感情タグBEST3
あだち充作品で一番好きです。主人公二人の関係性が変化していく様子や何気ないエピソードの一つ一つが素晴らしすぎて何度も読み返しています。名作とはこういう作品のことなんだろうなと思います。
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あだち充、珠玉の一品。
あだち充といえば「スポーツマンガ」と思っている人が大抵だが、
あだち充は「スポーツ」が描きたいのではなく、「スポーツをやっている人の恋愛」が描きたい人なのです。
要は「恋愛」が軸。
スポーツはスパイスに過ぎない。
だから本格的にやっているスポーツマンガにはどうしてもそのスポーツとしての内容だけで言うと負けている。
しかし、スポーツに一生懸命な人間はカッコイイし、美しい。
スポーツは汗臭くて、キツくてなんて面もあるけど、それだけじゃロマンチックじゃない。
スポーツに、恋愛に生きてこそ人間じゃないでしょうかね。
そんな人間を描くことに長けたあだち充の集大成と言える本作。
「ナイン」「みゆき」「タッチ」ときて、あだち充独特の作品の見せ方が本作で完成したといってもいいでしょう。
あだち充のマンガは数多いですが、本作があだち充作品でも一番の名作だと言える名作中の名作。
Posted by ブクログ
あだち充の中のNo.1!!!(勝手にランキング)
この作品は恋愛だけでなく、友情の要素がすごく熱い!
主人公の大和圭介とその友人(特に緒方)たちが、単に恋の当て馬というのではなく、全員がかっこよく、引き込まれます。
そしてモチロン、ヒロインの二ノ宮亜美も可愛い!
あだち充が好きでまだこれは読んでない方、あだち充をまだ読んだことの無い方、是非!
Posted by ブクログ
恋する女性へ
あだち充 作品は、恋愛モノでありながら男性読者に絶大な支持を得ている。
何故ならば、女性作家の描く女性目線のラブストーリーよりも共感できるからである。
恋する男心を知りたければ、支持されている男性作家の恋愛モノを手にするといい。
この「ラフ」は大いに参考になるコミックと云えるだろう。
Posted by ブクログ
あだち作品ではイチオシです(個人的に)。「タッチ」というオバケ作品に対し、作者自ら打破しようと試行錯誤中の感が漂い、それが作品の完成度を高めてると思う。お得意の野球を離れ、競泳という個人プレーを題材に恋愛も展開。ライバル含め、複雑に絡み合う人間関係を丁寧に描いた秀作です。
匿名
タイトルは知っていたけど、内容は全く知らない作品でしたが、他にも負けず劣らず面白かった!スポーツ絡む作品は、あだち充先生〜健全よね!
やっぱり一番の名作
久々に通しで全巻読み、やはりあだち充の最高傑作だと改めて思いました。
代表作は「タッチ」であり、もっともあだち充らしい名作は「H2」だとも思いますが、作品として最も惹かれるのは本作の方。
ツンデレ系で非常に魅力的なヒロイン亜美、真面目一辺倒ではなく適度に抜けている点が素晴らしい主人公圭介、そして魅力的なサブキャラクター達が非常にいい味を出していると思います。
これは、あだち作品では珍しい「寮生活」という舞台によってより濃くなっているのかもしれない。
一つ屋根の下で生活を共にしているからこそ生まれたエピソードも多いですしね。
ちなみに本作のヒロイン亜美は、個人的にあだち充作品のヒロインの中でもっとも魅力的だと思います。
「ツンデレ」の典型例で、中盤以降どんどん主人公への気持ちを匂わせていくところなど最高。
何気ないふとした仕草も魅力的ですしね。
そして斬新で魅力的なラスト、これもいい。
H2のラストもなかなかですが、本作の方が先であり、またより斬新な手法と言えるでしょう。
既に連載時から30年以上が経過していますが、いつまでも大事に取っておきたい作品です。
最高傑作
あだち充といえば「タッチ」や「H2」といった印象があるかもしれませんが、僕はこの話が一番好きですよ。先の二つが、二十巻以上続いていくのに対して、全十二巻の内容ですが、むしろすっきりしてますし、スケールが小さくなっているとも思えません。恋愛と、水泳の話がちょうどよく織り交ざった感じ。