感情タグBEST3
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運動が脳内ホルモンを活性化させ、肉体のみならず精神的にもプラスに働き鬱病やリハビリでも想像を超える効果をもたらすと言う内容。事例が豊富で、科学的な説得力がある。運動すれば幸せになれると言う事。
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運動の効用は広く知られているところだが、改めて運動が人の幸福のためにどれだけ重要かを科学的に説明してくれている。
原始人は狩りで走っていたことから持久力を発揮すると報酬を得られるように人間の脳ができていること、内因性カンナビノイド、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィンなどの脳内化学物質が分泌されハイになること、なにかをきっかけにして運動の喜びを思い出すプレジャーグロス、運動によりうつ病や不安症が軽減されること、斉一な行進が実際に敵を畏怖させる効果があること、他の人との一体感と幸福の関係、音楽が実際に強壮剤となりうること、ウルトラマラソンなど困難を乗り越えるとレジリエンスが高まること、グリーンエクササイズやマインドフルネスなどなど。
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さあ、本書を読んだら運動しよう!
原題「The Joy of Movement」。同じ筆者のベストセラーに合わせた邦題だろうが、こっちのが本書の中身を的確に表している。
運動することによるメンタル面の効果、ランナーズハイから始まり共に動くことで共感する力、そして自然との触れ合いへと筆者の論は展開していく。
人が持久力と共に身につけたこれらの能力。進化の過程で必要だったのだろう。運動した後の達成感も、一緒に汗をかいたことによる仲間意識も、大自然との一体感も、いずれも感覚的に理解できる。
持久力系のアスリートは実は過去に依存症の既往歴のある人が多いというのが興味深い。
筆者の、人生と友に対する愛情が文体ににじみ出ており好感が持てる。
定期的な運動、本書を読むとさらに充実したものになりそうである。
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プレジャー•グロス効果、パワーソングの話は共感した。
1番インプレッシブな言葉は「ゴールしたことは奇跡ではない、スタートラインに立つ勇気をもてたことが奇跡なのだ。」。
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運動が幸福感につながるということを科学的に説明してくれている。
そしてメンタルの弱さに悩んでいる人にはヒントになる。
この本を読んで、走ろうという気持ちになり、今、毎朝走っている。
運動を始めるきっかけとなる良書だ。
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運動の科学。非常に興味度合い高い領域であるため読書。
メモ
・有酸素運動、心臓が鍛えられる。
・運動は人間の幸福にいかに貢献するか
・人間の幸福感はコミュニティで深まる。体を動かすことは人を結びつける
・20分のややきつい運動でハイになる。持久力を発揮することで得られるもの
・人間の白目が大きいのはアイコンタクトによるコミュニケーションがしやすくなるため。
・自然とつながりたいという人間の切望をバイオフィリアという
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”運動が体にいい”ということを脳科学、心理学、運動生理学などのあらゆる角度から分析してあり説得力はある。
しかし、読んでいてあまりにも多岐に渡った説明でピントがぶれてくるし、「じゃ、どんな運動が良い?」となると意外と曖昧。
筆者がヨガのインストラクター(そんな事まで出来る才人とは!)ということもあって、みんなでヨガをやれば幸せ、みたいなところがあって読んでいて飽きてくる。
他人と一緒に身体を動かすのが苦手(というより嫌い)な私などはどうすればいいんだか…。
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運動はランナーズハイなど、爽快感を感じるとき麻薬のような依存性がある。よっぽど麻薬より健康的
。筋肉が疲れると乳酸が分泌されるが、乳酸は脳に入ると不安を取り去る働きがあるそう。6週間くらい続けて習慣にしてしまうのがいいそう。
一流のプロカヤック選手はオールを自分の手足のような感覚を持つことがある。
何か取り組んでいるスポーツ(テニスなど)があれば、毎日コートに立てなくても自分の手足の感覚となるまで、ラケットを握っているだけでも練習になるのでは?と思った。
著者はヨガやエアロビのような集団でレッスンを受けるタイプの運動が好きで、若くして講師になっている。(教授と兼業?)集団で同じ動きや踊り、歌を歌うことの一体感、絆、仲間意識の芽生えについて言及している。この仲間意識、集団行動と聞いて嫌な感覚ばかり思い出されてしまうのだが、日本の学校で生まれ育つととにかく集団で卒業式や入学式、合唱や組み体操などをやらされる。アメリカで育つと集団行動に対してこうも肯定的な感覚を持ち得るのかとびっくりした。
没個性を押し付ける組織で一つのピースとして扱われるのと、一人一人が違う特別な存在として扱われる社会とで同じなはずがないのだが。
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スタンフォードの自分を変える教室以来の著者の一冊
運動と脳科学がテーマ
運動による効果で鬱病が改善するなど
人と助け合うことで、どんなに困難な状況でも最後までやり抜く力がつく
太古の昔から草原を駆け抜けてきたことを思えば、人間の脳が自然の中を走り回ることに如何にフィットしているかは当然のことかもしれない。
現代の生き方が長い目で見れば、異常かもしれませんが、今の生活を捨てられない自分もいる。
脳と運動をテーマにした本が多いけど、そこに仲間という視点からもみれたことは新鮮な感じがしました。
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ベストセラーだし、おそらく良い本なのだと思う。運動についてはその良さがだいぶわかってきているし、時流に乗った本でもあると思う。
しかし、内容が冗長すぎる…。「○○州の✕✕さんは体型に自信がなく、これまで運動してこなかった」というエピソードがたくさん挿入される。それも5人や10人ではなく、数十人のエピソードが登場する。 それらは似通っていて個性に乏しいので、正直記憶に残らないというか、なぜわざわざ入れるのか理解が難しい。
こういうテイストの本であると言われればそれまでなんだけど、まぁ自分の好みに合わなかったと言う事なんだと思う。筆者の本を読むのはこれで2冊目だが、 前作も同様のスタイルだったように思う。多分この人の作風なんだと思う。
運動について知りたければもっとすっきりまとまった新書や専門書を読むことをお勧めするし、 具体的なエピソードが知りたければノンフィクションのリハビリストーリーなどを読めばいいと思う。正直に言うと中途半端な一冊だったなぁと言う感想になる。
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原題「THE JOY OF MOVEMENT」の通り、
運動するって楽しいと思ってしまう理由が様々書かれている。
我が家の周りで休日などに走っている人達を横目に見ながら「よくやるなぁ」「物好きだなぁ」(失礼)と思ってしまっていたけど、
走ることが健康に良いだけでなく、麻薬のように続けたくなる脳への働きかけがある事、
一人で運動するよりも他の人と共に活動するとより効果をあげる事、
運動と音楽の相性が良い事などなど、
読んでいくうちに走りたくなってくるストーリーが沢山あった。
また、海外には運動に関する催しやグループ(ウルトラマラソンやグリーンジム他)など、様々あって日本より進んでるなぁと感じたが、
意外と日本にもあるのか?そういった興味も湧いてきた。
邦題の付け方がイマイチなのと、原文のせいか訳し方のせいか非常に読みづらく助長気味なのがマイナス。
Posted by ブクログ
ケリーマクゴニガル先生の最新作という事で手に取った本書。
書かれていることは運動が脳にも良いという事。
他にも似たような事を書く本を読んだ事があるだけに少し残念な印象。
ただ、運動を行うことによる効果を知りたい人とか「人生が変わる?どのように?」と疑問に思った人にはオススメ。
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1.大好きなスタンフォードシリーズなので購入しました。
2.運動することがどんな効果を与えてくれるのか、主に2つ、のテーマで書かれています。初めはランニングをテーマに書かれています。習慣化することで、中毒性が増し、自ら進んでやりたくなります。これについての細かい内容が書かれています。
次に、集団運動について書かれており、これがストレス発散だけではなく、鬱病などの治療に効果的であることもわかっています。また、個人で努力するよりも、結果が出やすいことがわかり、重要視されているということです。
3.音楽を聞きながら運動するのが良かったり、集団でやる運動が良かったり、意外なことがわかりました。普段、自分がランニングをする際は音楽を聴いてますが、理にかなっていたことがわかってよかったです。
この本は神経系の話もされており、今の自分には、理解ができない部分が多々ありました。引き続き、再読していきたいと思います。