【感想・ネタバレ】コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)のレビュー

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Posted by ブクログ

とても面白かった。
個性的な客と店員のやり取りにクスッとなった。
1話1話それぞれ感動的で心が温まっていった。
舞台が北九州であるところもいい。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

とても心がほっこりする小説だった。地元で愛されるコンビニ店長とその周辺で巻き起こるごく庶民的なドラマが繰り広げられる。
こんなコンビニ、コミュニティがリアルに自分の近所にあったらと、羨むような明るい小説でした。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく良い!!!!ほんとに心が温まった(笑)
第一話は、若者の言葉の並びでフェロ店長への恋の話か…苦手かも…と思ったけど、第ニ話から第六話までかなり良かった。

フェロ店長を中心とした単なる恋愛話ではなく、それぞれの生活の一部にコンビニがあり、それぞれの人、みんなが主人公。どの人の話にも惹き込まれる。特に第三話。読み始めたら、「コンビニ兄弟」を借りたのを忘れるくらいだった。短話なんだけど、読み進めるごとに幅と深みが増す。

それぞれの人生の話を読んだ後だから、エピローグの店長からの視点が愛おしくてたまらない。
続きが読みたい‼

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

面白かった〜!
ひとつのコンビニを中心にオムニバスな感じで、どれも心温まるストーリー。イマドキな言い回しや、クスッとなる表現が心地よく読みやすかった。続きも買う!

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

こういうの大好き!

なんかホッコリするし、感動もするし

門司港、行ってみたいな
モデルになったコンビニがあるのかしら?
テンダネスの関係者の皆さんに会ってみたい(*^^*)

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

あんな人、こんな人、コンビニテンダネスには色んな人生背負っている人がやってきて。。
「偏屈じじいの...」編では思わずなんだかうるっときてしまった。そして、その組み合わせレシピ試してみたくなった。読み終わった時、あたたかい気持ちになりました

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2024年02月05日

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ほっこり日常系っぽいし、中高生向けのヌルい話かと敬遠気味だったが、全然そんなことなかった。設定こそ、若干現実味が薄くキャッチーさが前面に出ている感じがするが、大なり小なり何かしら闇を抱えた人たちが光を見つけていく話は、こちらも何かが浄化されていく気がする。町田そのこの話は流れが自然で読み易く、そして嫌らしさが微塵もないままにまんまと感動させられてしまう。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

コンビニを題材とした作品が結構好きなのでこの本も面白いだろうなと思って手に取りました。
予想通りとても面白い作品で大満足です。
登場人物一人一人が特徴的で最初から最後までほっこりとして楽しく読めました。
人との繋がりとか何気ない日常がとても良いなと思えました。
常連のコンビニのコミュニティ。こんなコミュニティが欲しいなと思えた1冊でした。
続けて2.3も読んでいきます。

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2024年01月21日

購入済み

門司港にあるコンビニには不思議な男たちがいる。
ありえないほどの色気を振り撒く店長と、髭に覆われた怪しげな客を中心とした、ハートフル連作短編集です。
日々苦しみや悩みはありますが、このコンビニでの素敵な出会いで少し前向きに生きられます。

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2023年09月26日

匿名

購入済み

面白かったー

最初はこんな店長いないでしょ。と、少し冷めた感じで読み進めていってしまいましたが、それぞれの物語が面白くて、どんどん話に引き込まれてしまいました!
2作目を早速読んでみます!

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2023年09月05日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白かった!

楽に読める物が欲しいなと思って購入。
評判の作家さんなので楽しみにしていたら当たりだった!
文章は丁寧でとても読みやすく、ユーモア溢れる会話や文章に夢中になりました。
キャラが盛りすぎなほど特徴ある人々ばかりだけれど、それがうまい具合にストーリーと溶け合って
読み終えるのが寂しかった。
Twitterで続きを書くと仰っていて嬉しくなるほどでした。
フェロモン店長を中心に、パートさんも面白いしバイト君達も塩対応で面白いし、ほろりとくるストーリーもまた良くて
どんどん読めました。
今後応援したい作家さんができてハッピー。
キャラ人気的にはツギさんだろうな~、とっても良いキャラ。
高校生の恒星くんと小関君の友情もよかったな。恒星君密かに人気あるのわかる。
どの章も良かったんだけど、三章のお話とてもよかった。

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2020年09月29日

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初めはなんだこれという感じでしたが、だんだん共感させられてしまいました。作者さんの懐の深さを味わいました。ドラマ化されるんでしょうね?きっと…。

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2024年04月13日

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ネタバレ

ドラマ化でもしてるのだろうか。面白かった!
ツギを山田孝之でミツは志尊淳かな。なんて配役も楽しく妄想しました。
今読み始めたばかりなのでシリーズを次々読める幸せ。楽しみ。

コンビニパートの光莉さんのご家庭があまりに温かくて憧れました。
一方、梓の幼馴染の美月。平気でビンタの出来る神経に彼女の家庭環境の悪さが滲む。いずれ再登場し良転していくだろうか。
この梓のターンが一番好きだった。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

『52ヘルツのクジラたち』以来の2作目の町田 そのこ作品。新潮文庫nexというレーベルから、少し侮った見方をしていました❗

同性として、最初はフェロモンをぷんぷん漂わせる店長に胡散臭さを感じていましたが、読み終わった後は、そんな感情は吹っ飛ぶ位の、温かさと切なさのバランスが絶妙な素敵な作品でした✨

好きな話しは、『第三話 メランコリックないちごパフェ』と『第四話 偏屈じじいのやわらか玉子雑炊』の2編です♫

妹の樹恵琉が今後どのように絡んでくるのか?非常に気になります❗

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2024年02月28日

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すごく爽やかな読後感のお仕事小説だった。安心して読み進められる。行きつけのコンビニを開拓しようかなぁと思いながら読んでいた。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

門司港の街の様子も、コンビニ店員や訪れる人々のキャラも、それぞれの悩みとその向き合い方も、素敵に優しく描かれていて和む。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

序盤はなんかしっくりこなかったのですが、読み進めるうちに夢中になっていました。
涙あり笑いありのアットホームな作品でした。
続編も読みたいと思います!

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

門司港行きたいって思った。そしてテンダネスみたいなところがあったらいいな。心温まる日常の出来事、素敵な人たち、笑いありな素敵なお話。

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

町田そのこさんは九州のご出身らしい。現在進行形で日経新聞にエッセーを連載されています。九州の代表的な食材等を題材にしつつご自身の事、ご家族のこと等日常の一部を切り取っておられる。丁寧な町田さんらしい表現がエッセーのそこかしこに見られます。

このエッセーを読んでいたら、久しぶりに町田さんの作品を読みたくなりました。本作はブク友さんの中でとても評価が高い作品です。

九州に展開しているコンビニチェーンテンダネスの「門司港こがね村店」を舞台にしたストーリー。その店長がフェロモンダダ漏れ野郎でその兄が先見性ありまくりのイカしたオッサンとして作品全体の背景として登場する。この兄弟に直接関わる話で作品が出来上がっていたら、途中で投げ出していたかもしれません。しかし、人々の心の動き・情景をクッキリと表現するストーリーテラーの町田さんが描かれたは、このコンビニを舞台とした老若男女、様々な人々が織りなす人間模様。いつでも人に寄り添うことができる「コンビニと兄弟」という架空の産物を上手く織り交ぜながら、ちょうど良い塩梅にストーリー全体がバランスしているように思います。

過去のトラウマから立ち直れない大学生。親友との距離感が掴みきれない自立途上の女子高生。風采の上がらない塾講師。家族愛に飢えた小学生と寂しい老人。家族の関係性を探りながら自我に目覚めつつある高校生、等々。

本作でも町田さんは人の心の動きの微妙な機微を丹念に描いています。読み始めは「漫画のようなコンビニ兄弟」が一体どうなるのか?という一抹の不安があったのですが、、、作品全体としてとても味わい深かった。

続編に行かざるを得ません。

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

1話まで読んで、うーんほっこり系かなぁ、この感じで最後まで読むのはちょっとしんどいなあと思ってしまっていたけど、読むのをやめなくて本当に良かった!!!と心から思えた話でした。

フェロモンを垂れ流す店長がいるコンビニを巡って、色々な境遇の人が関わっていくお話。ライトな感じかなーと思いきや、どの人の話もハッとさせられる部分があってよかった。

3巻まで出てるみたいなので、必ず読みます‼︎

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2024年02月08日

Posted by ブクログ

ほっこりほんわか日常の中の暖かいエピソードが詰まっていてよかったです。
フェロモンたっぷりのコンビニ店長を取り巻く日常をちょっと大切にしたくなるお話

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

ちょくちょく行くコンビニの店員さんってなんとなく覚えてますよね~。絶対話しかけたりはしないけど、「あぁ~。今日も朝早くに大変だなぁ~」なんて思ったりして。謎の親近感。
コンビニ・テンダネス門司港こがね村店で繰り広げられる優しくて前向きになれる話。
店長の志波三彦(魔性のフェロモンの持ち主)を中心に店員さんも常連さんもとても魅力的。
こんなコンビニなら常連になってしまうわ。
そして、門司港に行ってみたいな。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

九州だけに展開するコンビニ《テンダネス》の門司港こがね村店店長はフェロモンだだ漏れの志波三彦(しばみつひこ)。

志波目当てのファンも多いけど、コンビニとして愛用してるお客さんももちろん沢山いて、それぞれの物語があります。章ごとに個性的なお客様のお話が展開されていきます。

『メランコリックないちごパフェ』
→すごくすごく良かった。主人公は中学生の女の子 梓。幼馴染でありクラスメイトの美月に嫌われたくなくて、ついつい顔色を窺って同調してしまう毎日。

 ある日、クラスで浮いてる田口とコンビニで遭遇し、、、梓の心が変化していきます。

 中学生の彼女達が幸せになりますように。
 梓のお母さん苦手。。。


『偏屈じじいのやわらか玉子雑炊』
→主人公は偏屈じじい。定年退職まで仕事に明け暮れ、一人娘の学校行事にも行かなかった。でも定年退職後に従順だった専業主婦の妻はパートを始め、友達と旅行や飲み会に出かけ、自分が蔑ろにされる事に怒ってる。

 でも、近所の小学生と出会い、猛省していく。
子どもの学校行事に出れなかったんじゃなくて、出るつもりもなかったな、娘に寂しい思いさせちゃってたのかな?娘の大事な瞬間に立ち会わずに損してたのかもな?って気付いていく。本当は偏屈じじいも薄々気付いてたのかも?でも、素直に認めるのが癪だから正当化しちゃってたのかな?人ってすぐには変われないしね。って最後の方は偏屈じじいが可愛く思えてきました。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

久々に登場人物全員いい人シリーズの本を読んだ。旅のお供にしたけれど、旅行中はこうゆうほっこりしたものが一番いいな、としみじみ。

一番好きなのは、がんごじじいのなんとか?みたいな章。
出会ったばかりの2人が偽祖父と孫の関係で同じ目標を目指し絆を深めていく様子うるうるきた。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

 こんなコンビニが近くにあったら、安心&安全&毎日楽しいだろうなー
店長はじめ素敵な人たちがいるので、お話するのも楽しいでしょうし、数回行ったら覚えてくれそうなので、嬉しくて常連になる自信があります。できれば、店長フェロモンにやられず、観察する側にまわりたいものです。
短編ですが、登場人物は繫がって出てくるのが楽しいです。内容も日常にありそうなことなので、共感できますし、ホッコリしたい時に。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コンビニを舞台にした心温まる物語。
登場人物が全員個性的で、面白かったです。
老若男女問わず、ふらっと利用できるコンビニだからこそ、人と人とが繋がり、本書を形作っていると感じました。この舞台がコンビニではなく、スーパーやレストランだったらまたちょっと違う(しっくり来ない)のかなと思います。

本書を通して、生きていく上で人との繋がりは大切だと改めて考えさせられました。誰かがいてくれるから頑張れるし、生きていける。誰かが辛い思いをしている時には手を差し伸べる。そうやって支え合うことで、世の中は回っていると思います。私自身、今いる家族や友人、これから出会うかもしれない人たちとの繋がりを大切に、これからの人生歩んでいきたいと思いました。

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2024年01月09日

Posted by ブクログ

人間味溢れるあったかいお話がたくさん。
店長のキャラがなかなか濃くて興味深い!
そんな店長と兄弟に関わる人達。
みんなそれぞれ人生がある と改めて考えさせられる作品。

さて、次は「コンビニ兄弟2」よも〜!

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

初めて読む「町田そのこ」さんの作品。
コンビニにおける何気なくない(笑)日常を題材に、心温まる話がぎゅっと詰まっています。

フェロモン店長の志波さん、ツギさん、光莉さん・・(皆さん、魅力的で素敵!)
そして、心に留めたい言葉を少しだけ紹介。
〇辛いときほど食うんだぞ。栄養が足りてねえときは、変なことしか考えらんねえ
〇夫を育てるのは、妻なのよ。

きっと、ドラマ化したら、面白いんだろうなぁ・・。
町田さんから頂いた温もりを、ほんの少しでも良いから、誰かに還元していきたいものです。

(下記、蛇足)
ちなみに、高校時代、コンビニで美味しかった食べ物ベスト3は、
1.(部活後に食べた)カップ焼きそば
2.当時60円の肉じゃがコロッケ(ソース付き)
3.きなこもちアイス
です。振り返ると、青春の味の大半はソース味かも(笑)

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

コンビニのフェロモン店長を取り巻く人情劇かな。大きな事件が起きるわけではないけど、そこが逆に身近に感じれていいかも。劇的に人生を変えるとかじゃなく、少し背中を押してくれるような、気付きがあるような。お年寄りから子供まで、さまざまな人生模様が見れて、中盤からは、引き込まれました。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

九州某所のコンビニには、フェロモン店長がいる。

これはこれで見てみたい…という店長でした(笑)
そんな店長がいるコンビニを軸に、お客さんやら
従業員の視点やら。
そして店長の…というべきか、両親の血筋?
どういう人か見てみたいものがあります!

連続…のような、日常を切り取ったような短編ですが
在している人が普通じゃないせいか
何だか違う非日常、のような??
人との繋がりやら優しさやらが滲み出ていて
ほんわかした読後でした。

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2024年04月12日

Posted by ブクログ



ほっこり系で読みやすく面白いとは思ったけど、
店長とそのお取り巻き達のわちゃわちゃ具合だけが鳥肌が立つくらいに嫌でした。^^;
どうしてそう感じたんだろう?
実際には有り得ない設定だから?
単純に店長のフェロモンが気味悪く感じた?!

それ以外の部分は楽しく読めた。
メランコリックないちごパフェ、偏屈じじぃのやわらか玉子雑炊、愛と恋のアドベントカレンダークッキー、この3つがよかった。
(つまりはフェロモン店長があまりクローズアップされていない部分。)
特に、コンビニスイーツにまつわる女子高生の友情の話が泣けた。よく頑張ったね。負けなかったね。

続編も読んでみたい。
願わくば、店長のフェロモン量が減少されていますように。^^;


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2024年02月17日

Posted by ブクログ

門司港のコンビニ店を舞台にフェロモンたっぷりのアイドル店長とその兄弟、そしてそこにまつわるいろいろな人たちの話。
コンビニに通ってくる人たちのそれぞれの事情にホッコリしたり、ちょっと泣けたり。
でも気軽に読み進められて楽しかった。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

北九州市門司区にあるコンビニを舞台に個性的な登場人物が繰り広げる心温まる物語。サクサクと読め、読後感も良い。文庫書き下ろし。シリーズ物の第1巻。
『52ヘルツのクジラたち』(2021本屋大賞)、『宙(そら)ごはん』の町田さんの作品なので手に取りました。期待を裏切らない作家さんです。

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2024年01月24日

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