世間知らずで、顔が良くて、歌声がきれいで、はだし。
天使様が地上に現れたとしたら、こんな感じなのでしょう。
『はだしの天使』は掟を破り天使でいられなくなったベンジャミンと靴職人の青年ターナーの物語。
息が白くなるような冷えた冬の日、天界を追放されはだしのまま公園のベンチに座る彼を保護したターナー。
天使を自称し、世間知らずな彼はお金も、靴も、シャンプーも知らない（しかも105歳らしい）。
ターナーは、そんな彼にベンジャミン（以下、ベニー）という名前を与えます。
そんなベニーにターナーのかけたひとことは「キミの靴を作らせてほしい」。
はだしのまま人界に堕とされたベニーが、人間として生きていくための一歩を踏み出すことを象徴しているかのようです。
靴が完成するまでの間ふたりは共に生活するのですが、この時間が終わってしまえば、ベニーは旅に出てしまう…。
野ノ宮いと先生、なんとこれが初めての単行本。
ベニーが最初に身に着けていた翼を通す穴の開いたシャツのデザインにもご注目ください。
ロマンティックな作品をお探しの方におすすめです。
感情タグBEST3
空気に解けてしまいそうな繊細で綺麗な物語です。美しく残酷に時が進んでいてこれからどうなっていくのか3巻がとても楽しみです。
2巻の発売、嬉しいです
匿名 2022年12月25日
内容も絵も凄く素敵で、1巻を読み終えた時、2人のその後が読みたいけど、1巻で終わりなのかな…？
と思っていたので、今回続編が読めてとても嬉しかったです。穏やかに過ごしていた2人に色々な出来事が起こり、この続きもまた楽しみです。
はだしの天使2巻では、旅から戻ってきたベンジャミンの前にミカエルとルシファーが現れ、翼の謎が明かされます。
どうか二人が穏やかで優しい時間を過ごせますように。
1巻で終わりなのかと思って
物足りなく感じていましたが、
2巻はどんどん展開していって面白い､､､！
ミカエルとルシファーの関係性もだし
ベンジャミンの運命も今後どうなるのか、
気になります。
Posted by ブクログ 2022年12月12日
【セックスが癒しだっけ。好きなだけしてあげる（ターナー）】
エロス度★★★★
ターナーとベンジャミンの恋物語第2巻。
恋人同士の2人のイチャイチャよりももっと重要なベンジャミンに関したことに触れられていくストーリー構成。
ミカエルやルシファーとお馴染みの最高峰の天使・堕天使が登場するだけでも...続きを読む嬉しいのに2人とも外見が素敵過ぎる。
そして、ミカエルとルシファーの複雑な兄弟関係やルシファーとターナーの接点、ベンジャミンの拗ねた可愛さなどもドツボにハマり、不穏な影が這い寄る中で2人の愛がどうなってしまうのかで3巻へ。
濡場はターナーからの溺愛過多で尊さMAX。
1巻も良かったけど少し物足りない感じがしたので2巻が出てくれて嬉しいです。
内容もグッと深くなりファンタジー感が増しています。
登場人物も増え、関係性や過去も色々と知る事が出来ました。
ただ、誰がどの台詞を言っているか分かりにくいところがあり少し読みにくかったです。説明がすんなり入ってこなかった印象...続きを読む。。
でも面白いので3巻も期待しています。
シリーズ作品レビュー
