検索結果
-
3.7付き合って十ヶ月、ずっと交換日記を続けている希美と瀬戸山。しかし、ある日突然、瀬戸山からのノートに「しばらく会えない」と記されていて――。その理由を聞くことが出来ない希美。瀬戸山も理由を聞かない希美に対して、意地を張って本当のことを言えなくなってしまう。ギクシャクした関係を変えたいけれど、ふたりにはそれぞれ隠さなければいけないある秘密があって…。そして、ついに瀬戸山から「もう交換日記をやめよう」と告げられた希美は――。「交換ウソ日記」の世界線で描かれる嘘から始まる短編、他四編を収録。
-
3.8【2020年10月2日(金)映画公開!】 W主演佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)&橋本環奈 佐藤流司 柴田杏花 莉子 坂口涼太郎 山本未來 片岡愛之助 和久井映見 小説を、物語を愛して止まない読者のために、小説を愛し続けた著者たちが綴る、物語への愛に満ちた『小説の神様』アンソロジー。 「小説は、好きですか?」わたしたちはなぜ物語を求めるのか。 新作を書けずに苦しむ作家、作家に憧れる投稿者、物語に救われた読者、作品を産み出すために闘う編集者、それを届けてくれる書店員……わたしたちは、きっとみんなそれぞれの「小説の神様」を信じている。だから物語は、永遠だ。 当代一流の作家陣が綴る、涙と感動、そして「小説への愛」に溢れた珠玉のアンソロジー。 <収録作品> 降田 天「イカロス」 櫻いいよ「掌のいとしい他人たち」 芹沢政信「モモちゃん」 手名町紗帆「神様への扉」 野村美月「僕と”文学少女”な訪問者と三つの伏線」 斜線堂有紀「神の両目は地べたで溶けてる」 相沢沙呼「神様の探索」 紅玉いづき「『小説の神様』の作り方ーーあるいは、小説家Aと小説家Bについて」
-
4.0高2のフツー女子・希美が机の中で見つけた「好きだ」と書かれた手紙。送り主は、人気者の瀬戸山くん! 冗談と思いつつ、彼の靴箱に返事を入れたことから2人のヒミツの交換日記がはじまる。コンプレックスから瀬戸山くんを苦手に思っていた希美だが彼を知るうちどんどん惹かれて――ところが何気なく希美が書いた「私の名前知ってる?」という質問に瀬戸山が返してきたのは希美の親友の名前で。それ以後、希美は彼女のふりをして交換日記を続ける事になるが…。
-
-忘れてください! あの時の事は!! 中三の時、好奇心から肉食化して彼氏と最悪の別れ方をした伽耶。その元カレに大学受験の塾で再会!? 普通に接してくる彼に動揺が止まらない…迷える黒歴史女子のやり直しのゆくえは? ※短期連載全話(第1~3話)収録
-
1.0写真部の瞳子は同級生で新聞部のチャラ男・アキが好きだが告白もできず、アキの命令のまま写真を撮っている。瞳子の後輩の煌大はそんな彼女を見かねてある提案を…「俺に告白されたって言ったらアキさんに興味持たれるかもよ」――最初はそのウソに乗る気はなかった瞳子だが、それきっかけでアキと偽装恋人に。ニセとはいえ恋人になれた嬉しさと偽っている罪悪感で揺れる瞳子は、すべてをアキに話しやめようとするが、煌大が豹変!? 3人の思惑、それぞれの”好き”が交差する胸キュンだけどビターな三角関係のゆくえ、本当の恋って何? ※1~3話を収録
-
-「会いたくなかった、君には――」 高校3年生になる春、伽耶は塾でもっとも会いたくなかった人物に再会する。その人は白山然、中学時代の元カレで伽耶のやらかした黒歴史の生き証人!!どうしたらいいのかと動揺する伽耶に対して然は自然に接してきて…伽耶の中で封印した何かが動き出す。
-
4.0「ねえ、わたしと一緒に人助けしない?」「正義」を信じられなくなった少年と、ヒーローになりたい少女。二人が出会った時、世界は少し変わり始める――。 ●STORY 高校生二年生の鈴森実(まこと)は、ある日、クラスメイトの城之崎聖良が、赤いジャージに身を包み、マントをつけた「ヒーロー」に扮して、困っている人を助けているところに遭遇する。「ヒーロー活動」を見られたと知った聖良は、「わたしと一緒に人助けしない?」と実を誘うが、実には彼女と関わりたくない「ある理由」があって……? 傷を抱えながら「世界」と向き合う、少年少女の思いが胸を打つ傑作青春小説。文庫書き下ろし。
-
4.4目つきの悪い少年・飯綱(いいづな)くんは、「イイズナ」に変身すると人や物に繋がる縁が視える!? 「人と人、人と物との繋がり」=「縁」が鮮やかに描かれる、ハートフル青春小説。 【あらすじ】「縁(えん)ってのは、運と時間と想(おも)いなんだよ。簡単にできるもんじゃねえ」放課後、中学1年生の春日(かすが)が目撃したのは、動物の「イイヅナ」に変身したクラスメイトの男子・飯綱(いいづな)くん!? 「縁」が見える飯綱くんとともに、自分や身近な人たちの「なくしもの」を探すことにした春日は――。 【目次】●1.イイズナくんはいつも、ひとり ●2.イイズナくんとたまに、恋バナ ●3.イイズナくんに今日は、天敵 ●4.イイズナくんと過去を、結ぶ ●5.イイズナくんと明日も、一緒
-
5.0心にしみる、大人の恋の物語 困っている人を放っておけない奏(かなで)は、ある日の帰り道、行きつけの喫茶店のバイト大学生、琉生(るい)が冬の公園で凍えているのを見かける。そこから奏と琉生、そして奏の幼馴染の清晴(きよはる)との奇妙な関係がスタートした。それぞれがそれぞれの過去を抱えながら―。ベストセラー作家櫻いいよが真正面から描く、大人の恋の物語。 困っている人を放っておけない奏(かなで)は、ある日の帰り道、行きつけの喫茶店のバイト大学生、琉生(るい)が冬の公園で凍えているのを見かける。そこから奏と琉生、そして奏の幼馴染の清晴(きよはる)との奇妙な関係がスタートした。それぞれがそれぞれの過去を抱えながら―。ベストセラー作家櫻いいよが真正面から描く、大人の恋の物語。 1 手を伸ばした夢のはなし 2 交わらない愛のはなし 3 切り離された証のはなし 4 ここになかった恋のはなし 5 残された約束のはなし 櫻いいよ 2012年に『君が落とした青空』(スターツ出版)でデビューし、大ヒット作となる。ほかに『黒猫とさよならの旅』『きみと、もう一度』『飛びたがりのバタフライ』『交換ウソ日記』(スターツ出版文庫)、『図書室の神様たち』『海と月の喫茶店』(小学館文庫キャラブン! )、『ウラオモテ遺伝子』『世界は「」で満ちている』(PHP研究所)などがある。
-
4.0
-
4.3温かな涙を誘う、思い出のおやつ。 祖母の死を機に田舎から街に引っ越して、父親と弟との三人暮らしを始めた女子高生の香月。だが、転校先では友達ができず、母親代わりの家事もうまくこなせず、父親ともぎくしゃくして、居場所を見つけられないまま、寂しい気持ちを抱えて毎日を過ごしている。 ある日、隣の席にすわる男子生徒のノートを間違えて持ち帰った香月は、そこにいくつものデザートレシピが手書きされているのを見ておどろく。「あの間宮くんが、ケーキ作り?」 クラスの中心人物である間宮立海は、いかにも都会的な洗練された男の子。気後れするほど苦手なタイプの彼が、誰にも内緒で菓子作りをしているらしい。立海の意外な趣味を知った香月は、秘密を守る代わりに、菓子作りを教えてほしいと持ちかける。渋々ながらも、立海は香月の師匠役を引き受けてくれることに。 夜だけ開く喫茶店でデザート作りをする立海を手伝いながら、懐かしい祖母のおやつを思い出す香月。ホットケーキ、プリン、かぼちゃぜんざい。誰かに認められるために、自分なりの味を作ろうと気負うけれど……。 思い出の味は、きっと幸せの味。切なくて優しい青春ストーリー!
-
-まるでコインの表と裏。同じ人物のはずなのに、別人みたい!? 学校では「男まさりなキャラ」で有名な、中学二年生になったばかりの楓(かえで)は、幼いころに引っ越しで離ればなれになってしまった千里(ちさと)が同じ学校に転校してくることを知る。再会を楽しみにしていた楓に対し、千里は「おれはずっと、楓みたいなガサツな女、大っ嫌いだった」と爆弾発言!! その日以来、楓と千里は犬猿の仲になってしまう。ところが、家の用事で女の子らしい服装で街に出ていた楓を目撃した千里は、それが楓だと気付かずに一目ぼれしてしまって……!?
-
5.0人気者の修弥に告白され、付き合い始めた実結。好きな気持ちは変わらないのに、最近、前のようには素直になれずにいる。ある日、ケンカをした直後に修弥が事故に遭ってしまい…。絶望した実結が目をさますと、なんと事故当日の朝に戻っていた。絶対に修弥を救うんだ!と、実結は事故の日をやり直すけれど…!? 失いかけて初めて気づく、言えなかった本当の気持ち。大切な人と過ごす毎日のきらめき。奇跡のラストに温かい涙があふれる、感動物語!!
-
3.7誰にも言えない「秘密」、たどり着いた「真実」。 血のつながらない三人の家族、秘密の果てにある幸せとは…!? ――衝撃の結末に心震える! 実の母・葛葉を幼い頃に事故で亡くした舞香は、葛葉の幼なじみのかおりとその夫・遊に引き取られる。生前の葛葉から虐待を受けていた彼女は、母への憎悪を抱き続けていた。そして、かおりと遊にも、葛葉の死に関わる誰にも言えない「秘密」が存在した。 罪の意識に駆られながらも幸せを求める三人がたどり着いた「真実」とは!? 衝撃のラストは圧巻!
-
3.9
-
4.529歳のフリーデザイナー・小戸森乃々香は、福井の海沿いの町、急勾配の坂の上に建つ祖母宅の管理を頼まれ、思い切って引っ越すことに。 この町には、昔住んでいた。「不倫の子」だなんだと、口さがないことを言われまくって、あまりいい思い出はないけれど――。 心機一転、快適な一人暮らしを満喫しようと思っていた矢先、幼馴染の清志郎が、ふたりの子どもを連れて家にやってきた! しかも祖母からは「一緒に住んでもいい」と許可を得ていると言い出し、なし崩し的に謎の同居生活が始まってしまう……。 嫌な人とはかかわらず、ストレスフリーな生活をしてきた乃々香は、大いに困惑し振り回されるが――!? 「とりあえず。この坂道をわざわざ登ってやってきた相手くらいは、一度迎え入れてみたら?」 人生が変わる。世界が変わる。心がぐぐっとまた、動き出す。 あんまりありふれていない日常が、あなたの心に嵐とときめきを巻き起こす、大人の青春物語。
-
3.8友だちがいないのは、そんなにだめなことなの? ひとりはそんなに、おかしいの? 【あらすじ】好んでひとりで過ごしていたのに「いじめられている」と誤解され、都会から海辺の町に引っ越すことになってしまった、中学1年生の凛子。家族を心配させまいと、今度こそ「友だち」を作ろうと努力するが……。「友だちは本当に必要か?」悩みもがきながらも、自分なりの答えを探していく――。胸が締めつけられる青春小説。 【目次】1:世界は「ひと」でつながっている/2:世界は「ひとり」を許さない/3:世界は「えがお」で傷つけられる/4:世界は「わたし」が閉ざしている/5:世界は「あした」も続いていく ■イラスト:げみ
-
4.2中学1年生の由加は、家では優しい家族に、学校では仲の良い友人たちに囲まれ、毎日を楽しく過ごしていたが、ある日を境に突然学校内で孤立してしまう。親友だと思っていた涼ちゃん、毎日おしゃべりが尽きなかった友人たちからも避けられるようになった由加は、同じく一人きりで過ごしている幼なじみの男の子・悠真に話し掛けるようになるが――。世界は「楽しい」ばかりじゃない。世界に満ちているものが「 」なら、私たちはどうしたらいいの――? リアルで胸に迫る、青春小説。 【目次】●1:世界は「愛」に溢れている ●2:世界は「孤独」が潜んでいる ●3:世界は「毒」に侵されている ●4:世界は「無知」で壊れていく ●5:世界は「君」でできている
-
4.3全部、全部「ウソ」だった。胸が締めつけられる青春小説、完結巻。 【あらすじ】自分の好きなものがわからず、身近な人たちが作り上げた「かっこいい女子」を演じ続けてきた玉川(たまがわ)つばさは、「かわいいもの」や「きれいなもの」を身につける男子・雨宮凪良(あめみや なぎら)と出会い、少しずつ「自分の本当の気持ち」を見つけていく。「自分が本当に好きなものは何か?」「相手に自分のことを全部理解してもらう必要はあるのか?」悩みもがきながらも、自分なりの答えを探していく――。 【目次】1:世界は「モノ」が多すぎる 2:世界は「スキ」で彩られる 3:世界は「キミ」を見てくれない 4:世界は「ウソ」を隠している 5:世界は「アイ」で重ねていく ■イラスト:げみ
-
4.3
-
4.3
-
-いつもいい子を演じてしまい、そんな自分を好きになれないさくら。(『卒業日カレンダー』川奈あさ)ある秘密を抱え、それを隠しながら生きる美波。(『未完成な世界で今日も』遊野煌)、ずっと押し込めてきた恋心を伝えられずにきた世莉(『桜の樹の下の幽霊』時枝リク)、付き合って一年半になる彼女から、突然「ひとを殺してきた」という手紙をもらった大知(『彼女はもう誰も殺せない』櫻いいよ)。出会いと別れの季節、それぞれの抱える想いからも卒業し、新しい一歩を踏み出す姿に心救われる一冊。
-
3.9過去と現在が交錯する図書室で出会った二人。 居心地の悪い家に帰りたくない爽風は、放課後の時間を潰すために、学校の裏庭に建つ三階建ての古い図書室へ向かった。誰もいない図書室で本を探していると、物陰からひとりの男子学生が現れる。彼、笹木誠は同じ学年らしいが、まったく顔を知らない生徒。そして優しい笑顔を見せる彼の口元には、誰かにつけられたであろう痛々しい青痣があった。 「この世界の神様になりたい」と呟く不思議な誠。彼に何が彼に起きているのか聞けないまま、爽風はその後もたびたび図書室で誠と会い、しだいに二人の心は寄り添っていく。 だが、ある日偶然手にした数年前の卒業アルバムに、爽風は誠の姿を見つける。そして、かつて誠の担任だったという教師から、驚愕の事実を知らされて……!? 時間が交錯する不思議な図書室で、繋がったふたりの「いま」。爽風は誠を未来の“死”から救おうと、事なかれ主義だった自分を奮い立たせる。諦めを希望へと変えるために――! 胸がふるえる感動の青春ストーリー!!
-
4.3
-
4.0
-
4.0写真部の瞳子は同級生で新聞部のチャラ男・アキが好きだが告白もできず、アキの命令のまま写真を撮っている。塔子の後輩の煌大はそんな彼女を見かねてある提案を…「俺に告白されたって言ったらアキさんに興味持たれるかもよ」――最初はそのウソに乗る気はなかった瞳子だが、それきっかけでアキと偽装恋人に。ニセとはいえ恋人になれた嬉しさと偽っている罪悪感で揺れる瞳子は、すべてをアキに話しやめようとするが煌大が豹変!? 『交換ウソ日記』コミカライズを手掛けたよしまるが贈る、オリジナルラブストーリー。胸キュンだけどビターな三角関係のゆくえ、本当の恋って何?
-
4.4校内でも有名なイケメン風紀委員長・睦月に片思い中の小夜子。 ある日、ずっと渡せなくて持ち歩いていた彼へのラブレターが紛失してしまった。 「大切なものがなくなった」と落ち込んでいると、それに気づいた睦月が「風紀を乱す盗難事件は即刻解決する」と言い出した。 落とし物として誰かに拾われ手紙を読まれることは嫌だけど、こんな展開で本人に内容を知られるのが一番最悪――。 渡すつもりだったラブレターが行方不明になったり、送ったはずの告白メールが見知らぬ誰かに届いてしまったり。 かと思えば大切な思い出を盗まれ、なりすまし告白をされたり。 わたしが告白できないのは、恋なのか故意なのか。……どっちでもいいから告白くらいさせてほしい! 『交換ウソ日記』の著者が描く、いつも誰かに邪魔をされ何故か告白ができない女の子と、イケメン風紀委員長とのドタバタ告白ミステリ!
-
-この世界に運命の出会いなんて存在しないと思っている麻衣子(『そこにいただけの私たち』櫻いいよ)ひとり過ごす夜に孤独を感じる雫(『孤独泥棒』加賀美真也)ひとの心の声が聞こえてしまう成道(『残酷な世界に生きる僕たちは』紀本明)部活の先輩にひそかに憧れる結衣(『君声ノート』南雲一乃)姉の死をきっかけに自分に傷を付けてしまう寿璃(『君と痛みを分かち合いたい』響ぴあの)。そんな彼女らと、電車で出会った元同級生、家に入ってきた泥棒、部活の先輩が…。灰色な日常が、ちょっと不思議な出会いで色づく短編集。
-
-転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子(『ラストメッセージ』望月くらげ)、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり(『十六夜の月が見ていた』犬上義彦)、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子(『こぼれた君の涙をラムネ瓶に閉じ込めて』水瀬さら)、大好きな先生に認めてもらいたくて奔走する女の子(『なにもいらない』此見えこ)、互いに惹かれ合ったふたりの最後のデートの一日(『このアイスキャンディは賞味期限切れ』櫻いいよ)。恋するすべての人が共感する切ない恋の短編集。