」から、 毎日ワクワクしながら大人も子どもも楽しめる、選りすぐりのトピックスを366個集めました! オールカラーで見やすく、イラストや写真も大充実! 日付の横には、科学、文学、スポーツ、芸能など、各ジャンルで活躍した有名人の誕生日も掲載。 1か月分を読み終えたら、おさらいクイズもあるので自然と知識が身につきます!
  • ガロア理論12講 概念と直観でとらえる現代数学入門
    5.0
    (目次) 序章 ガロア理論とは何か 1 解の公式 2 公式の意味 3 解の入替え・置換 4 不可能の証明 5 ガロア理論 第1章 複素数と方程式 1 複素数 2 代数方程式 第2章 体の代数拡大 1 既約多項式 2 代数拡大 第3章 方程式のガロア群 1 方程式のガロア群とは何か? 2 方程式のガロア群 第4章 群論(1) 1 群 2 対称群(1) 3 部分群とコセット分解 第5章 群論(2) 1 準同型と正規部分群 2 対象群(2) 3 正規部分群と剰余群 第6章 ガロア拡大とガロア群 1 体の自己同型 2 ガロア拡大 第7章 ガロア対応(1) 1 ガロア理論の基本定理 2 ガロア対応 第8章 ガロア対応(2) 1 ガロア対応と2次方程式 2 ガロア対応と3次方程式 第9章 べき根拡大 1 べき根型の方程式 2 クンマー拡大の理論 第10章 方程式の可解性(1) 1 4次方程式の解法 2 代数的可解性 第11章 方程式の可解性(2) 1 代数的可解性 2 アーベル・ルフィニの定理 第12章 作図問題 1 作図 2 作図問題
  • テクノロジーが脳を変質させる マインド・チェンジ
    -
    現代のネット、スマホ、ゲームの合計視聴時間は平均11時間。環境に適応しやすい脳が、現代のこうした習慣によっていかに変化するのか?現代人必須の知識を、英国脳科学の権威が客観的事実をもとに解説します。
  • 星空をつくる機械 プラネタリウム100年史
    3.7
    輝く星空を機械によって再現する──。そんな人類の夢をかなえる近代プラネタリウム第1号が、1923年10月、ドイツで生まれた。「宇宙への扉」をすべての人に開いたプラネタリウムの世紀、その知られざる物語とは? プラネタリウムの仕組みと歴史を第一人者がときあかす決定版 ※本電子書籍は、紙書籍から本文の一部が未収録となっております。あらかじめご了承ください。
  • 理系大学生の定番書 世界一わかりやすい 大学で学ぶ 物理化学の特別講座
    -
    1巻2,750円 (税込)
    本書では、大学理工系学部で必修科目「物理化学」の履修内容について、高校化学を復習しながら、大学化学の土台が築けるようにわかりやすく解説しています。 ◆高校の授業から大学講義への橋渡し 本書は、高校化学の復習からはじめて、大学で学ぶ「物理化学」の内容に誘導していく構成になっています。全ページオールカラーで見やすく、イラストを積極的に使用することで化学現象をイメージできます。 ◆単位取得に効果的 内容を理解できたかをチェックするための「例題」が各講の最後に掲載されています。試験やレポートで課されるものもありますので、必ず解きましょう。 ◆先取り学習や学び直しに 高校化学の先にある大学レベルの内容を知ることができる入門書なので、「物理化学」を復習するためのテキストとしても使えます。もののしくみを理解することに重点を置いているので、文献と見比べれば応用技術の根幹を知ることができます。 ◎単位を取りたいのに、講義内容がわからない大学生! ◎もう一度、基礎から専門知識を学び直したい社会人! ◎化学が得意で大学レベルを勉強したい高校生! そんなあなたに最適な参考書です。
  • カラー図解 身のまわりのすごい技術大全
    6/17入荷
    -
    身近にある「便利なモノやしくみ」について、 全100項目オールカラー図解でわかりやすく解説する一冊。 日頃よく使っていたり、よく目にしたりしているのに、 そのモノの、そもそものしくみや意義、起源などについて、 じつはよく知らないまま暮らしている人は多いはず。 本書は、そんな私たちが知っておくべき知識や教養を授けてくれる内容。

    試し読み

    フォロー
  • 恐竜大陸 中国
    6/10入荷
    -
    世界一の恐竜大国、その実態 世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。 発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。 日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。 研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。 習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある ■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る ■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる ■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生 ■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで ■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc. 【目次】 はじめに 恐竜の基礎知識――本編に進む前に 第1章 中国恐竜最新事情――恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜 第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生 第3章 中国人の大発見――化石は意外な局面で見つかる コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱 第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか? 第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たち――中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇  おわりに 参考文献

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本