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面白い!
京極堂が古本屋店主になる前、教師をしていた頃のお話と訊いて正直「原作者がどのくらいお話に関わっているのか」「さほど関わっていないなら読まなくてもいいかも…」とその事が気になって読むかどうか迷っていたのですが、志水先生のキャラデザは気に入っていたので読んでみたら予想以上に面白い!
基本的に中禅寺の教え子の女生徒の身の回りで起きる不可思議な現象などを中禅寺先生に相談するという構図で、原作小説本編のように重く陰鬱なストーリーではなく全体的にもっと軽いノリで読めるので一気に3巻まで読んでしまいました。
本来ならここでは1巻の感想を書くべきなのでしょうが敢えて本編内容には触れず、『百鬼夜行シリーズ』は好きだけどこの『中禅寺先生物怪講義録』は読むべきかどうか悩んでいる方がいらっしゃったら是非1巻だけでも試しに読んで頂きたいです。
(※私は「中禅寺秋彦」というキャラが好きなので本編とはまた違った様子が窺えるこちらの漫画を楽しめるのですが、本編の別の要素が好きだという方にはもしかしたら私の感想は当てにならないかもしれません)
Posted by ブクログ
噂話に翻弄される女学生と、先生時代の京極堂のスピンオフ作品。
スピンオフと聞いて大丈夫なのかと一瞬心配したものの、全然問題ありませんでした。
むしろ個人的には予想以上の出来。
いままで志水アキ氏の作画に慣れていたせいもあるが、時代背景の描写やキャラなど、齟齬なく読める。
謎解き要素も少しありつつも、平和に始まり平和に終わるのでライトに読みやすい。
続きが早く読みたい。
Posted by ブクログ
百鬼夜行シリーズファンは読んだほうがいい。
中禅寺秋彦が高校講師をしていた時代を描くオリジナルスピンオフ作品です。日下部栞奈という女子高校生を通して中禅寺が「謎」を解く様は本家と遜色がないぐらいです。
高校の日常を描いているため、お話はどれも「事件」と呼べるものではありませんが、京極ファンである自分は非常に楽しませてもらいました。
そして何より志水アキさんのイラストが本当に素敵。オールバックの中禅寺が新鮮でかっこよかったです。
とても面白い!
七不思議や都市伝説を解明していく内容が良いのと、
京極堂のスーツ姿、若い頃の榎木津などが見れてとてもお得。
おまけマンガは電子だけということで、買ってよかったです!
京極堂スピンオフ
正直期待せずに読み始めたらおもしろくて全配信分購入して読んでしまった
時代背景、おせっかい、謎解き、絶妙なテンポで進んでいくので笑ってドキドキして読めた
推理好きは好きになる
時代背景が戦後の日本という事以外、起こる現象は今と同じ。だから読んでいて飽きない。謎の多い中禅寺と世話好きの栞奈、2人の空気感も面白くて新鮮。
学校の怪談
中善寺秋彦が「京極堂」になる前に教師をやっていた、という設定で一人の女子高生を介して事件を「解決」していくというもの。殺人だのなんだのという「犯罪」はなく学校でうわさされている「怪談」をベースに学校の日常の範囲内で「事件」が展開していきます。どんな事象にも意外な盲点があるといった類の話が多いので「陰惨な事件」ってのを期待すると物足りないかも。
中禅寺先生のほか「京極堂」シリーズのメンバーも参加していて、原作のイメージそのままに活動してます。
Posted by ブクログ
スピンオフというより、公式二次創作っぽい色合いが強いかな。
でも「これ普通に京極夏彦原作??」って思っちゃうくらい各キャラが「らしい」感じで、そこはさすが他作品のコミカライズも手掛けてる志水先生だからこそって感じ!
好きですねー
元々小説本編のファンで、イメージと違うかも…とあまり期待しないようにして読み始めたが、どっこい非常に面白い!
おどろおどろしい小説の雰囲気とは異なる感じもするが、原作ファンで読むのを躊躇っている方にはぜひ手に取ってほしい。
謎解きが面白い
戦後の日本の怪談話が楽しめる。無愛想な中禅寺先生と巻き込まれ体質のかんなの取り合わせが良い。昭和レトロな謎解きも面白いなと思います。
Posted by ブクログ
京極堂が若い!こんな国語教師は嫌だが、頼ってきたらちゃんと応えるのが頼もしい。不思議なことなど何もないっていうか、日常の謎を解いてるのが新鮮で良い!
Posted by ブクログ
「赤い紙、青い紙」あったなあ……うちの小学校(香川県)では「かしまの手」と呼ばれてて、赤い手、青い手、黄色い手が4:44:44に便器から出てくるという伝説だった。。。
手に質問されて、回答を間違えると便器に引き摺り込まれて死ぬ。トイレの様式が汲み取りから水洗に代わるに連れて消えていった怪異。
原作本編は未読ですが。☆3.5
恥ずかしながら、百鬼夜行シリーズは未読で、映画化されたものを見たぐらいなので、一漫画作品として読みました。昭和初期の日常の謎を解く学園ミステリーかと思いきや、他人の過去を見る能力があるという榎木津が出てきたり、どっちつかずな感じもしましたが、面白かったです。でも1巻だけでは、ハマって購入してまで読むという感じではなかったです。
おどろおどろしさがなく
京極夏彦原作にしてはおどろおどろしさがなくコミカルなタッチでとても読みやすい。主人公の中禅寺先生の造形もまあ一つの提案だな と思える。ただ時代設定が敗戦直後なのに、それらしい雰囲気が殆ど感じられないのが不満である。
アニメ版の「魍魎の匣」しか見たことのない人間でも楽しめました。関連作品を読んでいなくても問題はなさそうですが、この世界観をより楽しむために小説の百鬼夜行シリーズも読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
京極堂の講師時代のお話。ちゃんと「薔薇十字叢書」ってロゴが!榎さんも関口もいる!学校の七不思議のなぞとは。「この世には不思議なことなど何もないのだよ」それが聞きたかった。続きが楽しみだけど、どこまで描いてもらえるだろうか。
Posted by ブクログ
百鬼夜行シリーズ前の京極堂のはなし。
オリジナルなのかな。ファウンダーになってるし。
教員っていっても臨時だったのか。
トイレの話は正しく妖怪な感じで、すごく良い感じ。
青マントは、さてはたして。
すぐに続刊が出てありがたい。
匿名
京極堂
絵はちょっと苦手だが、内容面白く、怪現象、学校の怪談的なものを解決していくお話し。マンガの割には活字がかなり多いが、デスノート等難なく読める人ならば抵抗なく読めるかと。
Posted by ブクログ
「魍魎の匣」ミュージカルを観た記念に。京極堂が古本屋になる前に高校の国語講師をしていた、という設定を元にしたスピンオフ漫画。コミカルな話が多く安心して読める。榎木津はじめ馴染みの面々の活躍も楽しい。ていうかこれって公認二次創作よねw