幼なじみ同士の柿谷と周防は高校卒業と同時にルームシェアを始め、共同生活もそろそろ6年を過ぎようとしています。柿谷は広告代理店のライター、周防は美容師としてそれぞれの道を歩みながらも、常に互いの一番近くにいた2人。友達と呼ぶには近すぎるけれど、はっきりと名前のない関係は永遠には続かない。そんなことは分かりきっているのに――。
『アンチロマンス』という作品タイトルの通り、徹底的にリアルでドライな雰囲気が本作の最大の魅力！ 共同生活を営んでいるアパートにはそれぞれの個室があって、食事を共にすることもありますが、そこに流れるのは淡々とした生活の空気。それだけに、柿谷が料理中の周防の方に顎を乗せたり、周防が居酒屋で居眠りする柿谷の耳元のほくろを触ったりといった何気ないスキンシップにしびれるのです……！ お互いに何気ない風を装いながらも友達以上の距離に踏み込む瞬間の、緊迫感漂う空気がこちらまで伝わってくるようで呼吸困難必至!! 食えない性格の先輩・十和田（すでに彼のスピンオフが読みたすぎる）の後押しで新たな関係への一歩を踏み出した柿谷に、周防はどう応えるのか。甘くない2人の恋の行方から目が離せません！
明治時代の旧家に生きる男たちが人間ドラマを繰り広げるシリアス作風の『憂鬱な朝』（徳間書店）が大ヒットした日高ショーコ先生。打って変わって現代を舞台に今時の若者を描いた本作には、ファンからの熱視線が注がれています。人気作を通り越してもはやBL漫画界のバイブルとなった『花は咲くか』（幻冬舎コミックス）に並ぶ代表作となるのか、次巻が待たれます!!
感情タグBEST3
これが読みたかった
心待ちにしていた日高ショーコ先生の眼鏡ですが期待を裏切らない心理描写に心がやられてしまいました。拗らせ片想いはハズレがないですね続編が楽しみです。
やっぱりすごい
日高ショーコさんの描くお話は本当にどれも良いですね。
話の間やテンポなどとても引き込まれます。
今回のお話も、とてもじれったいのですが、気持ちがすごくわかる。感情を本当に丁寧に描いてくださる素敵な作品です。
次巻も楽しみです！
続きが気になる
作者さんが好きで、気になっていたのですが、買って正解でした。二人の関係を崩すのが怖くて前に進めない…高校から6年間、募らせた思いを相手にぶつけた時のお互いの気持ちやこれまでのこじれた6年間を丁寧に描かれていてます。早く二人の幸せな姿を見たいです。
さすが
空気感といい、間といい、別格な雰囲気。
絵はもちろん見やすい上にきれいでおしゃれ。
萌えもある。
当て馬的な彼は好きじゃないけど、彼のおかげもあったり。
さすがです。次が楽しみ。
正解
迷っていましたが買って正解でした。日高先生の描く男の人って何でこんなに素敵なんでしょうね…
高校の同級生で、6年間も同居しているところから付き合うとなるといろいろ難しいんでしょうね〜。設定がリアルで絵も上手いからとても面白いです！
待ってました！
日高先生の作品が大好きなので発売を待ってました！憂鬱な朝の世界から一転、現代もいろいろと壁があるんだなぁと思いながら読みました。次巻も楽しみにしてます！
同居のリアルな距離感
もどかしいくらい2人の関係は変わらないように見えるけど、所々でお互いへの執着が見られて、それがリアルでした。
一人は恋心を自覚しつつも6年隠して生活して、また一人はそれに気づきながらも気づかない振りをしてでも一緒にいたかった。
あとがきにも書いてありましたが、一緒にいた時間が長いのですぐにどうこうなる訳ではなく、2人の時間の流れの中で丁寧な心理描写がされています。続きが楽しみです。
最高
作家買いしている先生です！日高先生の描く絵は人間味があって現実にこんな人いるよね、と毎回思う。でもやっぱり漫画としてのイケメンなのかなぁ。
作者さん買いです
久しぶりに、この作者さんの作品を読んだのですか、絵が綺麗。
見惚れていて、なかなか読み進められませんでした（笑）
お話の方も良かったです。
幼なじみものは少し食傷気味なのですが、作者さんを信じて購入…結果、大正解でした‼︎
今巻ではこれまでの経緯や葛藤などが描かれていて、次巻で完結の模様。
次巻が楽しみです。
幼馴染と同居し6年。気持ちを知りつつずるずるといくがでも先に進めない。少し胸が締め付けられる作品。上司とバーのオーナーさんも同様。でも続きがすごく気になる。
実際は…
二人の距離感がゾクゾクします。
たぶん両片想いなんだけど、前に進めない。進んで今の関係が壊れる事の方を恐れたんだと思う。６年は長いと思うけど、実際はこんな感じなのかな〜と胸が苦しくなった。切ない…
前進した二人を是非見たい！！
全216ページ。
表題作のみです。
幼なじみで同級生の周防×柿谷のお話。
お互いに気づいてるけど、気づかないふり。
今の関係を崩したいけど崩したくない。
んー、この2人の関係、この先どうなるのか気になりすぎる！
続きをすぐさま読みます！
ちなみにこの巻に関してはエロ無しです。
面白かった
２冊読んで。
漫画なのにリアリティあるというか、こんな事も本当にあるんだろうなぁーと思わせる感じが凄いです。
どっちも悪くてどっちも悪くない、すれ違いともまた違う…
何回も読みたい！と思う漫画ではないけれど、必ずまた読むだろうなと確信してます。
ホントに絵が素晴らしい。
短編映画を観ているような陰影のある横顔だったり、些細な表情の変化だったり、先生の描く作品はホントに美しい。
いつのまにか居心地がいい関係になってしまった２人がこれからどんな一歩を踏み出すのか、ドキドキハラハラの終わりでした。
主人公CPの他に、気になるCPが２組。
戸和田さんとバーのマスター、美容院の店長と同級生。どっちのスピンオフも読みたーい。
匿名
学生時代からの親友、からの同居、葛藤、からの恋人、まだ恋人とは言い難い終わりだったけど、二人とも今まで目を背けていた気持ちに向き合ってそこから抜け出そうとしている。
王道のシチュエーションなのにおもしろい。
まだ蒼く
先生の作品は全部持っておきたくて購入しました。高校の同級生から6年、変わらない関係を続けてきたけれどそれぞれ転機がやってきたようです。二人が接している大人たちがとても良い。私の好みは蒼さを通り越した彼らのような年齢なんだと思う。この先、どのような落とし所に持っていくのでしょう。巻末に「あと一巻かな」とありましたが、果たして。
続きが気になる
日高ショーコ先生相変わらず絵がお上手で…。
幼馴染で同級生で同居人の二人の青年が、互いを特別に思いながらもうまく距離を詰められない物語です。
ふたりの温く心地よくてもどかしい6年に、外部からの刺激が加わることでどのように変化するか楽しみです。
う
っっっうおおぉうぉうおーーー！！なんじゃこゃあーーー！！っもうっもっだもだ！そんで、えへぇえぇえぇ〜ってとこでおわったし？！（どんなとこかは読んで！！）読んで！！
さすがショーコ先生！
幼馴染みで同級生ですんなりとはいかない。とてもとても丁寧に描かれています！すぐに物語に引き込まれました。完全に作家さん買いです。絵もきれい！これからどんな展開になるのでしょう…待ちきれません。早く続き読ませてくださーい！
めっちゃ良い！お勧めしたい！
幼馴染で同級生で、今は同居人。すれ違いの言葉、お互いへの甘え、意識し合っていることは絶対口に出さない態度。枷にはまってもがいてる2人を淡々と熱く描いている、まさに求めていたBLがここに有りました！
読めばハマります！次巻が楽しみ〜‼︎
久しぶりに・・・
すっごい久しぶりに、日高先生のマンガよみました。
やっぱり、いいです。
あ〰️、でも今回はじれったい！お互いに自分の気持ちに気付いてるのに、現状が壊れるのが怖くて蓋をして………。
これから先、どんな風に進んでいくのか楽しみです。
日高ショーコ先生大好きです！作者買いです。
ついに亮が動き出しハッキリ言われた時の周防の表情が困惑しててすごく良かったです。
今まで曖昧にしてきた関係がついに進むのか‥‥。
戸和田さんは一見嫌な奴だけど、戸和田さんのおかげで亮が踏み出せたので私的には感謝してます！
二人の心情を丁寧に描いているので、サクサクとは進みませんが、読み応えがありました。
絵も、ストーリーも、しっかりしているので安心して世界観に浸れます。
同級生…
同棲もとい同居して６年ってキツイ！
ほぼ何もなしだもんねぇ(T-T)
やっとのキスも何か手応えなし
フワフワしてる関係のまま…
しかしコレはスピンオフ満載でしょ！？
こちらの作者さんの絵が大好きです。
ストーリーは…じれったいくらい
進みがゆっくり。お互い大好きなのに、
6年もルームシェアしていて、何も
事をおこさず。でも、2人のそれぞれの
気持ちの葛藤が、手にとる様にわかります。
早く次回が読みたいです
幼馴染で同級生で友達で同居人をずっと続けてしまったためにもう後にも先にも進めない窮まった状態になってしまった2人です。
劇的な進展がないならばこの先どうなるのか続きが楽しみです。
もだもだ感
同居６年かぁ･･･。
ただの友達期間もいれたら、かなり長いお付き合い？
今更、気楽だった友達関係を壊すのは、勇気要るよな。
後ろ髪引かれながらも思い切って諦めて、他の相手を探すのも結構しんどいだろうしね？
リアルゲイの人も、好き同士とセックスが直結してるって訳じゃない人多いと聞くし。
ＢＬマンガ(エンタメ作品)としては、なかなか難しいトコロを描いている作品ですね。
この二人実在するのではないかと思ってしまいます。
ゆっくりとした空気が流れていて6年と時間だけがあっという間に過ぎてしまいましたが、この先どうなるのでしょう。
ゆっくり丁寧な描写と展開が魅力的な作者様ですが、花は～、憂鬱な～、と同じように丁寧すぎるあまり＋登場人物の抱えている過去の深掘り と直接恋愛が絡まない描写への重視が多い気がし、いわゆるBL要素が少なく、長編になればなるほどう～ん……という感情に。
初恋の～、嵐の～、のような一冊読み切り展開のほうがぎゅっとBL要素も凝縮され読みやすく面白い。こちらの作品も途中で仕事での考え方重視に方向転換しなければよいのですが…。
日高ワールドですねぇ
少しずつ少しずつ温度が上がって、沸騰して吹き溢れる！
この間合いが上手いんですよね。空気感。こういう空気感まで描ける漫画家さんは数がそんなに多くないので、貴重です。あ、でもBL界にはちらほらお見かけしますねー。情緒を描くって大切！
