【感想・ネタバレ】花水木のレビュー

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Posted by ブクログ

今回も短編集でした。
須田さん大活躍です。
花水木→殺人を隠すための狂言が余計に怪しい話になってしまう 須田さんお花にも詳しいンですね
入梅→コンビニ強盗の話 お台場は住んでいる人が少なく 聞き込みにはむいていない街 村雨さん試験には興味無かった…というよりは、今の職場が気に入っているんですね。
薇の色→これは!スピンオフですね。とてもおしゃれな話でした。
月齢→何だかみんなイライラしたり 様子が変でした。いつもの皆さんではなかった。そこへ狼男!?満月はいけません。
聖夜→これも キリストが現れたー!って話ですよ。クリスマスも何が起こるかわかりませんね。

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2020年02月17日

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短編集。村雨と須田という組み合わせもなんかいいなあ、と思った。表題作で二人で話してるところとか、薔薇の色で一生懸命考えてるところとか、昇進試験のくだりとか。
この短編集では村雨が今までより前面に出ていて、それがまたシリーズとして良いな、と。
速水さんは変わらずカッコいい!

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2010年04月14日

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安積班FANなら読まなければいけないおすすめ短編集。安積班+ヘッドがそれぞれ実にいい動きをしています。
中でもおすすめは薔薇の名前と月齢。
男性は勿論、女性でも相当楽しめる警察小説なので、安積班は入門書としては最適。

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2009年10月07日

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ベイエリア分署シリーズ。
短編集。単なる警察小説ではない面白さがあり、魅力でもある。ハナミズキの花に注目し、事件が解決した作品、満月の夜は何か変な事が起こるという観点での作品、クリスマスの小さな奇跡の話など、なかなかに秀作揃い。

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2022年07月27日

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ふたたび短編集。本作は5つのストーリーが掲載されています。後半3つは安積班シリーズとしてはちょっと異色といいますか、若干ファンタジーっぽい仕上がりになっていると思います。

「薔薇の色」は『神南署安積班』に収録されていた「刑事部屋の容疑者たち」にちょっと似た雰囲気のお話しでしたね。「月齢」はオオカミ男が登場しますし、「聖夜」も傷害事件の被害者があたかもキリストかのような展開になって…、とこれまでのシリーズでは見られなかった物語に仕立てられています。

「聖夜」のラストでは速水の粋な計らいで安積が家族のもとに駆けつける、ほのぼのとしたシーンで本作を締めくくり、事件が解決してスッキリという読後感ではなく、安積一家に幸あれ、と声をかけたくなりました。

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2020年11月11日

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短編集。シリーズもここまでくると多少あきてきた感も否めない。安積班の面々の説明が面倒くさくなっている。初読の人たちのためには必要なのだから仕方ないけど。『薔薇の色』が、ちょっと違っていて面白かった。

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2017年10月06日

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気軽に読めるし、面白いとは思うんだが、毎回毎回同じ面子の説明はうんざり。連載だから初読の人に対してなんだろうけども、文庫でくどすぎる。

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2014年06月06日

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 不可解な謎もない、最後の最後でのどんでん返しもない。ピッチャーに例えれば、ストレートが速いわけでもなく、変化球のキレもない。でも、読まずにはいられない。なぜなら、そこには、人間臭いドラマがあるからだ。

 安積班シリーズは、1988年に書かれたという第一作目の『二重標的』から、2007年に刊行された『花水木』までの間に、実に20年近い歳月が流れています。それにも関わらず、『二重標的』を2月1日に読み終えて、今日(2月21日)『花水木』を読み終えるまで3週間、私の中では全く違和感がありませんでした。

 『花水木』の巻末にある西上心太さんによる解説にを読むまで気がつかなかったのですが、舞台が東京ベイエリア分署から、一旦神南署に移り、再度、東京湾臨海署に戻ってくる間に20年もの歳月が流れ、連絡手段もポケベルから携帯電話に代わっているにも関わらず、安積、村雨、須田、黒木、桜井に速水を加えた登場人物達は、年をとっていなかったのだ。つまり、安積班シリーズは、警察小説界の『サザエさん』なのである!

 これは、とても不自然なことなのにも関わらず、そうせざるを得ない理由がある。安積は、永遠に中年の警部補であり続け、読者に愛され続けるのだ。

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2014年02月21日

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神南署シリーズ最終巻の短編集。あらすじにある速水の援交疑惑『噂』や異色の超短編『刑事部屋の容疑者たち』など、安積班のメンバーそれぞれの個性がうまく描かれている。

この本は臨海署に安積班が再び戻ることになるターニングポイントでもある。もともと臨海署は、バブル期に臨海副都心構想に合わせて設置されたが、構想頓挫で縮小になり、また台場でテレビ局や遊興施設ができていくにあたり復活した(ちなみに実在の「東京湾岸署」と臨海署は、たまたま住所が一緒である)。
それが「臨海署が復活する!…かもしれない」みたいな噂が署内をちらつき、安積に内々の話があり、そして最後に収録された短編「シンボル」で含みを残して終わるという。うまい。

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2010年04月03日

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読みやすい短編集。

「入梅」
村雨に昇進試験を受けるかどうかを訊ねようとして、なかなか出来ない安積の心情が何だかリアル。

「薔薇の色」
いつも激務に追われている彼らの、のんびりしたバーでの話。
それぞれの性格が色濃く出てて良かった。

もちろん、他のお話も良かったです(^^)

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2010年02月25日

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新ベイエリアシリーズの短編が5作品。

最近テレビドラマ化されたものを何本か見てしまったものだから、登場人物に対する印象というか、思い込みがずいぶん食い違ってきてしまいました。

(2009/6/9)

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2009年10月07日

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2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2010/1/15〜1/16

安積班シリーズの短編集。相変わらず安積班の面々と速水が良い味を出している。「花水木」、「入梅」、「薔薇の色」、「月齢」、「聖夜」の5編が収められているが、3作目のちょっとしたお遊び的作品の「薔薇の色」がこの中では一番気に入った。

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2010年01月16日

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新ベイエリア分署シリーズも、今作でもう5作目?なのだそうだ。
安積班シリーズ自体だと、12作にもなるそうだけど、何故か飽きが来ない。
大きな事件が起きる訳でもなく、12作も続いているのに、登場人物はほぼ変わりない。
それでも、それぞれの登場人物が色あせず、それぞれの個性を存分に発揮してくれる。
そして、何と言っても、小さなことでも、努力し、反省する安積班長の姿。
その姿に首ったけな女性も多いはず。
今週からドラマが始まったそうだが、ドラマのハンチョウはどんな感じなのか?
少々気になる。

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2009年10月07日

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5篇の短編を集めた「東京湾臨海署安積班」シリーズ。
『薔薇の色』や『聖夜』など、少し趣の変わった作品で構成されている。
後者での、安積と彼の家族が邂逅する場面には、微笑ましくホッとする。
目に付くのは、お台場という土地に対する安積の思いとか、部下に対する人物評価など、同じフレーズの繰り返し。
初めて読む人はともかく、シリーズを続けて読んでいる読者にとっては、些か辟易気味になるのではないか。

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2022年11月29日

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安積班シリーズ
安定の面白さ。
いつもの強行犯係のメンバーが、いくつかの犯罪を解決していく短編集。
相変わらず個性的なメンバーがそれぞれ活躍する。
今回は、満月やクリスマスなどの日に、それに関連する事件が発生するのが面白い。

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2020年04月11日

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安積警部補シリーズ 第12弾
ベイエリア分署復活編 第5弾

5つの短編作。
・花水木
・入梅
・薔薇の色
・月齢
・聖夜

事件より、人間模様を描いているような感じ。
いつものようにサクッと読めます。

安積の村雨に対するイメージが変わっていくし、村雨のことをうるさがっていた桜井も村雨を認めるようになってきています。

それにしても人工的な街・お台場を糞味噌にいう今野さんは、赤坂サカスなんかも嫌いなんでしょうね。

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2018年11月12日

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五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。ささいな喧嘩でなぜ、被害届が?疑問を抱く安積班の須田は、事件に不審な臭いを感じ取る。だが、その頃、臨海署管内に殺人事件が発生。殺された被害者からは複数に暴行を受けたらしい痕跡が…。殺人事件の捜査に乗り出す安積たちだったが、須田は、傷害事件を追い続けることに―。それぞれの事件の意外な真相とは!?(「花水木」より)五編を収録した新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)

花水木
入梅
薔薇の色
月齢
聖夜

なんか、いつも書いている気がしますが、相変わらず魅力的な安積班の面々。
短編集ですが、この中では「薔薇の色」が穏やかで素敵な時間が流れていて好きです。

にしても、発行の時系列でいえばコレの前の作品中で、村雨への認識を変えていたのに、またこれ?といい加減、飽き飽きしてきます。
しつこい、気分悪い。
それがなければ、ホントに気持ちがいいんだけどなあ。
確かに須田は魅力的な人物ですけど、須田びいきも過ぎると嫌味になります。

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2013年11月30日

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安積班シリーズの短編集。
「花水木」「入梅」「薔薇の色」「月齢」「聖夜」の5編。
個人的に異色の「薔薇の色」で、単なるゲームなのにムキになってしまう彼らが面白い。

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2012年09月30日

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安積班シリーズ。
なかなか面白いですよね。
このシリーズが出ると買ってしまう。
いつも不安な安積さん。
でも、おじさんの心ってこんなものかも・・・・

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2011年10月25日

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ネタバレ

五編の短編集。
どれもさらっと読めるのでとっつきやすいと思う。

ハナミズキに引っ掛りを感じた須田が事件を解決に導く「花水木」
村雨への昇進試験勧奨とコンビニ強盗事件「入梅」
「薔薇の色」行きつけのバーで安積班が推理合戦
「月齢」狼男騒動。どうして安積の目に彼がそう映ったのか
「聖夜」クリスマスイブに起きた事件と奇蹟

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2011年09月04日

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東京湾臨海署篇第5作。短編集。

シリーズ最初の作品『二重標的』が書かれた当時は殺風景だったお台場に、テレビ局、ショッピングモール、ホテルなどができて、すっかり様変わりしたベイエリア分署周辺。息の長いシリーズだということを実感させられる。異色なのは『薔薇の色』。バーの店内に活けてある薔薇の色の謎を推理する安積警部補たち。大人の雰囲気漂うおしゃれな作品だ。

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2011年08月23日

Posted by ブクログ

読めば読むほどテンションが下がっていくこのシリーズ^^;
おそらく、サザエさん現象ゆえか、ワンパターン過ぎるんだよね。
その安定感がイイ!というのももちろんありますが、安積係長からどんどんどんどん魅力がなくなっていく。
ただの愚痴っぽい、なんでそんなに部下に慕われているのかよく分からん、人を見る目のないオッサンになっていく(特に対村雨)。
これはどうしたら。

話一つ一つは、それなりにひねりも効いていて面白いのですけど。
「月齢」「聖夜」のようにイメージが鮮烈に伝わる話もあるし。

決してつまらないわけじゃないのに、なんだかうんざりするという不思議なシリーズ^^;
もしかして、作者にはこのシリーズを書くノルマのようなものがあるのかな……?
ドラマにもなってますしねえ。

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2011年04月30日

Posted by ブクログ

東京湾岸臨海署シリーズ
安積班の短編集

長く書いてるものだけあって抜群の安定感&安心感
そのぶんドキドキハラハラはない(笑)

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2011年02月20日

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