感情タグBEST3
作品の世界観がすごい!
図書館司書の先生に勧められ、初めて読んだのが中学生の頃。
闘蛇や王獣など引き込まれる設定ばかりで、何度も繰り返し読みました。
読み返す度に新たな発見があり、それがとても楽しかったです。
アニメもいいですが、やっぱり原作を読むのが1番です!
SFが好きな方はぜひ1度読んでみてくださいね╰(*´︶`*)╯
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獣の奏者-闘蛇編-/上橋菜穂子作
最初から涙涙。聡いエリンと冷静沈着ジョウンさん。とても良いコンビに胸が躍った。これからの展開が楽しみすぎてどんどん読んでしまう。とても面白い。
上橋菜穂子さんお話は抑揚や展開の幅がとても広くてすごいといつも思う。登場人物もそれぞれに個性がはっきりしていて賢く、どの人物もとても好き。続きをすぐに読みます。
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幼い頃にNHKの教育アニメで見てた作品。
上橋菜穂子の世界に憧れた作品でした。
心が傷ついてしまったエリンと蜂飼いのジョウンとの出会い。すいすい読めました。
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文字からひたすら想像力を働かせて現実とかけ離れた世界に入り浸った 自分では全く想像の及ばない別世界に完全に入り込んで戻らずに読み進めた後の余韻も心地良かった ファンタジーの頂点だと思う
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一貫して、獣はそして人はどう在るべきか、一つの考え方を示してくれる。そのメッセージを、これ程魅力的なストーリーに乗せられる作者にただ脱帽です。
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すばらしい!ほんとにすばらしい!この方に出会えて、本当に良かったと思います!!細やかな描写や奥の深い接点いたるところに感動が詰まっています。この物語の世界観がとても好き。綺麗。この一言に尽きます。
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私の人生で1番好きな物語。
いつも獣の奏者に似たような本がないか探しますがみつからず、獣の奏者を超えるファンタジーがあったら教えて欲しいです。
何度読んでも泣いてしまうシーンがあり、様々な情景が目に浮かんできます。
昔、NHKでアニメも放送されていたので、そちらもとくにオススメです✧︎
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全四巻、読み終えた。
残酷で、けどとても美しい世界を、エリンやその周りの人々の視点で見ることができた。
感情移入をしすぎて読み終えるのが悲しかったけど、とても綺麗な終わり方だった。
上橋菜穂子さんの描き出す世界が大好き
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幼くして母と引き離されてしまったエリン。
幸運にも死にかけているエリンを発見し、救ってくれたジョウン。
そして、王獣との出会い。
獣の奏者シリーズとは幼少期にアニメを通じて出会いました。アニメは最終話まで何度か視聴し、小説の方も確か青い鳥文庫の物を読んだ記憶がありますが再び読みたくなったのでこちらを手に取りました。
1巻はジョウンとエリンの生活が多く描かれていて、辛い思いをしたエリンがまた笑顔を取り戻し、エリンらしく生きる選択をする様子は読んでて応援したくなりました。
また、ジョウンとエリンのお互いを尊敬している関係性がすごく好きで、幼少時代の山での平穏な暮らしがずっと続けばいいのにと思わざるを得ませんでした。現実はそう甘くなく、ジョウンの老いにより別の暮らしへの決断をすることに。
カザルム学者での出会いはエリンにとってかけがえのないものになるでしょう。大まかな内容は知っていますが再び続きを読むのがとても楽しみです。
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中学生の頃良く文庫本の小説を読んでいたのですが、社会人になりなかなか自分に合う本が見つかりませんでした。
社会人以降初めて、本の世界にダイブ出来るような先が気になる本でした。
主人公エリンの丁寧な心理描写や読んでいて世界を想像できる情景描写は心地よさがありました。
次巻をすぐ読みたいのですが、物語の終わりが近づいてしまうので、別の本を挟んでからまた獣の奏者の世界に戻りたいと思います。
Posted by ブクログ
子供の頃買ってもらった世界文庫集50巻を夢中になって読んだのが私の本好きの始まり。一冊一冊面白くて本の世界に浸った。何十年も経ってその頃の気持ちを思い出す様に最後まで一気に読んだ。闘蛇と王獣が住む世界観の深さ、主人公エリンが誰にも替えられない使命と一人の女性としての人生の間で苦悩し葛藤する姿は胸が熱くなる。是非外伝まで全冊読んでほしい。
Posted by ブクログ
めっちゃ面白かった!
闘蛇を全滅させた責任を負わせられ、闘蛇に食い殺されるという母を追ってきた主人公の少女エリンを救うため、母は禁断の指笛で闘蛇の一頭を制御し、自らの命と引き換えに娘の命を守るところから物語は始まります。
そのエリンを助けて育てたのが、蜂飼いのジョウン。このおじいさんが素敵。
動物に対する観察の仕方などから獣ノ医師になることを勧め、無事入学。そこでの弱りきった王獣との出会いから、エリンが獣ノ医師を目指す学友たちと共に成長していきます。
今まで読んできた上橋作品の中でも一番好きかも!
続きが楽しみ。オススメです!
Posted by ブクログ
久しぶりの上橋菜穂子さん。本屋でも良く見るシリーズなので気になって手に取った。
読み始める前、登場人物一覧のファンタジー特有の難しいカタカナ名にちょっと怯みそうになったけど、読み始めたら全然そんなこと気にならずに没頭してしまった。
10歳で目の前で母親を亡くした少女の冒険譚。これから色んなことが始まるというワクワクが詰まった一冊。
不思議な生き物の登場や、どうやらエリンは特別な才を持った少女のようだと分かったり、リョザ神王国に怪しい影の存在を感じたり…続きが楽しみになった。
Posted by ブクログ
始まりは、ある村で母と二人で暮らす少女エリンが、とある事件をきっかけに母を処刑されてしまうが、既の所で母によってなんとか一命取り留める所からスタート。その後エリンは、母の職業であった獣ノ医術師になることを目指して苦難に立ち向かっていく物語。
お話のキーとなるのは、硬い鱗をもつ龍のような闘蛇と美しい体毛を持ちながら闘蛇の硬い鱗も噛み切ってしまうほどの王獣と呼ばれる架空の生き物。彼らに並々ならぬ興味を抱くエリンはとても聡明であることが伝わってきて、なんとも応援したくなる主人公。
作者が描くファンタジー世界に吸い込まれ、とてもワクワクした気持ちにさせてくれながらも、暖かさを感じるお話です。
Posted by ブクログ
高校生の時に読んで好きになって以来、ずっと家に置いてあって、今回また読んでみることにした。
エリンが母に闘蛇衆の村から逃してもらい、蜂飼いのジョウンおじさんに育てられ、カザルムの入舎の試しを経て、リランの世話を任されるまで。
——この世に生きるものが、なぜ、このように在るのかを、知りたいのです。
Posted by ブクログ
ジョウンの優しさとあたたかさ、懐の深さに心があたたかくなり、涙が出そうになった。
昔にこの本を読んでいて、好きだったという記憶があり、また読んでみたのだが、エリンにを応援する気持ちと周りであたたかく接してくれる人々に心が安らいで、やはりこの物語が好きなことを確信した。
守り人シリーズのバルサの時もそうだったが、上橋菜穂子さんは何と過酷な運命を主人公に背負わせるのだろうと思った。だけど、芯の強い主人公たちの姿に力をもらえる自分がいて、本当に物語にひき込んで行く上橋菜穂子さんのすごさに嘆息する。
Posted by ブクログ
久しぶりのファンタジー。一度読んでみたかったのですが、思った以上に面白い作品でした。老若男女が楽しめる作品だと思います。
「闘蛇編」は母とエリンの関係、生い立ち、命を助けてもらったジョウンとエリンの生活と成長が描かれています。色々な民族も出てくるので、それぞれの民族文化や生活スタイル、自然との共存について描かれていて興味深い部分もありました。
闘蛇についてはエリンの母を通して描かれていますが、なかなか面白い生き物のようです。エリンがこれからかかわっていく王獣がどんなものか気になります。
匿名
さすが
ずっと読まなきゃと思いつつ読みあぐねていた作品。普段ファンタジーは読まない私でも引き込まれた。高潔なエリンや母の姿、支えてくれる人の温かさが心に残った。国や領土の成り立ちなどの逸話、獣たちに関する設定にもわくわくした。
スゴい❗
入院中の私が何気にこの本を読むこととし、消灯時間を無視して読みふけりました。
登場する人物ひとりひとり、また1頭?の心情に感情移入でき、また情景も頭の中に広がり壮大なファンタジーでした。
クスッと笑えたり、ぐっと泣けてきたりシリーズ全部読みたくなりました。
おすすめです。
アニメ「獣の奏者 エリン」を見てから読むと、
イメージしやすく読みやすいです。
また、多くの図書館では、
こちらの版が多いと思われます。
https://www.amazon.co.jp/獣の奏者-完結セット-全5巻-上橋-菜穂子/dp/406939270X/ref=pd_aw_sbs_5?_encoding=UTF8&pd_rd_i=406939270X&pd_rd_r=ff93e70b-171d-4387-ae33-7a45fc1e0a1d&pd_rd_w=dJALm&pd_rd_wg=oY5Zq&pf_rd_p=2eb5268e-6ff8-4b13-8822-fcfaa9eea37e&pf_rd_r=4PRM5QYV2EW0P58GA21F&psc=1&refRID=SG3VZXJQR5TWTQJ0HHFC
最終章の4巻が泣けます。
和製ファンタジーの傑作
NHKのアニメに騙されて(?)いままで読まなかったことを後悔しました。海外のファンタジー作品と違ってダークな要素が少なく湿度の低い世界観が新しいと思います。風景や「獣」の描写も独特の手触りがあって素晴らしい。ちょっとスーパーすぎる(笑)ヒロインの成長がストーリーの基軸ですが、スピード感があって盛り上がります。
ところで、本作を読んでいると過去の名作にインスパイアされているのを感じます。でも悪い印象はなくて、うまく乗り越えこれだけの傑作にしているのは作者の力量だと思います。
はやく続巻も電子化してほしい....
Posted by ブクログ
早く先が知りたい、と急いで読んでしまいたくなる展開、想像を掻き立てられる世界観で、読書の楽しみを再確認した。ただ、学校が舞台になると途端、道徳的、教訓めいた感じになって少し気持ちが萎えた。つくづく学校モノが苦手である。
Posted by ブクログ
『守り人』シリーズよりも面白い訳がないと高を括っていた傑作長編ファンタジー第1巻。
数ページ読むと、自分もエリン達の世界にいるような錯覚を覚える完成された世界観は、まさしく大人向けのファンタジーだと確信します❗
エリンが苦難に立ち向かっていく姿は、何だかファンタジー版おしんと言ったところでしょうか?物語はまだまだ序章という感じですが、先の展開が非常に気になるオススメの一冊です♫
Posted by ブクログ
昔アニメで見たのを思い出して購入。
話は朧気にしか覚えていなくて「ああこんな話だったのか」と初めての物語に触れたような気分になった
14年前の私が覚えていたのは母が殺されるシーンくらいでエリンの苦しみや痛みを全く分かっていなかった
決して痛みを忘れることはなく、しかし強く聡くあるエリンがとても良かった
当時私より一つ年上でずっと大人に見えたエリンは大人になってから読むとまた違った味わいがあった
子どもらしさがあまりない少し可愛げのない子に見えたが、終盤の自我、自分のやりたいことを貫こうとする姿はやっぱりまだ子どもの部分とエリンの真っ直ぐさが見えた。
続きもしっかり読んでエリンの成長を見届けたい
Posted by ブクログ
日本のファンタジーといえば、上橋菜穂子氏は外せない。そんなことを聞きながらまだ作品を読んだことはなく。
気になっていたので、こちらを購入しました。
独特な表現。文字を追っているのに、ずっと映画を見ているようで、何が起きるのか、緊張とドキドキが続く。
主人公のエリンは壮絶な経験をし、死と向き合う。
でも持ち前の溢れ出る探究心が、エリンの生きる標となり、その後の彼女の支えにもなっていく。
素直で逞しいけれど、繊細。
王獣とどうなるのか、早く次巻が読みたい。
Posted by ブクログ
続きがとても楽しみ!!
【お気に入りのフレーズ】
・蜜蜂は、針を抜かれると死ぬ。小さな虫だが、ジョウンにとっては、一匹一匹がかけがえのない大切な宝物だった。かわいそうだが、ゆるしてもらうしかない。
「宝物」という言葉がいいなと思った。私も身近なこと、もの、存在を「宝物」だと思える感性を持っていきたい。
Posted by ブクログ
7年ほど前にNHKで放送されていたアニメ「獣の奏者エリン」の原作本である。
私はこのアニメを知らなかったのだが、Ayanariyaのレパートリーとして、このテーマソングをやろうという事になった。
ならば読んでおかなきゃと。
全5冊からなる長編ファンタジー小説の、これは1冊目。
私はファンタジー系の小説はあまり読まないのだが、これは面白い。
2冊目以降も期待大だ。
で、テーマソングはNHKがスキマスイッチに依頼し作詞作曲している。
題名は「雫」。
なかなか感動的な曲です。
Posted by ブクログ
面白く、続きがとても気になる1冊だった!
アニメを先に見ていたが、それでも風景や登場人物の気持ちを想像しながら楽しく読み進めていくことができた。
読むのが辛くなる部分も多かった作品なので読み終わるのに時間がかかったが、雰囲気がとても好きなで、自分もいろんなことを感じていろんなことをやってみようと思わせてくれた物語。
Posted by ブクログ
ファンタジー小説はあまり読んだことがなく、外伝含めて5部構成という長さに少し敬遠をしていましたが、
上橋菜穂子さんの「物語ること、生きること」を読んだことで、このような経緯を辿って来られた方がどのような小説を書いているのだろう、と興味が湧き手にとってみることにしました。
(本来は順番が逆なのかもしれません。)
読み始めてみると、世界観やその時の情景がありありと伝わってくる細かい描写に引き込まれ、あっという間に5部を読み終えてしまいました。
各登場人物の心情もそれぞれリアルに表現されており、感情移入できる場面が多かったのも、先に先に読み進めたくなる要素の一つだったように感じます。
上橋菜穂子さんの作品をまた手に取ってみたくなりました。
Posted by ブクログ
主人公の少女が、暮らす故郷の村から逃れ、その先で出会った人に育てられるなか、新たな目的に目覚めていきます。故郷から逃れるときに母と別れてしまい、しかもその生死も絶望的という状況、そしてそれを行ったのが故郷の親族ともいえる人々であったこと、そういった特殊な背景を持つことになった少女エリン。そんなエリンを救った蜂飼いのジョウン。山奥で蜂を飼うという暮らしによって、人ともあまり交わらず、動物と暮らす日々により、エリンは生き物に対する興味を伸ばしていきます。それを父親のようにジョウンは育て、見守っていきます。幼くして悲惨な過去を背負ってしまった少女が、それを癒し、苦難にも立ち向かえるものに目覚めていく物語にわくわくしながら読ませていただきました。
Posted by ブクログ
守り人シリーズの時もそうだったけど、壮大な大河ドラマの第1話に出会ったような感じ・・・。 闘蛇や王獣という現実離れしていた獣の存在もあり、その不思議な世界を想像しながら、主人公エリンや彼女を取り巻く人々、そして何よりも上原さんが描く彼女の優しい心根の表現にグッと惹かれてる。次の「王獣編」の裏表紙には、エリンが王獣と心を通わせある術を見出し、王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく・・・とある。 読まないわけにはいかない・・・。(o^^o)v